2023年2月21日起業・創業

事業計画書がなかなか進まない人必見|事業計画書もくもく会

起業・創業を考えている人なら「補助金や助成金を活用するとき」や「金融機関で融資を受けるとき」に必要となってくるのが事業計画書。

初めて事業計画書を書いてみるとなかなか進まない・・・と手が止まる方も多いと思います。
しかし、「起業の成功率を高めるため」や「自分の頭の中を整理するため」にも事業計画書を作成して事業化に向けた行動を明確にすることはとても大切ですのでアドバイスをもらいながらでもきちんと書くことをお勧めいたします。

そもそも計画書ってどんなことを書くの?

事業計画書は、様々な項目がありそれを具体的書き出すことで、創業者の思考を整理します。

・どのような目的で事業を起こすのか
・取り扱う商品やサービスは何か
・事業売り上げの目標や流れ
・取引先はどのようになっているか

上記のようなことを具体的に書き出すことで可視化します。
頭の中で思い描くだけでなく、実際に書き出すことで、新しいアイディアや、抽象的になっている部分を知ることができます。

事業計画書のテンプレートは日本政策金融公庫から

事業計画書のここがムズイ!

皆さんは事業計画書をスムーズに書くことはできますか?
一度書いてみると意外とつまずく人が多いと思います。特につまずきやすいのが、
「必要な資金と調達方法」や「事業の見通し」などがあげられます。

必要な資金と調達方法

例えば飲食店を経営しようとしている時、店舗の内外装工事はどちらの企業にどれくらいの金額でやってもらうのか、仕入先、広告費など、設備資金と運転資金ではどのくらい必要なのか細かく具体的にイメージできていますか?
またこれらの資金は自己資金とは別にどこから調達しようとしていますか?
もし、必要な内訳と見積先、金額などが、すぐに頭に浮かばなかった方は、一度事業計画書を書いて可視化してみましょう。

事業の見通し

あなたがやりたい事業でどのように利益を出していくのか具体的なイメージは持っていますか?
例えば、創業して1年後、どのくらいの売上を出していますか?ランニングコスト(家賃・人件費・支払い利息など)はどのくらいかかりますか?

あなたの営業するお店は何時から何時まで営業して、何人が来客し、営業している間に何回転して売上金額はいくら出すことができますか?

など、具体的な事業設計を書いていく必要があります。
1年後、あなたのお店はアルバイトを雇っているかもしれません。創業当初とは違った環境になっているはずです。
数年後の未来もしっかり設計してみましょう。

事業計画書を書くメリット

このように事業計画書では現在のことだけでなく、数年後の未来を想像しながら書く箇所もあるので、初めての方は戸惑うことも多いでしょう。

しかし、冒頭でもお伝えした通り、事業計画書を書くメリットはたくさんあります。では一体どのようなメリットがあるか、解説していきます。

メリット①必要な支援が受けやすくなる

事業を新しく立ち上げる時や、事業拡大を考えている方ならまず頭に浮かぶのが「資金」ですよね。
自己資金で足りない場合、金融機関やベンチャーキャピタルからお金を借りることを考える人も少なくないはずです。

そんな時に事業計画書があれば事業者の頭の中が可視化され、相手に正しく理解されます。

特に資金を提供する側にとって借りる側の資金繰りはとても気になりますよね。

このように金融機関や投資家から出資してもらう時に相手の判断指針となるような情報を開示することはとても大切です。

また、国や自治体から補助金・助成金を受ける対象であれば受け取りたいですよね。

あなたの事業はどのような内容に基づいて実施するのか細かく事業計画書に書きましょう。そうすることで、補助を受けられる事業内容であるか審査する方に正しく理解してもらえるでしょう。

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メリット②頭の中を整理する

事業計画書はあなたが考えている事業の全体像を明確にし、ビジョンを実現させるための具体的なプロセスを示します。
あなたは自分のアイディアを細かく自信をもって明確に伝えることはできますか?
第三者に「面白い!応援したい!」といってもらえるように言語化・数値化することで頭の中を整理しましょう。

事業計画書を書くと自分の事業を客観的に見ることができるため、問題点はないか、あなたの強みは何か改めて知ることができるでしょう。

その結果、解決させるべき課題の優先度をつけられたり、強みを再認識することで軌道修正したり、正しい経営戦略をたてることができるでしょう。

事業計画書もくもく会って何?

ここまで読んでいただきありがとうございました。

事業計画書を書くメリットは事業アイディアの抜け漏れはないか、方向性や道筋はビジョンと合っているか再確認できる点です。失敗した時も事業計画書を見直せば改善する箇所を見つけやすいでしょう。

でも最初からスラスラかける人は多くありません。
そんな人をサポートさせていただくために、Lagoonでは毎月第2,第4金曜日に「事業計画書もくもく会」を開催しています!こちらはどなたでも無料でご参加いただけます!!
このイベントの時であれば、過去に創業相談をされた方も無料で相談することができます。また、今から書き始める方、もうすでに事業計画書を書いたという方もLagoonのスタッフにアドバイスを受けることができますのでぜひご参加ください。

イベント概要

事業計画書もくもく会

【日時】
毎月第2,第4金曜日
【場所】
LagoonKoza
【参加費】
無料
【参加方法】
受付で「もくもく会へ参加」とお伝えください。