2024年1月9日イベントレポート

「起業家」という生き方を学ぶ!|スタートアップラボvol.5第2回講座

2024年1月8日(月)に「スタートアップラボvol.5」(以下、スタラボ)第2回をLagoon KOZAにて開催しました!!

本日のイベントでは、500社以上のスタートアップ企業の創業期に携わってきた麻生要一さんから「起業とは何か?」についてお話ししていただきました。

「ビジネスモンスター」麻生要一とは

19時からスタートしたイベントは、麻生さんの自己紹介からスタート。
名刺が20枚あるので、全て紹介すると20時間かかると冗談交じりに話し、自身のことを「起業家・投資家・プロ経営者」と紹介する麻生さん。
ゼロからの起業支援を200社、創業期の支援を入れると500社、社内新規事業支援を含めれば、やっていないビジネスモデルがないとお話しされていました。
「人生が起業とか創業にまみれている」とご紹介されることが多く、最近では「ビジネスもンスター」と称されることもあるそうです。

また、絵人として活躍しているという意外な一面も。

 

起業とは何か?

麻生さんから、受講生へまず最初に「起業とは何か」という問いかけがありました。
一言で「起業」というがその形は様々。
起業に唯一共通していることは「何もないところから会社を創ることぐらい。それ以外は十人十色で全く違う」そうです。

ここで読者の皆さんにも質問です。
スタートアップ、ベンチャー企業、中小企業、事業承継そして零細企業。
これらの言葉の違いを答えられますか?
自分が作りたい会社は何に当てはまりますか?

起業や経営方法は100人いたら、100通りあります。しかし敢えていうなら「オーナービジネス」と「スタートアップ」の2通りである。
麻生さんは「(どの方法で起業するかを)自分で選ぶ必要があるが、ほとんどの人は何となくで無自覚的に選んでしまっている。その違いを創業する前に知っておいてほしい」と語りました。

 

オーナービジネスとスタートアップの違い

次にオーナービジネススタートアップの違いについて学びました。
麻生さんによると、オーナービジネスとスタートアップの違いは「創業モデル」と「成長ペース」にあるとのこと。「何を目指すか、どのように成長するかに大きく違いがある」と説明しました。

他にも「成長率と成長額の違い」や「所有権」など、具体例を用いて説明していただきました。

最後に「自分のやろうとしているビジネスの、最終的な売り上げの規模感がどれくらいなのかでどっちのスタイルが合っているのかを選ぶといい」と受講生へのアドバイスがありました。

そもそも、起業家とは何か

続いて、そもそも起業家とその他の働き方は、何がどう違うのかについてお話しいただきました。
お金の稼ぎ方・決め方・責任の取り方など、起業家は他のすべての働き方と異なり、起業家は投資家・経営者・マネージャーを兼ねた人であると、麻生さんは説明してくださいました。

 

起業家という生き方

「なぜ起業家は起業家になるのか」という問いを受講生に投げかけました。
「一攫千金・稼げるから」という理由はもちろんあるけれど、それだけでは失敗する。大切なのは「起業家という働き方でしか達成できないことなのかどうか」とお話ししてくださいました。

更に、自身が投資する条件を交えて、今を時めくスタートアップ社を当時の秘話を含めて紹介してくださいました。

最後に、「無用な失敗や不安を取り除くためにすべき創業準備の事柄をおさえよう」と助言しました。

第2回を終えて、受講生の声

第2回を終えた受講生の学びになったこと・印象に残ったことを一部紹介いたします!

🙋「どうして起業するのか、どんな課題を解決したいのか。考えるきっかけになりました!」

🙋「スタートアップ型がいいのか、それともオーナービジネス型がいいのか。普段は考えないので、新しい知識でした。」

🙋「誰にも理解できないビジネスこそ起業家として仕事していくこと。この言葉が凄く印象的でした。」

といった声が上がっていました。

起業や起業家について改めて考えるきっかけとなり、自身の起業や事業プランに向けた意識がグッと具体的になった講座となりました。
受講生のみなさんは真剣な眼差しで、メモを取っている様子が見受けられました。
スタラボVol.5の受講生の中から、どのような事業アイデアが生まれ、どのような起業家へ成長するのか、とてもワクワクしています✨

次回講座について

「スタートアップラボVol.5」第3回テーマは、沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)の兼村光氏による「アイデアを整理する」です。

 

Lagoon KOZAではこんなことも

Lagoon KOZAでは、スタッフによる1対1での起業創業相談を実施しています。

起業するまでにどういうプロセスが必要なのかという相談はもちろんですが、
「抽象的なアイデアを、もっとより具体的にしたい!」
というような、アイデア段階でお悩みの方のサポートも行っています

無料で実施していますので、ぜひ気軽にLagoon KOZAをご利用ください!

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