2024年8月23日起業・創業
起業家必見!沖縄で融資を受けるためのポイントや流れを徹底解説!
融資とは?出資と融資の違いは?
融資とは?
融資とは、銀行や沖縄振興開発金融公庫などの金融機関から事業を行うための資金を借りることを言います。借りた資金額や返済期間によって異なる利息が発生し、返済義務が生じます。
一方で、投資家などから受ける出資と違い、経営の自由度が高いといったメリットがあります。
会社の形態が株式会社である場合、融資・出資どちらも選択肢に入り、悩まれる方が多くいます。
どちらの資金調達手段が良いか悪いかではなく、出資・融資の両方のメリットやデメリットを理解することが大切です。また、今後どのように事業を成長させたいかや、どのように進めていくのかなど、目的や方向性によってどちらかの資金調達手段を適切に選ぶことが重要になります。
融資を受ける時はどんな準備が必要なの?
では一体どんな書類を準備しなければいけないのでしょうか。自分で必要な書類を準備できるのか不安という方も多くいると思います。ここでは「個人営業」と「法人営業」に分けて、解説していきます。金融機関によって必要書類は異なりますので、詳しくは各種機関のホームページをご確認ください。
個人営業の方
①借入申込書
②創業計画書又は事業計画書
③確定申告書
④見積書
法人営業の方
①借入申込書
②創業計画書又は事業計画書
③法人の登記事項証明書(履歴事項全部証明書)
④最近時の決算書(2期分)
⑤最近時の試算表
⑥見積書
審査では、創業計画書が重要視されますので、伝わりやすく作成する必要があります。
融資を受けるまでの流れ
各種金融機関の融資の流れに大きな違いはありませんが、共通して重要なポイントは「創業計画書の作成」になります。
なぜなら、創業計画書の必要項目を埋めることで、融資を受ける際に必要な情報をまとめることができるからです。
融資を受ける際にまだ創業計画書を書いてない方は、まずは創業計画書を作成するところから始めましょう!
また、金融機関の窓口や各市町村の商工会、Lagoon KOZAなどの支援機関で創業計画書の作成サポートを受けることができますので、これから創業計画書を作成する方はご活用ください。
融資を受ける前に重要なポイントを押さえておきましょう
ここまで融資に必要なものや、契約までの流れについて説明してきました。しかし、融資は誰でも受けられるわけではございません。「知らなかった」と後で後悔しないためにも事前にポイントを知っておきましょう。
ここからは、融資に至るまでに注目すべきポイントについて、民間金融機関・公的金融機関に分けて解説していきます。
民間金融機関
- 最低限の自己資金を用意する
融資を検討する際はできるだけ自己資金を用意すること、自己資金の目安は融資希望額の10~20% - 壮大な創業計画になっていないか
創業資金額が壮大になると金融機関としては貸しづらくなる。創業初期はどれだけ小さく初めて大きくしていくかが基本! - 事業計画に矛盾はないか(きちんと説明ができるか)
例えば、月100万円の売上を見込んでいる場合は、月100万を売り上げる根拠をしっかり示せるようにすること
公的金融機関
- スモールスタートになっているか
融資の平均額は700~800万円。最低限の開業資金で、最大のパフォーマンスが出るような事業計画になっていること - 貯蓄を含めた自己資金の有無
公庫には自前の口座がないので、融資検討者の銀行口座に3ヶ月から半年間の積み立て履歴も確認する。自己資金の目安は事業費の3割 - 創業事業に関する実務経験があるかどうか
2年程度、創業事業に関連した仕事に勤めていたかどうかも重視する(アルバイトでも可)
融資の審査では、貸したお金がちゃんと返済されるかどうかがポイントになります。
また、「自己資金の有無」と「スモールスタート」が共通しています。
民間金融機関・公的金融機関のどちらを利用するにしても、上記2つのポイントは押さえておくべきポイントでしょう。
あなたの事業計画書をサポートします!
ここまで読んでくださりありがとうございました。融資の流れや押さえておくべきポイントは知れたものの自分で事業計画書を準備するのは不安という方も多くいると思います。Lagoon KOZAでは、創業相談にて事業計画書の策定や伝え方のアドバイスも行っています。今後融資を活用するためにまずは相談したいという方はぜひ下記のボタンから創業相談をお申込ください。