2026年2月13日起業・創業

創業準備を一気に進める4つのツール:ユアトリー株式会社「Fintory(フィントリー) / Torynvas(トリンバス) / Torync(トリンク) / Dettory(デットリー)」

創業相談でよく出る悩みがあります。
「アイデアはあるけど、どこから整理すればいいか分からない」「数字の見通しが立たない」「融資条件を比べたい」「計画書が進まない」——このあたりが、だいたい“つまずきポイント”です。

そこで今回は、沖縄発スタートアップのユアトリー株式会社が提供する4つのサービス【Fintory(フィントリー) / Torynvas(トリンバス) / Torync(トリンク) / Dettory(デットリー)】を、まとめて紹介します。この記事の目的はシンプルです。創業相談の前に、相談者がまずは自分で考え、進められる機会を増やすことです。

ユアトリー株式会社は、代表の上原宇行さんが沖縄振興開発金融公庫で培った金融マンとしての経験を基に、2023年7月に創業しました。上原さん自身が「起業家やクリエイターのストーリーに価値を付加するプラットフォーム」を構想し、事業を進めてきました。
また、伴走支援でスタートアップや中小企業に提供してきた知見をプロダクトにして届けることで、もっと多くの経営者を支えたい——そんな考え方から、ミッションを「経営者に、右腕を授ける。」へと刷新しました。

まず全体像:4サービスの役割分担

ざっくり言うと、役割はこうです。

・Fintory(フィントリー):Excel様式より圧倒的に楽で、正確に創業計画書を作成できる
・Torynvas(トリンバス):キャンバス・フレームワークで事業アイデアを構想し、AIと壁打ちして磨きあげる
・Torync(トリンク):副業収入や生活費まで含め、創業前のリアルな「創業収支」を試算する
・Dettory(デットリー):返済条件を変えながら、複数の返済シミュレーションを横並びで比較する

使い分けの目安
・創業計画書を作成する、創業融資を借りる:Fintory
・事業アイデアを磨き込む:Torynvas
・副業収入や生活費まで含めた「創業収支」を計算する:Torync
・様々な返済条件を比較する、返済負担を高精度で確認する:Dettory

相談前にこれらで検討が進んでいると、当日の相談内容がかなり濃くなります。

1.Fintory(フィントリー):創業計画書を「作りやすくする」ための作成支援

Fintory(フィントリー)は、金融機関に提出する創業計画書を、Web上で簡単かつ正確に作成できるサービスです。公式の創業計画書様式への対応もされており、金融機関との相談がスムーズに進みます。
また、AIレビュー・用語解説・バンカー目線のアラートなど、「あったら助かる」サポート機能が多数搭載されており、記入例を見ながら一人でExcelに打ち込むよりも圧倒的に楽に作成可能です。

こんな方におすすめです。


・創業計画書を作成したい
・創業融資を借りたい

2.Torynvas(トリンバス):アイデアをキャンバスで整理し、AIで壁打ちする

Torynvas(トリンバス)は、事業構想をキャンバスに落として整理し、さらにAIレビューで壁打ちできるツールです。
キャンバスは、既存型の事業に向く「ビジネスモデル・キャンバス」と、仮説検証型に向く「リーン・キャンバス」を切り替えられます。

こんな方におすすめです。

・事業アイデアがまだ“ふわっと”していて、言語化から始めたい
・誰に何を届けるのか、価値提案を整理したい
・相談当日、何を論点にすべきかクリアにしたい

創業相談前にできること(持ち込み歓迎)

☑️キャンバスを7〜8割埋める
☑️AIレビューを回し、指摘が多かった点をメモしておく

3.Dettory(デットリー):「よく検討する=よく比較する」を、数字でできるようにする

Dettory(デットリー)は、融資の返済条件(借入金額・金利・期間・据置など)を入力し、複数の返済計画を並べて比較できる返済シミュレーションです。比較表には総支払利息、総支払額、毎月返済額などが並び、返済予定表も表示できます。

こんな方におすすめです。

・「いくら借りるか」だけでなく、「どう借りるか」で迷っている
・据置の有無や期間差で、毎月の負担がどう変わるか見たい
・借り方の候補を2〜3案に絞って相談したい

創業相談前にできること(持ち込み歓迎)

☑️条件違いで2〜3パターン作る(例:据置あり/なし、期間短め/長め)
☑️「一番不安なパターンはどれか」を自分の中で言語化しておく

4.Torync(トリンク):創業前に「生活も含めた現実」を試算する

Torync(トリンク)は、事業収支だけでなく、軌道に乗るまでの生活のことも含めて、副業や生活費まで入れたリアルな収支計算を行い、不安を軽減するためのツールです。

こんな方におすすめです。

・売上が立つまでの期間、生活がどうなるか見通したい
・副業スタートも含めて、無理のない計画を立てたい
・「必要な資金はいくらか」を現実ベースで把握したい

創業相談前にできること(持ち込み歓迎)

☑️生活費・固定費を入力して、耐えられる期間を確認する
☑️収支が苦しくなるタイミングを把握しておく

創業相談の申し込み:ツールは任意、でも“準備があると相談が深くなる”

4つのツールは、全部使う必要はありません。気になるところから1つ触るだけでも、相談当日の話が一段進みます。
もし作成したものがあれば、当日はその画面・メモ・数字を持ち込んでください。こちらで一緒に前提条件や表現、次の打ち手まで整理していきます。

創業相談のお申し込み:
https://lagoon-koza.org/contact