2020年7月2日events Hello! New Normal イベントレポート 起業・創業

【開催報告】「こ」の時代のサバイバル:Hello! New Normal #はろまる

Hello! New Normal 、テーマ企画第2弾は、「こ」の時代のサバイバルと題し、

”個”の時代における生存戦略、”コロナ”の時代だからこその可能性をお聞きしました。

イベントのアーカイブ動画はこちらから!

【個人で様々な能力やスキルを持つ人達が、価値を簡単に収益化できるしくみをつくりたい】trevaly/amply:金城辰一郎氏

金城さんが提供しているサービス動画共有アプリ「trevaly」は、地図上から飲食店を動画で探すことができるサービス。動画数も19,000本、動画ダウンロードも21,000DLあり、Instagramのフォロワーも140,000フォロワーいるなど、インスタのコミュニティを中心に人気を集めているアプリです。

しかしコロナ禍の中で、メインの観光系のコンテンツへかなりの打撃がありました。

そこで、すばやくコロナ禍の中で素早くニーズの転換を察知し、Webイベント配信のための新サービスを提供開始したのです。

その新サービスがamply。個人でウェブセミナーなどを簡単に収益化できるサービスです。
なんと、約1ヶ月ほどでつくったサービスだそうです。そのスピード感がすごい!

今回のイベントも、この「amply」を実際に使用してのお届けでした。
主催者として、使用した実感としては
・イベントの立ち上げ時に必要な情報がまとまるので告知が楽
・イベント説明〜チケット販売まで一連の流れでできるので楽
・ZOOMや配信のアドレス告知を自動でしてくれるのが楽
そして何より
・イベントのリマインダーを自動でしてくれるのが超ラク!!!
という感じでした。

「個人で様々な能力やスキルを持つ人達が、価値を簡単に収益化できるしくみをつくりたい」という金城さんその思いが具現化したようなサービスです。

【「非目的型購買」を促進する、商品探しのメディアを】 EC-GAIN:村田薫氏

ソーシャルEC「temite」を提供するEC-GAIN
選択肢が多様になったことは嬉しいですが、商品の「探し疲れ」を経験している人も多いとのこと。そこで、専門家が勧める優れた商品を購入できる=ウェブ上のセレクトショップ を展開するのが「Temite」のサービスです。

うんちくも含めて販売してくれるとのこと。とても気になります。
中には、シャンプーコーディネーターや、オリーブオイルソムリエの方がいるそうです。在庫を抱えないECならではのサービスですね。いずれは個人の細かいリクエストに合わせた注文もできるようになる想定。


こちらのサービスでも、セレクトする人が販売に係る細々とした作業がなくなる仕組みになっています。なんとなく色々見ている中で気軽に買い物できる、それを「非目的型購買」と呼ぶそうです👀
コレは確かに、ついついポチってしまいそう…。

好き、だからこそ知ってる商品のことを紹介することで、サービスが成立するしくみですね。

【金城さん】急な事態への対応、しかし長期的なビジョンを持って

金城さんは、TrebalyからAmplyの立ち上げへの急シフトについてこう語ります。

「非常事態宣言後、数字がかなり下がり、メインのクライアントの売上も下がっているところで、トレバリのサービスも厳しい状態だった。そこで、仲間とともに今やるべきサービスについて徹底的にリサーチを行い、100個も200個もアイデアを出すところからはじめた。」

「視点として、できるだけビジネスモデルがわかりやすく、売上がわかりやすいモデルであること。そして、この状況が収束したあとでも長期的に求められるサービスを探した。」

「自分自身もオンラインサークルに参加したり、周囲の人々や有名人などの行動変容やSNSの変化を追う中で、こういったサービスが求められているのではと感じた。シンプルなツールだとしても、オンラインのイベントやセミナーなどはこれからも併用されていくと感じた。」

「正直、この2年間Trebalyに全ての時間と労力を注ぎ込んできたため、それを信じたい、終わったあとにもとに戻りたい気持ちもあるが、戻った時にまた改善していけるようにしたい。それぞれのサービスはオンライン/オフラインの体験という住み分けもできると想定しての戦略でもある。」

しかし、実はコロナとは関係なく、1月ごろから、売上を作れるような事業をつくりたい状況になっていたとのこと。これまでのアセットが活かせる主な先が観光業界だったが、こちらが厳しくなったため、トレバリにつなげるためのマネタイズのエンジンをつくりたいというモチベーションはもともとあったということで、それまで考えていたことに勢いがついた結果、急な転換ができる体制もできていたのかもしれません。

「YouTubeの広告に紐付いた個人でのマネタイズはあったが、実際のファンから直接サポートをもらえる仕組みがあったもいいと思っていた。このアプリの仕組みは、視聴数などの長いプロセスをひろげなくても、直接価値を感じた人たちから対価を受け取れるようになっている。そこをサポートしていきたい。」と語りました。

 

個の時代に感じるチャンス

temiteにとって、コロナはどちらかというと追い風だった、と言います。
この「個」の時代に感じる可能性と、「個」を活かすサービスの重要性について、村田さんはこう語ります。

「コロナで、これから10年くらいでこうなるよね、と思っていたものが、一気に加速したのは良かったと思っている。リーマンショックの後くらいから、フリーランスの方が稼げるよね、といった働き方や個人が活躍できる場所が広がってきたと感じる。」

「一方で、格差がどんどん広がってしまう社会になるのではという危惧も感じている。正直とても抜きん出ている、という人でなくても、人それぞれの良さを活かして活躍出来る場が増えていったらと思っている。そういった場が増えると、いよいよ「個」の時代になってきたと言えるはず。」

「新しいサービスもどんどん生まれてきたら良い。今はインフルエンサーも、YouTubeやInstagramなど複数のプラットフォームに顔を出して、それぞれから少しずつ収益を得ている状態だと思う。トップ数%は、どこかから収益を得て、特定のプラットフォームに労力をかける状態かもしれない。しかし、様々なところから利益を得るモデルがもっと普通になってくると考えている。」

それを詳しく知る人から紹介される、もっとよく知ることで、それまで興味も持たなかったもの(たとえばフランス産の超高級チーズなど…)に対して、いきなり購買意欲は湧いてくるかもしれない!と語る村田さん。好きを集約する、個人に刺さるように見せてあげる、それだけで、紹介する方にも、見る方にも広がる世界がたくさんありそうです。

 

有料の壁をいかに超えるか―地道に目の前にいる人の課題を解決する

(金城)「リーチを様々なプラットフォームを使って広げることが第一。これに続いて、二次会のような感覚でAmplyを使って直接のコミュニケーションみたいな使い方をしてもらったらいいのではと考えている。YouTubeで途中まで無料配信して、その後は課金したら見れる、といったことをしている人もいた。密なコミュニケーションはZOOMで、のようなことが出来るだろうと思っている。オフ会みたいなイメージ。」

(村田)「すでに雑誌など情報が取れる場所はたくさんある。 これらをマッピングしてみたと考えたとき、縦軸が有益性の広さ、横軸が収益だとおくと、その関係は比例する(沢山の人にとって有益な情報源の収益性は高くなる、一方でコストは高くなる)。有益性の広さの小さなところで収益をあげられるのは、パーソナライズするところだと考えている。なので、temiteでもリクエスト機能などを実装して、一個人にとって有益かもしれないが、確実な価値を提供できるシステムにしていきたい。地道に目の前にいる人の課題を解決するというのがひとつの戦略になるだろう。」

この時代のサバイバルヒント

 

(金城)好きなものを掘ると同時に、いいなと思ったものをマネしてみるところからはじめても良いと思っている。海外ではやっているものを日本版にすることをコツコツやっている人が、かなりのフォロワー数を持っていたりもする。まずはそこからはじめて、自分の個性や方向性を見定めていけばいいのでは。

(村田)temiteの利用者も、お題を出して「こういうまとめを作ってくれないか」と聞くと、出来る人が増えていった。お題を与えられるとそれに応えたくなるのかもしれない。そういったことを積み重ねていると、より多くの人に伝わるものもできてくるのかもしれない。

 

以上、イベントの内容より主要な部分を抜き出してご紹介いたしました。
「個」の力がますます活かしやすくなる場が、これからも増えていきそうで楽しみです。

マーケティングの造詣も深いこのお二方。深くうなづきたくなるお話がまだまだ沢山ありました。
ぜひ、余すところなく動画でもご覧ください!

お二人の提供するサービスはこちらから👇
Amply  https://amply.jp
Temite https://temite.jp