2021年6月25日ニュース

沖縄をシェアエコシティに🌺 〜シェアリングエコノミーとは〜

スキル、モノ、場所などあらゆる資産をテクノロジーを駆使してシェアしあうシェアリングエコノミー!

この度、シェアリングエコノミー協会のエリア支部となる、沖縄支部が立ち上がったということで、シェアエコという概念、沖縄との親和性、今後の可能性に迫っていきます。

シェアエコとは

シェアリングとは人と人、企業が、スキル、モノ、場所などあらゆる資産の共同共有、売買、貸し借り等を行う「経済的機能」と地域のつながりを生み出し、新しいコミュニティを創造する「社会的機能」を持つ概念です。

困っている人とそれを助けられる人、
それが欲しいと思ってる人と、それを持っている人たちがシェアしあう。

つくらないし、捨てないというサスティナブルなあり方、
これらのシェアをテクノロジーの力を用いて可視化することで、さらにシェアを深めることができる。

利用者同士で新しいつながりや関係性が築ける、社会課題解決へ寄与できるなど、シェアエコは近年注目を浴びている考え方です。

 

シェアエコに大切なのは「信頼」

先ほどまで他人だった人と、モノ、時間、スキルをシェアするということは「信頼」が必要です。

テクノロジーが進んでいる都市の方がシェアエコは浸透しやすい傾向にあります。しかし、過疎化している地方の方が、公共交通機関が少なくて運転してくれる人が必要!など、シェアエコを必要としています。

地方においては、シェアエコを推進できる人、コミュニティーが重要となるようです。

今回沖縄でもシェアエコ沖縄支部が立ち上がったということで、シェアエコを通じた沖縄の更なる発展、課題解決に期待したいですね。

 

シェアエコと沖縄の親和性

シェアをするという考え方は、沖縄特有の文化にも潜在しています。

沖縄に伝わるユイマールという文化は、助け合う、共同作業、労働交換といった意味の言葉になります。沖縄の飲み会などで行われている、順番でお金をだしあう模合も相互補助の意味を持ちます。

このように沖縄ではシェアリングの相互補助精神を持っている方が多いと考えられます。
助け合う文化が元々あるからこそ、それをテクノロジーで可視化することで、より沖縄の課題をみんなで協力して解決することなどに導けると期待できます。

 

今後のシェアエコ沖縄支部

今後のシェアエコ沖縄支部の展望について支部局長の冨田氏からは、

沖縄は共助に馴染む文化を持っている。日本だけでなく、台湾や中国などのアジアとも近い距離にある。
地理的優位性を生かしてアジアの資源をシェアしあい、アジア全体で成長していきたい。

といったコメントがありました。

ユイマール精神や地理的優位性を生かしたシェアエコなど、沖縄特有のシェアエコに期待したい。

そして、沖縄が成功事例となり、地域にシェアエコを推進していける支部になっていって欲しいと願います。

 

シェアリングエコノミーに興味を持った方は、ぜひシェアリングエコノミー協会のHPをご参照ください。

一般社団法人シェアリングエコノミー協会

https://sharing-economy.jp/ja/

シェアリングエコノミー協会は、シェアリングエコノミーの市場発展へ向け、2016年1月設立以来、シェアリングエコノミーを支える唯一の業界団体として、法的な整備をはじめとする様々な取り組みを実施してきました。今後ともさらなる発展に向けて活動して参ります。

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沖縄支部立ち上げ記念イベント
6月24日木曜日19時〜20時 オンライン開催

▼YouTubeアーカイブはコチラ

https://www.youtube.com/watch?v=BjkHVZSqjHc