インタビュー

データ解析の力で、勘に頼らない

店舗経営を支援する世界的企業

(株)EBI LAB 小田島さん

会社の概要を教えてください。

三重県の伊勢市にある創業100年近い歴史を誇る「伊勢ゑぶや大食堂」を運営し、自社で活用していたデータ分析サービスを、他社でも利用できるようにするためにサービス化したのが「TOUCH POINT BI」です。

日々の売り上げ管理から、お客様満足度アンケートの自動化まで、リアル店舗のデータ分析をしています。
また、データ分析の領域はリアル店舗にとどまらず、チーム内で利用しているコミュニケーションツールから会話の内容を分析し、よく上がる話題から改善点などを洗い出すなど、様々な課題をデータの力で改善するサービスを提供しています。

インナーコミュニケーションからマーケティングまで、データの力で幅広く課題を解決しています。

どうして沖縄市にサテライトオフィスを構えたのですか?(どうして沖縄市の一番街商店街で? )

コザにオフィスを作ったのは、ちょうど1年前です。コザには3年前から足を運んでおり、EBI LABの代表取締役をしている常磐城が足繁くコザに通っていたことと、Lagoon代表の豊里くんに出会ったことがキッカケです。

また、街の商店街はシャッターで閉まっている所が多いですが、若者が多く、新しい取り組みが活発におこなれ、最先端技術の力で街をアップデートしている印象でした。
そんな沖縄市コザに、僕らのサテライトオフィスがあること自体に意味があると思えたし、この街の改題解決が日本全国の課題解決につながると感じたことが理由です。

一番街商店街にあって良かったことはありますか?

何か困り事に出会った時に、Lagoonを中心に、まち全体がひとつになり、新しい知見(ひと)に出会うことができます。

実際にLagoon界隈からエンジニアの採用も行っており、スポットでお手伝い頂いているひともLagoonからの紹介が多いです。

Lagoonで開催しているプログラミングスクールを実際に受講したとお聞きしましたが、なぜ受講を決意し、受講後にどのような変化がありましたか?

自社事業はノンコードで開発を行ってきましたが、時にはエンジニアに依頼しなければいけない部分をあります。エンジニアに依頼をする中で、工数が見えない部分もあり、作業スケジュールも含め、自分の理解があればより組織の形もよくなると思い、沖縄市進出を機にプログラミングスクールの受講を決意しました。

実際に受講後は、組織内のコミュニケーションもスムーズになり、僕自身の事業進捗への理解度が上がりました。

沖縄で働くにあたって良い点、悪い点を教えてください。

あえてあげるとするなら、交通の課題ですね。沖縄市コザには駐車場が少なく、車がないと辿り着くのに苦労するので、企業誘致の側面を考えたときに、期待値が高くとも交通の問題で離脱している企業も多いかと思います。

今後の事業展開について教えて下さい

新型コロナの影響で一度は白紙になってしまいましたが、アジアへの展開も検討していました。事業の海外(アジア)展開を考える上で、沖縄の立地は間違いなく、魅力的です。状況をみて、またシンガポールを中心にアジアへの進出も進めていきたいです。

沖縄に進出を検討している人に是非一言を!

一度、沖縄市に足を運べば肌感覚でわかることが沢山あるかと思います。
プログラミングスクールもそうですが、県外からも挑戦的な人たちが多く集まる魅力的な場所です。
沖縄市コザをフィールドに、挑戦的なチャレンジを行い共に事業成長に繋げていきましょう!