インタビュー

IT立県をめざす沖縄の地で、

金融業界のITを支えていきたい

(株)リボルブ沖縄

システム開発を行っていると聞いていますが、どのような活動を行っているか詳しく教えてください。

私たちは、金融系業務における幅広い業務に関するシステム開発を行っています。

システムエンジニアという職種は、歳を重ねると生産性が下がるとも言われていますが、当社が事業を行っている金融機関向けのシステム開発は、⻑年培った経験や知識・技術力を活かせる分野です。

社員が金融系システムエンジニアとして成⻑しながら、安心して⻑く働ける会社を作りたかったんです。

どうして沖縄市で会社を作ろうと思いましたか?

2014 年から沖縄にある開発センターにシステム開発を発注したのをきっかけに、毎月沖縄に来るようになりました。

沖縄の優秀な人材と触れ合う中で、人材育成やノウハウの蓄積、引いては沖縄でのシステムエンジニアの地位向上といったことに取り組んでいきたいという想いが強くなり、沖縄の知人の方に沖縄市の企業誘致課の方々を紹介してもらい沖縄市にオフィスを構えました。

地方だからといってコスト削減を目的とするのではなく、地方からでも品質の高い技術や成果を提供できるということを証明できていると思います。

今後の事業計画と沖縄市での展開について教えて下さい

当社はプログラミングを行う会社というよりもシステム開発の上流工程を行う会社です。プログラミング自体はいずれ自動化できると思うので、社員は IT にとって代わられない役割を担えるエンジニアに成⻑してほしいと考えています。

具体的には技術や業務のスペシャリストか、プロジェクトを運営するマネジメントを目指すよう勧めています。社員の成⻑と同時に、会社も規模を大きくして成⻑させていきたいです。

沖縄市の企業誘致活動や企業支援、ワーケーション、テレワーク対してご意見があればお聞かせください。

今後ほかのIT企業等が進出し規模が大きくなってくると、部屋の拡張性や駐車場が必要になると思います。

もう少し企業誘致の側面を意識して計画して頂けると、同業者が増えて沖縄市のIT業界も裾野が広がり、協業できるチャンスも増えるはずです。

私の感覚では、那覇はもうだいぶ人手が足りないように感じており、通勤されている人たちの車を駐車するところも無い状況なので、環境が整えば沖縄市はIT企業を集積していく可能性が多いにあると思います。