2024年10月4日イベント
女性・子育て世代に特化したゆくるばスクールVol.3開講決定!
女性・子育て世代特化型創業スクール「ゆくるばスクール」Vol.3の開催が決定しました!
🙋♀️やってみたいことはあるけど、何から始めればいいの?
🙋♀️子育てしながら自分のやりたいことを仕事にしたい…
こんな悩みはありませんか?
ゆくるばスクールは、「挑戦したい」という志を持つ仲間や、創業1、2年目の先輩起業家、伴走してくれる講師と出会うコミュニティでもあります。
新しいことを始める第1歩として「私だからできること」を一緒に見つけてみませんか?
スクール申込〆切11/15(金)17:00
ゆくるばスクールってなに?
11/28(木)から「ゆくるばスクール」Vol.3がスタートします。約3ヶ月、全6回の講座になっています。
講師は、沖縄県で10年以上女性起業家の伴走支援をしているLagoon KOZAスタッフの岩渕が務めます。起業の準備期間に知っておくべき情報や必要なマインドセットを、実践的に学べます✨
講座で学んだことや実践の中で出てきた悩みを、同じ受講生とおしゃべりしながら共有し合い、仲間と共にやりたいことをカタチにすることを目指します!
【プログラム概要】
期間:2024年11月28日(木)〜2025年2月6日(木)
場所:Lagoon KOZA(沖縄市中央1-7-8)
参加費:無料
対象:沖縄市内在住の方もしくは沖縄市で創業を予定している方
※対象に当てはまらない方も限定枠があります。
定員:15名
11/7(木)に「ゆくるばスクール」Vol.3ガイダンス開催!
「ゆくるばスクール」Vol.3のガイダンスと交流会を開催いたします!
スクール説明後に実施する卒業生トークセッションでは、当時の様子についてお伺いします。
「ゆくるばスクールの雰囲気は?」
「受講する中で大変だったこと、楽しかったことは?」
「卒業した後の活動は?」
ここでしか聞けない「ゆくるばスクール」での体験談を、卒業生にざっくばらんにお話ししてもらいます!✨
まずはガイダンスに参加して、挑戦への一歩を仲間と共に踏み出しませんか?
みなさんの参加を心よりお待ちしております!
もっと詳しく知りたい!という方は下記の記事をチェック!
プログラムの3つのポイント
POINT1 講座
SNS活用や資金計画の立て方など超実践的なスクールを全6回にわたり開講します。
POINT2 ゆくるばマルシェ
第5回講座では、マルシェイベントを開催!
広報・集客や値段設定など、やりたい!を具体的なカタチにするための1歩を踏み出します。
POINT3 特定創業支援等事業
特定創業支援等事業とは、ゆくるばスクールを受講することで、法人設立時に発生する登録免許税が半額になるなどの支援が受けられる制度のことです。
講座概要
第1回 11/28(木) 10:00-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:起業する「私」をイメージしよう
■オリエンテーション「ゆくるばスクール」、カリキュラムについての説明、受講生自己紹介
■地域で何か新しいことを考えたときに、何からはじめたらいいのか、自分は誰のどんな役に立てるのか?将来を見る据えた起業準備期間の過ごし方のポイント、コンセプトを明確にする重要性のお話をします。
■グループワーク:コンセプトの整理
第2回 12/12(木) 10:30-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:想いが伝わるSNS活用の極意
ゲスト講師:エルライフ沖縄 レクレア 幸佳氏
■自分の思い、起業プランを描くまでの魅力を伝え、ファンづくりを行うための情報発信手法(SNS活用法・画像編集アプリ等)について実践事例をお話しします。
■グループワーク:コンセプトを実現するサービス考案
第3回 12/26(木) 10:30-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:先輩起業家に話を聞いて、コンセプトをカタチにしよう
ゲスト講師:cafeソイラボ 瑞慶覧 麻沙美氏
■先輩起業家をゲストとしてお招きし自分のやりたいことに対して、どう具体的に進めていくのか?というお話をしこれまでの体験談や現在実践していることなどお話をします。
■グループワーク:コンセプトもとに提供するモノ・コトの考案
第4回 01/09(木) 10:30-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:家計に向き合おう!これからのお金の話!
ゲスト講師:一般社団法人マネーキャリアラボ 田島 めぐみ氏
■起業をスタートする前に、まずは、今の家計の現状を知り、自分が思いっきりチャレンジできる範囲はどこまでなのかを考え、これからの働き方の方向性について考えます。
■今の収入からどれくらい事業費へ充てられるか、社会保障や、損益分岐点の考え方について学びます。
■グループワーク:起業実践準備
第5回 01/25(土) 10:30-15:00 場所 Lagoon KOZA テーマ:自分のやりたいことを実践しよう!ゆくるばマルシェ
■思いの実現に向けて、お金をかけずに、いったい何ができるのかを考え、考えたことを「私らしく」まずはやってみるという実践の場、自分のやりたいことを確認する場、自分に自信を持つきっかけづくりの場に一緒にトライしましょう。
第6回 02/06(木) 13:30-17:00 場所 Lagoon KOZA テーマ:約3ヶ月の学びをまとめよう!最終成果報告会
■「やりたいこと」「自分にできること」「これからの私」についてのプラン発表会。思い描くだけでなく、起業実践、体験を通して感じたことを踏まえ「この人たちのためにこんな役に立ちたい」を整理し、今後目指す目標を発表。
受講生の声
実践型のスクールだったため、マルシェ出店や成果報告会を通して、実際のビジネス展開のイメージが明確になりました。座学だけでなく実践的な経験ができたことで、自信にもつながりました!
コンセプト確認を通じて、誰のために何をしたいのかを深く考えることで、自分のやりたい気持ちを再確認できました。個別メンタリングがとても心強く、支えになりました!
講義を通じて、起業に向けた能動的行動の重要性を学ぶことができた。また、完璧を求めず、できることを積み重ねる大切さも知りました。仲間との取り組みで行動が加速し、発表の機会が自分を見つめ直すきっかけになりました。あっという間の濃密な3ヶ月間でした!
過去のスクールの様子はこちらから!
ゆくるばスクールの様子を詳しく知りたい方は、過去のイベントレポートをぜひチェックしてみてください!
2024年10月1日イベント
【10月11日(金)開催】こんなクラファンはいやだ!失敗事例から見る成功法則|参加型セミナー
お金集めや広報を目的とした手段として、市民権を得つつあるクラウドファウンディング。クラファンを達成し多くの事業やプロジェクトが成功していく裏で、失敗に終わってしまうクラファンも年々増えています。
「クラファンの目的が明確でなく、支援者が集まらなかった」、「目標達成額に届かず、プロジェクトが頓挫してしまった」など、様々な要因で未達成となる事例も少なくないようです。
このイベントでは、CAMPFIRE社外パートナーとして全国から相談をうけクラファンのサポートを行なっている株式会社リバ邸執行役員の大堀 悟(ぼり)さんと一緒に未達成事例を分析し、未達成から成功の法則を見つけることに焦点を当てたイベントです。
失敗事例から成功法則を探ることで、成功への近道や抜け道が見えてくるはず!
これから新しいチャレンジをしたい方、クラファンに興味がある方、一人目の応援者を探している方など、成功するための秘訣や抜け道、注意点を知りたい方は、ぜひご参加ください。お待ちしています!
※当日は、CAMPFIREのサイトを見て、未達成プロジェクトを「支援してみる」ことで支援する側を体感していただきます。
【イベント概要】
日時|10月11日(金)19:00~20:30
場所|Lagoon KOZA(沖縄市中央1-7-8)
参加費|無料
【登壇者紹介】
大堀 悟 さん
株式会社リバ邸 執行役員 / 株式会社CAMPFIRE 社外パートナー
2017年に初のクラウドファンディングに挑戦。目標金額を開始3時間で達成、最終着地は現金支援も含めて達成率400%弱。以降も10件以上のプロジェクトを起案するとともに、現在は株式会社CAMPFIREの社外パートナーとして常時30件ほどのクラウドファンディングの起案相談を受ける。旧CAMPFIRE×LOCAL石川を担当
■その他:著書「CAMPFIRE解体新書」
高野 一樹 さん
合同会社モテアソブ三軒茶屋 代表取乱役 / READYFOR クラウドファンディングパートナー
2017年に初のクラウドファンディングに挑戦、目標金額を達成するもリターンの設計を誤り調達金額を上回る支出を計上しある意味失敗する。以降も幾度となくプロジェクト起案をするものの赤字体質からの脱却は遠い。
会社に所属するクリエイターと共に、現在はREDAYFOR株式会社にてクラウドファンディングパートナー、株式会社CAMPFIREの公式クリエイティブパートナーとして年間10件程度のクラウドファンディングの起案からプロジェクトのプロデュースや具体化までのサポートを行う。
2024年9月18日起業・創業
漆器が伝える日本の美意識と工芸の価値。|漆器職人 照屋翔士さん
Lagoon KOZA創業相談者インタビュー
Lagoon KOZAでは、年間300件を超える創業相談を受けてきました。昨年(令和5)年度は、相談を経て69人の方が創業されています。
事業の内容はさまざまで、廃棄ロスのアップサイクルから居酒屋まで、スモールビジネス、ソーシャルビジネス、スタートアップまで多岐に渡っています。
今回は、そんな創業相談の中でも、ここ数ヶ月で増えてきた「伝統工芸作家さんの独立や事業拡大の相談事例」についてご紹介します。
漆器職人 照屋さんに聞く「漆器が伝える日本の美意識と工芸の価値」
照屋さんが漆器制作を始めたきっかけは、幼少期から身近にあった漆器との触れ合いでした。実家が漆器に関わる家系だったものの、最初は東京での音楽活動に専念していた照屋さん。音楽を通じて思想を表現することに憧れ、特にジョン・レノンの影響を受けたそうです。しかし、20代の頃、祖母からの一言で本格的に漆器の道に足を踏み入れ、職人の高齢化と世代交代の問題に直面。自分の力で技術の継承と発展に寄与したいという思いから創業に至りました。
インタビューの様子
漆器職人としての背景について
漆器制作を始めたきっかけについて詳しく教えてください。
照屋さん: 「ものづくりが好きなら、職人としての道を考えてみてはどうか」と祖母から言われたことがきっかけで、漆器制作をする決意をしました。実は、その当時まで実家の仕事をするつもりはなく、音楽活動に専念するつもりでした。しかし、改めて家業を見直し、また家業とは別の方向で漆器制作をすることにしました。
実家は代々、仏壇や仏具の制作販売を手掛ける家系で、幼少期から漆器に触れる機会がありました。ただ、当初音楽に強い興味を持ち、高校を卒業してからしばらくは東京でバンド活動をしていたんです。その後、音楽の道を追い求め北アメリカ大陸を縦断、帰国後に結婚し子供が生まれたので、生活基盤を整えるために漆器制作を本格的に始めました。30歳ごろまで続けながら、工芸の現状を見て、自分で創業する決意を固めました。
工房の様子
音楽活動を始めるに至った経緯や、音楽活動から漆器制作に進む決意の背景について、さらに詳しく教えてください。
照屋さん: 音楽活動に興味を持ったのは、音楽が持つ思想性に惹かれたからです。小学生の頃は流行りのJ-POPを表面的なものに感じていましたが、洋楽に触れ、ジョン・レノンが音楽を通じて世界平和を訴える姿に感銘を受けました。この影響で、自分の思想を音楽で実現する方法を見出し、本格的な音楽活動を開始しました。しかし沖縄ではバンドを組む機会がなく、高校卒業後、上京する決意をしました。上京後は自由に活動できる環境を整え、レーベルには所属せず、YouTubeやSNSを利用して活動を広めました。バンドのコンセプトは、一体感を持てる曲作りをすることでしたが、メンバーとの温度差から3年で解散しました。
その後24歳の時に、ギター片手に北アメリカ大陸を縦断し、カナダからアメリカ西海岸、メキシコ、グアテマラ、キューバを訪れました。この旅で地域の温かさや人との触れ合いを再認識し、幸福度が物質的豊かさとは関係ないことを強く感じました。
帰国後は結婚し、子供が生まれた後、生活基盤を整えるために漆器制作を本格的に始め、30歳ごろまで続けながら創業を決意しました。
技術と伝統の継承
漆器制作の中で特に大切にしていることは何ですか?
照屋さん: 漆器制作において最も大切にしているのは、日本の美意識のひとつである「見立て」の考え方です。例えば、枯山水の砂利が「川」に見立てられているように、漆器でも一見シンプルなものが、実は深い意味や美しさを秘めているという考え方です。漆器は長期間使用できるため、使うことで味わいが増し、その過程での変化も楽しめるという点も重要です。
「見立て」という考え方に至るきっかけは、妻の妊娠と出産の経験でした。
出産後、妻は妊娠線を気にしており、ネガティブな感情を抱いていました。しかし、私はその妊娠線を「子どもたちが元気に過ごせるのは、妻が命がけで子どもを産んでくれた証だ」とポジティブに捉えることで見方を変えました。私の漆器と美意識の考え方に大きな影響を与えた出来事でした。
位牌作りの様子
創業について
創業を決意したきっかけは何ですか?
照屋さん: 修行時代の経験から、職人の高齢化と技術の継承問題に深い危機感を抱きました。職人の子供たちが仕事を継ぎたいと願うこともありますが、金銭的な理由で断念せざるを得ないケースが多いのが現状です。職人自身はその仕事を心から愛しているものの、子供たちにその厳しい現実を引き継がせることに躊躇してしまいます。こうした状況を目の当たりにし、貴重な技術が失われてしまうことを大変残念に思いました。
私自身も、職人であった祖父が亡くなり、技術を直接教えてくれる人がいなくなったため、下請けの職人を訪ねて一度だけ技術を見せてもらい、それを何度も頭の中で再生しながら技術を習得していきました。職人に何度も教えを請うことができなかったため、見て覚えるという手探りの修行でした。また、沖縄県の施設で漆器全般の作り方を学んだ経験もあり、その知識を基に技術を再現してきました。最初は位牌の金を貼る作業から始め、螺鈿技法やその他の技術を習得し、現在では木地を除くほとんどの位牌作りができるようになりました。
位牌作りの様子
創業するにあたって、どのようなビジョンや目標を持っていますか?
照屋さん: 大量生産・消費といった工業製品的な売り方が目立つ中で、漆器が持つ長い時間の感覚を大切にし、工芸品としての独自の価値を提案したいと思っています。例えば、修行僧が食事の際に使う応量器を作り、食事を通じて自然との繋がりを感じられるような器を提供しています。
そして、漆器を通じて「人の不幸を少しでも取り除く」ことをミッションにしています。漆器のデザインや使用方法から、物事の見方を変えたり、ポジティブな面を引き出すことに重点を置いています。見立ての考え方が活きてくると感じています。
応量器
創業に際して、最も大きな課題は何だと思いますか?それをどう克服しようと考えていますか?
照屋さん: 最大の課題は、経営の知識不足です。ものづくりはできますが、経営には専門的な知識が必要です。そこで、経営の専門家と連携し、アドバイスを受けながら学ぶ必要があります。また、業界のイベントやビジネスマッチングの機会を活用し、支援を受けられる環境を整えていきたいです。
さらに、経営面だけでなく、横に広がるような仲間やサポーターとの連携を強化し、互いに支え合いながら進めていくことも重要だと考えています。
創業にあたって、最も楽しみにしていることや期待していることは何ですか?
照屋さん: 創業を通じて、自分のアイデアやビジョンが形になる瞬間を楽しみにしています。漆器がどのように現代のライフスタイルに溶け込み、新しい価値を提供できるのかを見るのはとてもワクワクします。また、国際的な市場に漆器の魅力を伝え、伝統と革新の融合を実現することができれば、それは非常に大きな達成感につながります。
応量器を広げた時の様子
漆器の未来とメッセージ
最後に、読者に向けて漆器の魅力やメッセージをお願いします。
照屋さん: 漆器の魅力は、その耐久性と美しさにあります。しっかりとした漆器は、メンテナンスを続ければ何百年も愛用でき、時間とともにその風合いや輝きが変化し、使うほどに愛着が増します。傷や艶が重なることで、漆器は一層味わい深くなります。漆器を通じて、自分の美意識や生活の価値を再発見し、日常に豊かさをもたらす一助となればと思います。
Lagoon KOZAでは、事業アイデアの壁打ちから資金調達の相談まで、幅広くサポートしています。
カフェや居酒屋などのスモールビジネスから、社会課題解決を目的としたソーシャルビジネス、グローバルな市場を見据えたスタートアップまで、どんな業種業態のビジネスでも相談可能です。
2024年9月10日イベントレポート
【イベントレポート】起業家の挑戦と成長がここに!4ヶ月の成果を披露するピッチイベント|『ゼロからの起業』STARTUP BOOT CAMP
2024年9月6日(金)、琉球ミライ主催の創業スクール「STARTUP BOOT CAMP ゼロからの起業」の最終ピッチイベントを開催しました。
沖縄から4名、北海道から2名、さらに今年から新たに茨城から4名が加わり、合計10名の起業家が、4ヶ月間の学びを経て、磨き上げたビジネスアイデアとその成果を発表しました。
イベントには、過去の卒業生、行政機関、金融機関の方々など、オンラインオフライン合わせて20名の参加者が集まりました。
受講生紹介
ピッチイベントでは、受講生たちが革新的なビジネスアイデアを披露しました。その中で、受賞者として選ばれた3名の取り組みをご紹介します。
FUNDINNO賞 宮城 新さん
『営業の“働く”をスマートに』
“自分らしさを大切にすること”を知り、誰もが仕事・プライベートを両立し創造性を発揮する世界を作りたい
KSA賞 永松 裕士さん
『言葉にできない想いを魅せる』
言葉にできない悩みや絶望感を抱える全ての人を表現者(アーティスト)にしたい
麻生賞 田辺 貴久さん
『悩みを聞くことを約束した唯一無二のお寺』
悩みや秘密を安心して話せる場所を提供して悩みのない世界を作りたい
交流会
ピッチイベント後の交流会では、意見交換やネットワーキングが活発に行われました。受講生同士4ヶ月間の苦楽を分かち合う姿や、新たな事業連携のアイデアが飛び交うなど、今後の起業家人生においてかけがえのない仲間との出会いが生まれました。
「STARTUP BOOT CAMP ゼロからの起業」第6期
「STARTUP BOOT CAMP ゼロからの起業」第6期は来年度も開講予定です!
スクールについて詳しく知りたいという方は下記の記事をチェック!
創業期特化型起業講座「STARTUP BOOT CAMP ゼロからの起業」
詳細の講座スケジュールが決定次第、HPでご案内いたしますので、いち早く開講情報を知りたい!という方は下記リンクよりフォームにご登録ください!
2024年6月7日イベントレポート
「なぜ起業したのか?」現役起業家が語る、起業までの道のり|スタートアップラボVol.6 説明会&起業家トークセッション
2024年6月17日(月)からスタート!
全6回で創業初期に必要な知識や考え方について学ぶ「スタートアップラボVol.6」の説明会&先輩起業家トークイベントがLagoon KOZAにて開催されました!
山田 慎也さん(株式会社URAKATA)、崎濱 花鈴さん(Okaraokara inc)、山川 剛司さん(株式会社仲宗根糀家)が先輩起業家として、「事業立ち上げまでの紆余曲折」「創業初期に知るべき知識・サポート」など、一度経験したからこそ話せる起業家のリアルをお話ししてくれました。
本イベントには、17名の参加者が集まりました。参加者は20代から40代まで幅広く、すでに起業されている方や起業準備中の方、そしてまだアイデア段階の方など、さまざまな段階の方々が参加しました。
本記事では、先輩起業家トークイベントの様子をお届けします!
スタートアップラボとは?
「スターアップラボ」とは、起業する上で欠かせない知識とマインドセットを身につけ、フレームワークに沿って実践と改善を繰り返す実践型創業スクールです。
「事業の設計図となる創業計画」「商品・サービスの開発スキル」「初期顧客を獲得するマーケティング手法」など、実践的なノウハウを各テーマの専門家から学べる講座となっています。
全6回、オムニバス形式の講座を受講することで、事業のプロトタイプ(=試作)となるver.0を構築し、初期顧客の獲得達成を目指します💡
※ver.0とは「商品やサービスの価値を第三者に伝えられる状態」のことを指します。
また、起業初期に必要なノウハウを得るだけでなくLagoon KOZAスタッフによる創業相談が受けられ、さらに特定創業支援事業の対象になっているとてもお得なプログラムになっています。
起業家トークセッション|沖縄スタートアップゆんたく
初めに先輩起業家たちの事業を紹介してもらい、トークイベントが始まりました。
株式会社URAKATA CEO
山田 慎也さん
2018年4月にキャンプ用品シェアリングサービス「ソトリスト」を運営する、株式会社URAKATAを設立。「やりたいことで社会に貢献する」をモットーに掲げ、幅広い層へキャンプの魅力を発信する傍ら、自身のスタートアップの経験を伝える活動にも積極的に参加している。
Okaraokara inc 代表取締役
崎濱 花鈴さん
2024年1月にOkaraokara incを設立。学生時代から取り組んできた、沖縄県の島豆腐から出る副産物「おから」のロス問題を解決するため、おからを活用した代替肉の製造・販売を通して沖縄県内の資源循環を目指している。
株式会社仲宗根糀屋 次期二代目
山川 剛司さん
2023年から沖縄で手作りの糀(こうじ)を作る、株式会社仲宗根糀家の次期二代目として事業承継中。
沖縄では数少ない糀製品や文化を後世に残すため、前職のスキルを活かしたSNS発信や異業種とコラボした商品開発など新しい販路開拓を行っている。
なぜ起業したのか?
最初の質問は「なぜ起業したのか?」
どのようなきっかけで起業・事業承継に至ったのかお尋ねしました。
元々フリーランスとして働いていた時に、税金対策のため法人化を考えたことが起業のきっかけでした。僕も仲間もキャンプが好きで、その趣味を活かせる事業を展開したいという思いから、キャンプ関連のビジネスに挑戦することになりました。
大学時代のビジネスコンテストがきっかけで地元沖縄の豆腐屋さんが抱える課題を知った時に、なんとかして助けたいと思ったんです。どうしたら解決できるのか考えたら、起業以外で解決できる方法が思い浮かばなかったので、起業を決意しました!
元々「何かやってみたい」という思いはありました。そんな中、自分が好きな商品を提供していた仲宗根糀家が後継者不在で、なくなる可能性があると知った時に「自分が後世に残していきたい!」と思い、引き継ぐことを決めました。
事業立ち上げまでの紆余曲折
続いて、起業を決意した後の「事業立ち上げまでに直面した課題」について答えてもらいました。
資金調達は一生の課題ですね。キャンプのシェアリングサービスって僕らだけだったので、銀行からの評価もそこまで高いわけではありませんでした。資金調達において大事なのは「世の中に必要とされているものなのか」なので、実績を作りながらの資金調達に苦労しました。
腐りやすく、扱いにくいおからを、どう商品にしていくのかはとても苦労しました。おからを使いつつ、付加価値をつけるのがとても難しかったです。3年かけて100くらいの試作は考えましたね。
もとからある会社に入るということもあり、人間関係が大変でした。改善すべき課題は見えていたのですが、若手の僕が急に意見を言っても聞いてくれるわけでもなかったので、まずは場に馴染むことを意識していました。そこは結構苦労しました。
創業初期に知るべき知識・サポートとは?
さまざまな困難や苦労を経験した起業家が、創業初期の頃を思い返してみて、あの頃どんな知識やサポートがあったら良かったと思っているのかお聞きしました。
顧客開発をもっとちゃんとしておけばと思いましたね。キャンプ用品を貸してくれる人はたくさんいたのですが、借りてくれる人が見つからず探すのにとても苦労ました。貸す側、借りる側、どちらの顧客についても考える必要があったなと今は思います。
Lagoon KOZAの支援を受けていて一番助かっているのは、資金調達についての知識ですね。株の話だったり、融資の話だったりと、私たちのビジネスを成長させるために必要な資金を適切に調達する方法についてアドバイスをいただきとても助かりました。
ゼロイチから始めるにしろ、事業承継するにしろ、やはり覚悟が必要ですね。僕も覚悟はしていたのですが、それでも思っていたよりきつい場面はたくさんありましたね。絶対にしんどい時はあるのでそこを乗り越える覚悟は必要だと感じますね。
これから起業を目指す方へのメッセージ
最後にスクール参加を検討している参加者に向けて、先輩起業家の方々からメッセージをいただきました。
こういうことが好きだな、という好奇心があるのにやらないのは勿体無いと思います。
正直、起業は超大変ですが好きなことは続けられるので、好きで乗り越えられるという自身があれば絶対にやった方がいい。とにかくトライしてほしいですね。
自分の好きなことで生きている人は1%しかいないと言われたことがあります。今、この場に集まっている皆さんは、やりたいことがある人や助けたい人がいる方々だと思います。私も皆さんと一緒に挑戦していければと思います!
自分のやりたいことを深ぼることは大事。自分がなんで起業したいのかがないと、困難に陥った時のよじ登るエネルギーがないので、そこはちゃんと時間をかけて考えてほしいですね。
交流会
トークイベントの後には交流会を実施し、参加者同士や先輩起業家と楽しく交流する様子が見られました。
参加者からは、「苦労しながらも楽しんでいる姿を見て刺激になった」「自分のやりたいことにもっと向き合おうと思った」「講座でもっと具体的に学んでみたい」などの声をいただきました!
さいごに
スタートアップラボVol.6は、6月14日(金)17時まで参加申し込みを受け付けています。
今までにない新しいビジネスモデルや、社会課題を解決するソーシャルビジネスなど、
既存のビジネスモデルに当てはまらない事業アイデアも大歓迎!
スタートアップラボに参加して、起業への一歩を踏み出しませんか?
みなさんの参加を心よりお待ちしてしております✨
2024年3月1日イベントレポート
ひとの心を動かすプレゼンテーションの極意|スタートアップラボVol.5 第5回講座イベントレポート
2/13(火)に「スタートアップラボVol.5(以下、スタラボ)」の第5回講座が開催されました。
今回は、DXエバンジェリストの常盤木龍治氏をお招きし「プレゼンテーションの極意」についてお話ししていただきました。
第3回そして第4回で考えた自分のやりたいこと、事業アイデアをどのように伝えるのか?どのように見せるのか?を学びました。常盤木氏から伝授いただいたポイントの一部を記事の中で紹介しているので、ぜひ皆さんも活用してみてください!
常盤木さんってどんなひと?
常盤木 龍治氏
沖縄のIT番長とも呼ばれている常盤木氏。日本を代表するテクノロジー企業で様々なプロダクト企画/開発、事業戦略や人材育成に関わる。サービス業全般にでデータ分析サービス事業や、開発事業を行う「EBI LAB」へ創業と同時に最高技術責任者/最高戦略責任者/エバンジェリストに就任。
プレゼン初級編|プレゼンは才能ではなく、努力。
講座冒頭で常盤木氏より、プレゼンテーションの目的は何か?という問いかけがありました。
プレゼンの目的とは「相手の感情を動かし、相手の行動に影響を与えること」。
ただ伝えるだけではなく、相手の第一印象を変化させ、仲間になりたい!とポジティブになってくれることだとレクチャーいただきました。
特に、プレゼンの準備時と本番時で押さえておくべきポイントをお話ししてくださいました。その一部をご紹介いたします!
準備時|1ページあたりの情報は少なめに。
情報量の多いスライド資料は、注目すべきポイントが多く、相手の印象に残りにくいとのこと。
相手にどうしても伝えたいポイントを絞り込み、スライド資料に落とし込むことが大切です。
本番時|問いかけをつくる。
問いかけを部分部分に入れることで、聞いてる側の参加者意識が向上します。
これは、プレゼンテーション初心者でも挑戦できるテクニックになっています。
本番時|からだを使う。
ひとりひとりに語りかけるように、体を使い表現することが重要です。
挑戦するにはハードルは少し高いですが、スクリーンを指すなどの小さな動作から練習することが鍵です。
他にも、様々な意識すべきポイントをレクチャーしていただきました!
また常盤木氏は何度も「プレゼンは才能ではなく、努力だ」とお話ししていました。
練習を重ね、何回もブラッシュアップする。行動した分だけ、相手を動かすことができるプレゼンになる。
常盤木氏からの熱いメッセージは、受講生ひとりひとりの心にしっかりと刺さっている印象を受けました。
初級編を学んだ後は、受講生に実際に発表してもらい、講師からコメントをいただきました。
「子どもを持つお母さんのサポートがしたい」「まるで ”生かされている” かのような高齢者をサポートしたい」といった、これまでの講座のなかで言語化具体化したアイデアをプレゼン。
すぐに実践できるコメントをいただき、ひとつひとつのアドバイスをメモする受講生の様子が印象的でした。
プレゼン上級編|プレゼンは、聞いてもらう人への愛。
講座後半では、主に「話し方」に焦点をあててお話ししてくださいました。
「話しているなか寝ている人がいるのであれば、それは話し手の責任である」と常盤木氏。
プレゼンテーションで1番大切なことは「聞いてくれる人への愛を忘れないこと」。
一人一人を認識して話し、スライドの見せ方は聞き手への細心の配慮を忘れないことが鍵だとお話ししていました。
プレゼンテーション以外の自分のサービスや商品を説明する際にも、話すスピードや構成の順番など意識する部分は共通しているとのこと。
今回講座で学んだことを活かし、今後受講生がどのようにステップアップしていくのか楽しみです!
第5回講座を受けての受講生の声
最後に、第5回講座を終えた受講生の学びになったこと・印象に残ったことを一部紹介いたします!
「初めてプレゼンのことを学べた。講座の全てが気付きでした。」
「新しい気づきがありまくりでした!自分自身を鍛えることをしたいので、リアルで学べて本当に良かった。」
「とにかく練習をする。講座内容を踏まえてプレゼンに挑もうと思う。」
といった声が上がっていました。
プレゼンテーションの目的から、実践的なスキルやコツまで全てを学べた第5回講座。
常盤木氏のお話を踏まえて、受講生ひとりひとりが最終プレゼンに向けて火がついた様子が見られました!
次回講座について
スタラボ第6回講座は、いよいよ受講生の創業プランピッチです。
12月からの講座で学び、具体化した受講生のやりたいことをプレゼンしてもらいます。
Lagoon KOZAの創業スクールについて
Lagoon KOZAではスタラボだけではなく、女性・子育て世代に特化した創業スクール「ゆくるばスクール」や、創業期特化型起業ブートキャンプ「STARTUP BOOTCAMP」なども開催しています。スタラボに関しても、第6弾「スタートアップラボ Vol.6」も開催予定です。
今後参加してみたい・興味のあるスクールがある方は、下記フォームから登録して、いち早く情報を手に入れませんか?
2024年2月1日イベントレポート
あなたの想いをカタチにする|スタートアップラボVol.5 第4回講座イベントレポート
1/30(火)に「スタートアップラボvol.5」(以下、スタラボ)の第4回講座が開催されました。
今回は、数多くの創業相談を経験してきたLagoon KOZA スタッフ平良が「想いをカタチにする」というテーマを担当しました。
第3回講座で考えたIKIGAIをもとに事業アイデアを具体的にするべく、本講座では平良から様々なフレームワークを学び、実践しました。学んだフレームワークの一部を記事の中で紹介しているので、ぜひ皆さんも活用してみてください!
平良亮太さんはどんなひと?
平良亮太氏
琉球大学在学中に教育ベンチャー「株式会社がちゆん」の立ち上げメンバーとしてワークショップの企画開発や人材育成を担当。また、若年層のアントレプレナーシップ 育成事業「琉球frogs」のオーガナイザーを務める。
現在はLagoon KOZA運営責任者となり、創業支援や機運醸成イベントを企画運営。
6つのフレームワークを使った事業づくり
講座冒頭では、スタラボの目的は「事業内容を伝えて人の心を動かすこと」だと改めて平良から話していました。
事業アイデアをどのように具体化するのか?どのような観点から事業内容を考えるのか?そのためには6つのフレームワークが鍵だそうです。
1.MVVビジョン・ミッション・バリュー(MVV):組織の成長に向けた羅針盤としての役割を果たす経営の中核に置く概念のこと
2.ペルソナ設定:自社の商品・サービスを使用する典型的な顧客像を設定すること
3.6UPsketch:ユーザーがそのプロダクトやサービスを、どこで知って、どのように使い、
使った結果どうなったというストーリーを6コマで表したもの
4.ロードマップ:プロジェクトや事業における「目標達成までの道筋」を時系列で示したもの
5.ビジネスモデルキャンバス(BMC):複雑なビジネスの構造を視覚的にわかりやすくしたもの
6.ビジネスモデル:事業が利益を生み出すためのしくみのこと
「フレームワークがあってもうまく活用するイメージができない…」そんな方のために、Lagoon KOZAの事業を例にフレームワークの活用法を説明してくれました。Lagoon KOZAが掲げるビジョンやミッション、顧客像などを例にそれぞれどのようにフレームワークを活用したのかを解説してくれました。
「フレームワークがあってもうまく活用するイメージができない…」そんな方のために、Lagoon KOZAの事例にフレームワークの活用法を説明してくれました。アイデアの具体化は事業計画や広報戦略が明確化にすることを、受講生が身をもって学ぶ時間となりました。
顧客について考える「ペルソナ設定」と「6UpSketches」
講座内で登場した6つのフレームワークの一部をご紹介いたします!
ペルソナ設定とは?
「自分のサービスを届けたい人はどんな人なのか?」を設定するためのワークがペルソナ設定です。漠然と「こんな感じの人」とイメージするだけではなく、より良いサービスのためには細かくペルソナ像を設定することが必要となります。
「その人が普段何時に起きるのか?」「休日はどこに行くのか?」「使用しているデバイスは何か?」など
こんなところまで想像しないといけないの?というところまでイメージすることが求められます。ちなみに、「どんな口癖をしているのか?」を設定しているところもあるそうです。
6UpSketchesとは?
ペルソナ設定でイメージした人物が、どのような過程で自分たちのサービスにたどり着くのか?を6コマ漫画のようにイメージするのが「6UP sketches」というワークです。このワークで重要なのが「映像化する」ということで、どのようなシチュエーションで、どの媒体を通じてたどり着くのかなどの具体的なストーリを想像すること大切だそうです。
事業のこれからをイメージしてみよう
講座後半は自分のサービスをどのように展開していくのか、事業のこれからを考える時間でした。
ロードマップを用いたワークでは3年後事業をどのようにしていたいかを想像してもらい、そこから逆算してやるべきことを明確にしていきました。そして、事業を始めるためにどれほどの資金がいるのか?今後どのように売り上げをあげていくのか?を整理するためにビジネスモデルキャンバスを活用しました。このワークは融資を受ける際の書類作成に役立つのでぜひ活用してみてください!
また事業のこれからを考える上で、社会の変化にも対応していくことが必要と話す平良。今のブームが数年後どうなっているのか?社会がどのように変化していくのかを考えることが大切です。そこで平良から、未来年表データベースから、未来予測を検索できるサイト「未来年表」の紹介がありました。結構細かく予想されていて見るだけでも面白いので気になる方は調べてみてください!
フレームワークはあくまでも手段
フレームワークを活用する上で「まずは埋めてみる」ことが大切だと話す平良。埋めてみる過程で、埋まらない部分が必ず出てきます。その部分が自分の足りないところや、思考が不足しているところだとレクチャーしていました。
そして講座の最後には「フレームワークはあくまでも手段で、埋めることを意識しすぎるのではなく『なぜあなたが取り組むのか』を意識することが大事である」とフレームワークを使用するうえでの注意点も話していました。
第4回講座を受けての、受講生の声
最後に、第4回講座を終えた受講生の学びになったこと・印象に残ったことを一部紹介いたします!
「具体的に金額やサービスに落とすところが書けなかったので、そこをより具体的に考えてもっと解像度を上げようと思います。」
「その人が何に困ってて、どうしたいのかをイメージしながら出来ました。」
「ターゲット層をより明確にすること、3年後のビジョンを描くことは実際に動くにあたって大事なことなのだなと感じた。」
といった声が上がっていました。
受講生の中には、ペルソナ設定でイメージした人物に実際に会ってみる!と意気込む受講生も。
講座を経て受講生たちの事業の解像度が向上し、次のステップが明確になっている様子が見受けられました。
次回講座について
「スタートアップラボVol.5」第5回講座のテーマは、DXエバンジェリストの常盤木龍治氏による「プレゼンテーションの極意」です。
Lagoon KOZAの創業スクールについて
Lagoon KOZAではスタラボだけではなく、女性・子育て世代に特化した創業スクール「ゆくるばスクール」や創業期特化型業起業ブートキャンプ「START UP BOOTCAMP」なども開催しています。スタラボに関しても第6弾「スタートアップラボVol.6」も開催を予定しています。
今後参加してみたい・興味があるスクールがある方は下記フォームから登録して、いち早く情報を手に入れませんか?
【事業承継✖︎Beyondミーティング】後継者と一緒により良い「まちづくり」をしませんか?
イベントのご案内📢
2024年2月15日(木)に「事業承継」をテーマにした、BeyondミーティングをLagoon KOZAで開催!✨
今回のBeyondミーティングでは、すでに事業承継をしている後継者の方々がご登壇!
私たちのまちをよりよくしたい、挑戦している人を応援したい、そう思っているあなたピッタリなイベントです。ぜひ一度、あなたも参加してみませんか?
【日時】
2024/2/15(木)17:30受付開始/18:00-20:00
【場所】
Lagoon KOZA(沖縄県沖縄市中央1丁目7-8)
【申込方法】
お申し込みはこちら
Beyondミーティングってなに?
課題解決に向けて「挑戦するひと」を全力で応援するブレスト作戦会議です。
組織や肩書き、世代を超え、上下関係なく誰もが平等に参加。登壇者の悩みや課題の解決に向けて、批判やアドバイスとは少し違う、「いいね!」「おもしろい!」が飛び交う場です。
Beyondミーティングだからこその出会いやアイデアが、「挑戦するひと」のワクワクや行動のきっかけに。
どなたでも参加可能なこの会議で、共に新たな視点や解決策を見つけましょう!🔥
事業承継とは?
事業承継をひとことで説明すると「会社の経営権を後継者に引き継ぐこと」。
近年、中小企業や小規模事業者の経営者の高齢化が進行し、重要な経営課題となっています。
もちろん、「誰かに引き継いでもらおう!」と、後継者をさがしている事業者さんもいらっしゃいますが、なかなか見つからないという課題があります。
その結果、私たちのまちの「あのお店、あの場所」が次々となくなってしまい、 地域経済の衰退、最終的にはまちの文化や景観が失われてしまう…なんてことも。
つまり事業承継とは、単純に「会社やお店を残すために誰かに引き継ぐ」というだけでなく「私たちの暮らしをつくり、残していく」ことになるのです。
過去のBeyond参加者の声
これまで開催されたBeyondミーティングに参加された方からは、このような感想が寄せられました。
🙋「様々な参加者の視点からの意見交換することができて良かった!」
🙋「アイデアを共有し、事業にどう活かしていけるか、アクティブに考えられるこの環境がとても刺激的で素敵な間だった!」
🙋「事業を進めるなかでの具体的な課題感や、それに対するアイデアが聞けたことがとても良かった!」
「事業承継✖︎Beyondミーティング」の目的とは
Beyondミーティングを通して、後継者同士や、後継者とその挑戦を応援したい人など横のつながりを作ることができる場です。また、あなたの「アイデア」や「意見・考え方」で一緒に彼らの背中を押しませんか?
そして事業承継の悩みや課題を、今回のBeyondミーティングをという場を使って、私たちのまちをよりよくしていくアイデアを一緒に考えましょう!
それが、今回「事業承継✖︎ Beyondミーティング」を実施する一番の目的です!✨
こんな人におすすめ!
以下のような意志をお持ちの方であれば、どなたでもウェルカムです!
ぜひ一度、あなたも参加してみませんか?
「事業承継している人に会ってみたい!」
「何ができるか分からないけど、でも何か挑戦したい!」
「挑戦している人を応援したい!」
「私たちのまちを守りたい!」
登壇者紹介!
仲宗根糀家次期2代目 山川剛司さん
奈良県出身。1992年生。飲料メーカーを経て、2021年に沖縄移住。日系コンサルティング会社にて民間企業の経営支援に従事しその後、独立(企業のSNS支援、事業計画策定支援を行う)2023年からは那覇市の糀(こうじ)製造会社の次期2代目として事業承継中。
金城畜産2代目 松田正太さん
宜野座村出身、1983年生。高校時代は21世紀枠で甲子園に出場し、ベスト4。大学卒業後は役所に11年勤め、知見を広め、地元に貢献できるようにと証券会社に転職。その後、2022年8月から金城畜産2代目として事業承継。
有限会社育陶園 高江洲若菜さん
1982年生 短大学卒業後2003年家業である育陶園へ入社 会社の法人化に伴い社内の整備をおこない、既存の「育陶園」のブラッシュアップと共に、 5のブランド立上げと店舗運営を行い入社から10年で売上を2倍へと伸ばした 2020年に事業を継承し有限会社育陶園の代表取締役へ就任。
沖縄県ローラースポーツ連盟理事
合同会社OratoriumOrion 代表社員 仲本武史さん
沖縄市コザにあるSKATE CLUB ORIONというスケートボードの室内ミニランプ施設を運営しながら、沖縄県ローラースポーツ連盟理事を務める。都市型スポーツを通じて地域の発展を追求し、特に子どもたちの居場所づくりに注力。地元に愛される飲食店「北京亭」や「ニューヨークレストラン」の再開への挑戦を通じ、地域の老舗の後継者問題にも関心を持ち、まちで事業承継ができるモデルを構築中。
タイムテーブル
1.開場
2.オリエンテーション
3.登壇者のピッチ
4.ブレスト Round 1
5.休憩
6.登壇者のピッチ
7.ブレスト Round 2
8.応援タイム
9.集合写真
10.終了
※内容は変更することがあります。
2024年1月12日イベント
【Beyondミーティング開催!】一緒にスクール卒業生の背中を押しませんか?
「挑戦している人に出会いたい!」
「自分もいつか起業を考えている!」
「事業アイデアの種を見つけたい!」
そんな想いをもったあなたにピッタリなイベントを紹介!
ぜひあなたも参加しませんか?
【日時】
2024/2/12(月・祝)12:30受付開始/13:00-15:00
【場所】
Lagoon KOZA(沖縄県沖縄市中央1丁目7-8)
【申込方法】
お申し込みはこちらから
Beyondミーティングって何?
課題解決に向けて「挑戦するひと」を全力で応援するブレスト作戦会議です✨
Beyondミーティングとは組織や肩書き、世代そしてジャンルを超えて、上下なく誰もが平等に参加し合い、
批判やアドバイスとは少し違う「いいね!」「おもしろい!」が飛び交う場。
思いもよらない出会いやアイデアが「挑戦するひと」のワクワクや行動のきっかけに繋がるかもしれません!✨
これまでの参加者の声
これまでのBeyondミーティングに参加された方からは、このような感想が寄せられました。
🙋「周囲にスタートアップを始めている方が少ないので、とても刺激になりました!」
🙋「登壇者の方々と直接お話できてすごくいい経験ができました!」
🙋「いろいろな考えを持った方が多く勉強になりました」
今回のテーマは?
今回のテーマは「応援」
Lagoon KOZAでは毎年多くの創業スクール卒業生を送り出しています。
ワクワクを胸に抱き、数々の講座を卒業した彼らの「いま」は?
様々な出会いがあるイベントだからこそ、
そこで生まれる「アイデア」や「見方・考え方」は挑戦し続ける卒業生の ステップアップにつながる。
そして 一緒に悩み考える時間は、新しいワクワクを生み出し、かれらの背中を押すことに繋がります。
そのような「あなたからの応援」が見えるイベントを目指しています🔥
タイムテーブル
開場
1.オリエンテーション
2.登壇者のピッチ
3.休憩
4.ブレスト Round 1
5.休憩
6.ブレスト Round 2
7.応援タイム
8.集合写真
9.終了
※内容は変更することがあります。
【事業承継セミナーDay3レポート】みんなの笑顔を守り、お店の想いを紡ぐ|山川剛司さん
2023年11月は「事業承継啓発月間」
その取り組みの一環として、実際にお店を引き継いだ方をお招きしたトークイベントを3週連続で開催しました。
第3回となる2023年11月28日(火)は、那覇市にある糀屋さん「仲宗根糀家」次期2代目の山川剛司(やまかわ つよし)さんをお招きしました。
継ぐことを決めるまでにどのような思いがあったのか?従業員からのスタートとして意識していることはなにか?について、ざっくばらんにお話していただきました。
【山川剛司さんプロフィール】
奈良県出身。1992年生。飲料メーカーを経て、2021年に沖縄移住。日系コンサルティング会社にて民間企業の経営支援に従事しその後、独立(企業のSNS支援、事業計画策定支援を行う)2023年からは那覇市の糀(こうじ)製造会社の次期2代目として事業承継中。
仲宗根糀家HP:
https://www.koso-okinawa.com
継ぐまえ|お客様として利用したのがきっかけ
以前はコンサル会社に勤務していた山川さん。その時にお客様として訪問したのが仲宗根糀家を知ったきっかけ。
当時は、「糀(こうじ)って何?」「ほんとに健康にいいの?」と懐疑的だった山川さんですが、プライベートで参加した糀(こうじ)勉強会を機に、糀(こうじ)に興味を持ち始めました。「こんないい商品を作る会社が後継者不在で将来なくなる可能性があるなら自分が後世に残していきたい」と感じたとのこと。
元々沖縄への移住を決断した段階で、自ら独立し新しい会社を設立することを考えていた山川さん。これはチャンスだと思い仲宗根糀家の現社長に直談判し、後継者になることを決意。「このチャンスは、企業をゼロからスタートするのは難しいと感じていた私にとって、特に意味深いものでした。」と当時の心境を語ってくれました。
継いだいま|従業員として働く中で意識していることとは?
社長との話を終え、山川さんの次期2代目としての人生は従業員からのスタートとなりました。
入社したときは何も知らない状況だったため、既存の従業員からの信頼を得るためにも意識している点をいくつか教えてくれました。
社内では積極的なコミュニケーションを心掛け工場作業にも入るなど、できるだけすべての業務に触れていたとのこと。またSNS広報など今までやってこなかったことをしていく上でも、自分のひとりよがりにならないようにするために、やはりコミュニケーションが大事であると話してくれました。
継いだ未来|若い世代にも糀(こうじ)を
どのような「チャレンジ」に取り組んでいるのか?
最近は糀(こうじ)の美味しさを若い世代に広めるために様々な取り組みを行っている山川さん。
これまでにカフェやスムージー屋さんなど、若い方々が良く行くようなお店とコラボして糀や甘酒を使った商品を作るなどの取り組みを行ってきたとのこと。
さらに現在取り組んでいることとして、小中学生の給食に糀を使ったメニューを取り入れるために各学校の栄養管理士ともお話を進めているそうです。
新しいことに対する従業員からの反発は少なからずあるようですが、そのサービスが実現して喜ぶ声があるということが伝わるとみなさん喜んでくれるので、お客様からの反応もできるだけ従業員に伝えられるよう意識しているそうです。
今は大変な時期だけど環境を変えていくことで、その変化が売り上げに現れたりなど変化が目に見えてわかる状況なので楽しい時期でもあると語ってくれました。
みなさんの感想
この日は山川さんが仲宗根糀家の糀を持って来てくれていて参加者全員に試飲してもらいました。
🙋「糀ってこんなに甘いの?」
🙋♀️「飲みやすくておいしい!」
🙋「糀に対するイメージが変わった」
などなど、参加者のみなさん絶賛してくれました!
イベントアーカイブ動画では、今回のイベントのここだけでしか聞けない貴重な実体験を聞くことができます。気になる方はぜひ下記の動画からご覧ください!
まとめ
今回のイベントでは山川剛司さんから事業を継ぐ時に意識したことや、実際に継いでみて苦労したこと、これからのビジョンなど、ざっくらばんに語っていただきました。これからお店を継ぐ人や、既に継いだ人はもちろん、起業創業に関心のあるみなさんにも、ぜひご覧いただきたい内容となっています。トークテーマごとに区切って見やすくなっていますので、ぜひYouTubeをチェックしてみてください!
2024年1月11日イベントレポート
【ゆくるばスクール第6回レポート】笑いあり涙ありの最終成果報告会
2023年12月22日(金)にゆんたくできるコミュニティ「ゆくるば」の起業実践スクール、ゆくるばスクール第6回を沖縄市役所で開催しました!
最終回となる今回は、受講生自身に3ヶ月間に渡る講座を通じて学んだこと、感じたこと、そして今後の目標についてプレゼンテーションをしていただきました。
多くの受講生が「自分の挑戦の話を受け止めてくれる同期が大好きだ」とお話しされていました。素敵な仲間と一緒に学べる最後の日。笑いあり、涙ありの最終成果報告会そして懇親会の様子をお届けします🙋✨
これまでのゆくるばスクール
ゆくるばスクールは3ヶ月間に渡り、起業創業期に大切なポイントを講師の沖縄ガールズスクエア代表の岩渕裕子(いわぶち ゆうこ)さんから学んできました。
講座は大きくインプットとアウトプットの時間に分かれ、受講生同士がゆんたくするなかで学びを自分のものに落とし込んでいきます。
今まで開催した全5回の様子は、過去のイベントレポートからチェックすることができます👀✨
そのなかでは、受講生が感じたことや想いなども紹介していますので、ぜひご覧ください!
企業誘致課 久保田課長ご挨拶|女性だからできること
受講生のプレゼンの前に、沖縄市役所企業誘致課の久保田課長からご挨拶をいただきました。
結婚、妊娠、出産、そして介護。女性にはライフステージの変化が多くあり、自分のやりたいことや挑戦したいことを二の次にしてしまう。
自分らしく生きるとは何か。生きがいとは何か。その問いを持つことのできる女性は少ないのではないかと示唆されていました。
だからこそ、女性が感じる課題や喜びに焦点をあてたモノ・コトは、ひとりでも多くの女性の「生きがい」に影響を与えるのではないか。
ひとりひとりの女性の活躍が、誰かのチカラになると久保田課長はお話しされていました。
今回17名の受講生が3ヶ月間学び、自身に向き合った成長を聞くことができることを、凄くワクワクしている様子でした😳💓
3ヶ月の成果発表|「わたし」だからこそ挑戦したいこと
3ヶ月間何を学び感じたのか?テストマーケティングを通じて何を得たのか?今後の目標は?
当日は15名の受講生に、ゆくるばスクールでの集大成をプレゼンしていただきました。
「自分のやりたいことについてプレゼンする」ということは、受講生自身初めての挑戦です。
みなさん緊張している様子でしたが、想いを伝えている目はとてもキラキラしている印象を受けました👀✨
最終成果報告会での受講生の声を、一部紹介いたします!
🙋♀️「未経験者だからこそ斬新さという強みがある。仲間を巻き込めば、斬新なアイデアも可能にできると感じた」
🙋♀️「3ヶ月間悩むことが多かった。でもみんなと話して、自分のやりたいことが強く固まった。マルシェではターゲット層からフィードバックがもらえ、自分の自身に繋がった!」
🙋♀️「自分とたくさん向き合い、悩んだ。だからこそ私のやりたいこと、私が大切にしたいことが見つかった」
🙋♀️「実践してみたからこそ、たくさんの課題が出てきた。でも同時にこれが私のやりたいことだと強く感じた」
🙋♀️「原体験や想いだけではなく、私だからできることをうまく掛け算したことを提供しつづけたい」
🙋♀️「自分自身を、やりたいことを、みなさん温かく受け止めてくれた。だからこそ3ヶ月間楽しく頑張れた!」
ひとりひとりが発表されているなか、みなさん真剣な眼差しでプレゼンを聞いている様子でした!
受講生17名全員が本気で取り組んでいた3ヶ月間。
頑張ってきた姿を互いに見てきたからこそ、プレゼンを聞くなかで感動の涙を流している受講生もいました。
笑いあり、涙ありのプレゼン。
温かい雰囲気のなかで、確実に次のステップへと受講生全員で進むことができたと感じます🤲✨
懇親会|お疲れさまでした!!!
沖縄市役所からLagoon Kozaへ移動し、懇親会を実施。
やりたいことを本格化していくなかで、家事育児とどう両立するか?
新しいファンをひとりでも多く獲得するために、現状をどう改善するのか?
美味しいご飯を食べながら、スクールで過ごした月日を振り返り、今後について語り合う様子が見られました😳✨
「私だからできること」にチャレンジするという、同じ熱い想いを持つ17名の仲間がいる。
ひとりじゃないということは、こんなにも温かく、そして心強いのかと改めて気付かされた3ヶ月間でした。
優しく、とてもパワフルだったゆくるばスクール1期生。
ひとりじゃない、仲間がいる空間が、受講生のみなさんの更なるステップアップに繋がればと思います。
これからもLagoon Kozaでは、ゆくるばスクール1期生の応援をしていきます🔥
Lagoon Koza ではこんなことも…
Lagoon Kozaでは、スタッフによる1対1での企業創業相談を実施しています。
起業するまでにどういうプロセスが必要なのかという相談はもちろんですが、
「抽象的なアイデアを、もっとより具体的にしたい!」
「やりたいことを実施するための、第一歩を一緒に考えてほしい!」
というような、アイデア段階でお悩みの方のサポートも行っています🙋
無料で実施していますので、ぜひ気軽にLagoon Kozaをご利用ください!
相談したい!という方はこちらから
スタッフによる1対1のご相談はLagoon Kozaでも、オンラインでも可能となっていますので、あなたのご都合に合わせて日程や相談方法をお選びすることができます。
【事業承継セミナー Day2レポート】みんなの笑顔を守り、お店の想いを紡ぐ|松田正太さん
2023年11月は「事業承継啓発月間」
その取り組みの一環として、実際にお店を引き継いだ方をお招きしたトークイベントを3週連続で開催しました。
第2回となる2023年11月21日(火)は、那覇市山下町にある豚の丸焼き屋さん「金城畜産」2代目の松田正太(まつだ しょうた)さんをお招きしました。
なぜお店を継ごうと思ったのか?継いだ今挑戦していることは?について、ざっくばらんにお話ししていただきました。
【松田正太さんプロフィール】
宜野座村出身、1983年生。高校時代は21世紀枠で甲子園に出場し、ベスト4に。大学卒業後は役所に11年間勤め、知見を広め、地元に貢献できるようにと証券会社に転職。その後、2022年8月から金城畜産2代目として事業承継。
金城畜産HP:
https://butamaruyaki.com/
継ぐまえ|沖縄の文化のがなくなってしまうという危機感
証券会社勤めになったことで、那覇市に引越した松田さん。
小さい頃の「お祝い事の際に豚の丸焼きに食べて、栄養をつける」という沖縄の伝統文化が那覇市に無いように感じたと語っていました。さらに、沖縄県から豚の丸焼き屋さんがなくなっている事実を目の当たりに。
当たり前だった「豚の丸焼きを食べる」という光景が減っていることから文化喪失への危機感を感じ、会社を辞め金城畜産を継ぐことを決意。その決意の裏には、松田さんの子どもの頃の原体験が大きく関係していました。
小学校低学年のとき足の病気で入院、2年間の車イス生活。その後野球を始め、高校甲子園を経験。そして国立大学に合格。
これらの経験から松田さんの中には頑張ればできるという思いがあり、その思いが松田さんの決意を後押ししてくれました🔥
継いだいま|コロナ禍でのスタート
松田さんが事業を継いだと同時に、コロナが到来。注文も今までより減り、この状態でスタートしても大丈夫なのか、と漠然とした不安を抱いていました。
しかし、お店に人が集まらなければ、注文がこないと考えた松田さんは、お店をオープンすることを決意しました。お店のアピールのために、チラシを配りに近所を周ったり、企業の披露宴等で扱ってもらえないかと営業に行ったり、今できることを全部取り組みました。
また、新たな取り組みとして、ランチ営業や豚の丸焼きの解体ショーを開始。豚の丸焼きを実際に見たり、食べたりできる機会を提供し、まずは沖縄の豚の丸焼きの文化を感じてもらう。そうすることで若い世代にも広めていきたいとお話ししていました✨
継いだ未来|「沖縄のクリスマスは、豚の丸焼き」そんな未来を
新しい文化として「沖縄のクリスマスには、豚の丸焼き」いうのが当たり前になっているのを目指したい。
豚の丸焼きが沖縄の伝統文化・伝統料理ということを広めていきたい!
そのような夢を抱きながら、尽力していると松田さんはお話しされていました。
しかし、丸々1頭だと費用が高くなってしまい、購入が難しいという状況があるそうです。そのため、ハーフカットでの販売やパック販売を考案。パック販売だと豚の丸焼きの雰囲気がなくなり、特別感がなく見栄えが悪くなってしまう。
その解決策として、容器を豚の丸焼きの形にしようと試作中。松田さんは、少しでも丸焼きの雰囲気を味わってもらい豚の丸焼きの伝統を継承し、広めるべく日々できることに励んでいます。
「豚の丸焼きの新しい文化を作る」という夢を抱き、できることに挑戦している松田さんからは熱い想いが伝わってきました🔥
みなさんの感想
🙋「クリスマスでは家族で豚の丸焼きを食べたい!」
🙋「引き継ぐ際に感じた大変だったことはなんですか?」
🙋「事業承継をする時に相談した機関はありますか?」
トークセッション終了後、参加者からの質疑応答では、たくさんの感想や質問が。イベントアーカイブ動画では、ここだけでしか聞けない貴重な実体験を聞くことができます。続きが気になる方はぜひ下記の動画からご覧ください!
まとめ
今回のイベントでは松田正太さんからを継ぐ覚悟や想い、実際に継いでみて苦労したこと、これからのビジョンなど、ざっくらばんに語っていただきました。これからお店を継ぐ人や、既に継いだ人はもちろん、起業創業に関心のあるみなさんにも、ぜひご覧いただきたい内容となっています。トークテーマごとに区切って見やすくなっていますので、ぜひYouTubeをチェックしてみてください!