2024年6月7日イベントレポート

「なぜ起業したのか?」現役起業家が語る、起業までの道のり|スタートアップラボVol.6 説明会&起業家トークセッション

2024年6月17日(月)からスタート!
全6回で創業初期に必要な知識や考え方について学ぶ「スタートアップラボVol.6」の説明会&先輩起業家トークイベントがLagoon KOZAにて開催されました!

山田 慎也さん(株式会社URAKATA)、崎濱 花鈴さん(Okaraokara inc)、山川 剛司さん(株式会社仲宗根糀家)が先輩起業家として、「事業立ち上げまでの紆余曲折」「創業初期に知るべき知識・サポート」など、一度経験したからこそ話せる起業家のリアルをお話ししてくれました。

本イベントには、17名の参加者が集まりました。参加者は20代から40代まで幅広く、すでに起業されている方や起業準備中の方、そしてまだアイデア段階の方など、さまざまな段階の方々が参加しました。

本記事では、先輩起業家トークイベントの様子をお届けします!

スタートアップラボとは?

「スターアップラボ」とは、起業する上で欠かせない知識とマインドセットを身につけ、フレームワークに沿って実践と改善を繰り返す実践型創業スクールです。

「事業の設計図となる創業計画」「商品・サービスの開発スキル」「初期顧客を獲得するマーケティング手法」など、実践的なノウハウを各テーマの専門家から学べる講座となっています。

全6回、オムニバス形式の講座を受講することで、事業のプロトタイプ(=試作)となるver.0を構築し、初期顧客の獲得達成を目指します💡

※ver.0とは「商品やサービスの価値を第三者に伝えられる状態」のことを指します。

また、起業初期に必要なノウハウを得るだけでなくLagoon KOZAスタッフによる創業相談が受けられ、さらに特定創業支援事業の対象になっているとてもお得なプログラムになっています。

起業家トークセッション|沖縄スタートアップゆんたく

初めに先輩起業家たちの事業を紹介してもらい、トークイベントが始まりました。

株式会社URAKATA CEO
山田 慎也さん

2018年4月にキャンプ用品シェアリングサービス「ソトリスト」を運営する、株式会社URAKATAを設立。「やりたいことで社会に貢献する」をモットーに掲げ、幅広い層へキャンプの魅力を発信する傍ら、自身のスタートアップの経験を伝える活動にも積極的に参加している。

Okaraokara inc 代表取締役
崎濱 花鈴さん

2024年1月にOkaraokara incを設立。学生時代から取り組んできた、沖縄県の島豆腐から出る副産物「おから」のロス問題を解決するため、おからを活用した代替肉の製造・販売を通して沖縄県内の資源循環を目指している。

株式会社仲宗根糀屋 次期二代目
山川 剛司さん

2023年から沖縄で手作りの糀(こうじ)を作る、株式会社仲宗根糀家の次期二代目として事業承継中。
沖縄では数少ない糀製品や文化を後世に残すため、前職のスキルを活かしたSNS発信や異業種とコラボした商品開発など新しい販路開拓を行っている。

なぜ起業したのか?

最初の質問は「なぜ起業したのか?」
どのようなきっかけで起業・事業承継に至ったのかお尋ねしました。

 

元々フリーランスとして働いていた時に、税金対策のため法人化を考えたことが起業のきっかけでした。僕も仲間もキャンプが好きで、その趣味を活かせる事業を展開したいという思いから、キャンプ関連のビジネスに挑戦することになりました。

 
 

大学時代のビジネスコンテストがきっかけで地元沖縄の豆腐屋さんが抱える課題を知った時に、なんとかして助けたいと思ったんです。どうしたら解決できるのか考えたら、起業以外で解決できる方法が思い浮かばなかったので、起業を決意しました!

 
 

元々「何かやってみたい」という思いはありました。そんな中、自分が好きな商品を提供していた仲宗根糀家が後継者不在で、なくなる可能性があると知った時に「自分が後世に残していきたい!」と思い、引き継ぐことを決めました。

 

事業立ち上げまでの紆余曲折

続いて、起業を決意した後の「事業立ち上げまでに直面した課題」について答えてもらいました。

 

資金調達は一生の課題ですね。キャンプのシェアリングサービスって僕らだけだったので、銀行からの評価もそこまで高いわけではありませんでした。資金調達において大事なのは「世の中に必要とされているものなのか」なので、実績を作りながらの資金調達に苦労しました。

 
 

腐りやすく、扱いにくいおからを、どう商品にしていくのかはとても苦労しました。おからを使いつつ、付加価値をつけるのがとても難しかったです。3年かけて100くらいの試作は考えましたね。

 
 

もとからある会社に入るということもあり、人間関係が大変でした。改善すべき課題は見えていたのですが、若手の僕が急に意見を言っても聞いてくれるわけでもなかったので、まずは場に馴染むことを意識していました。そこは結構苦労しました。

 

創業初期に知るべき知識・サポートとは?

さまざまな困難や苦労を経験した起業家が、創業初期の頃を思い返してみて、あの頃どんな知識やサポートがあったら良かったと思っているのかお聞きしました。

 

顧客開発をもっとちゃんとしておけばと思いましたね。キャンプ用品を貸してくれる人はたくさんいたのですが、借りてくれる人が見つからず探すのにとても苦労ました。貸す側、借りる側、どちらの顧客についても考える必要があったなと今は思います。

 
 

Lagoon KOZAの支援を受けていて一番助かっているのは、資金調達についての知識ですね。株の話だったり、融資の話だったりと、私たちのビジネスを成長させるために必要な資金を適切に調達する方法についてアドバイスをいただきとても助かりました。

 
 

ゼロイチから始めるにしろ、事業承継するにしろ、やはり覚悟が必要ですね。僕も覚悟はしていたのですが、それでも思っていたよりきつい場面はたくさんありましたね。絶対にしんどい時はあるのでそこを乗り越える覚悟は必要だと感じますね。

 

これから起業を目指す方へのメッセージ

最後にスクール参加を検討している参加者に向けて、先輩起業家の方々からメッセージをいただきました。

 

こういうことが好きだな、という好奇心があるのにやらないのは勿体無いと思います。
正直、起業は超大変ですが好きなことは続けられるので、好きで乗り越えられるという自身があれば絶対にやった方がいい。とにかくトライしてほしいですね。

 
 

自分の好きなことで生きている人は1%しかいないと言われたことがあります。今、この場に集まっている皆さんは、やりたいことがある人や助けたい人がいる方々だと思います。私も皆さんと一緒に挑戦していければと思います!

 
 

自分のやりたいことを深ぼることは大事。自分がなんで起業したいのかがないと、困難に陥った時のよじ登るエネルギーがないので、そこはちゃんと時間をかけて考えてほしいですね。

 

交流会

トークイベントの後には交流会を実施し、参加者同士や先輩起業家と楽しく交流する様子が見られました。
参加者からは、「苦労しながらも楽しんでいる姿を見て刺激になった」「自分のやりたいことにもっと向き合おうと思った」「講座でもっと具体的に学んでみたい」などの声をいただきました!

さいごに

スタートアップラボVol.6は、6月14日(金)17時まで参加申し込みを受け付けています。

今までにない新しいビジネスモデルや、社会課題を解決するソーシャルビジネスなど、
既存のビジネスモデルに当てはまらない事業アイデアも大歓迎!

スタートアップラボに参加して、起業への一歩を踏み出しませんか?
みなさんの参加を心よりお待ちしてしております✨

 

2024年3月1日イベントレポート

ひとの心を動かすプレゼンテーションの極意|スタートアップラボVol.5 第5回講座イベントレポート

2/13(火)に「スタートアップラボVol.5(以下、スタラボ)」の第5回講座が開催されました。

今回は、DXエバンジェリストの常盤木龍治氏をお招きし「プレゼンテーションの極意」についてお話ししていただきました。
第3回そして第4回で考えた自分のやりたいこと、事業アイデアをどのように伝えるのか?どのように見せるのか?を学びました。常盤木氏から伝授いただいたポイントの一部を記事の中で紹介しているので、ぜひ皆さんも活用してみてください!

常盤木さんってどんなひと?

常盤木 龍治氏

沖縄のIT番長とも呼ばれている常盤木氏。日本を代表するテクノロジー企業で様々なプロダクト企画/開発、事業戦略や人材育成に関わる。サービス業全般にでデータ分析サービス事業や、開発事業を行う「EBI LAB」へ創業と同時に最高技術責任者/最高戦略責任者/エバンジェリストに就任。

プレゼン初級編|プレゼンは才能ではなく、努力。

講座冒頭で常盤木氏より、プレゼンテーションの目的は何か?という問いかけがありました。
プレゼンの目的とは「相手の感情を動かし、相手の行動に影響を与えること」
ただ伝えるだけではなく、相手の第一印象を変化させ、仲間になりたい!とポジティブになってくれることだとレクチャーいただきました。

特に、プレゼンの準備時と本番時で押さえておくべきポイントをお話ししてくださいました。その一部をご紹介いたします!

準備時|1ページあたりの情報は少なめに。

情報量の多いスライド資料は、注目すべきポイントが多く、相手の印象に残りにくいとのこと。
相手にどうしても伝えたいポイントを絞り込み、スライド資料に落とし込むことが大切です。

本番時|問いかけをつくる。

問いかけを部分部分に入れることで、聞いてる側の参加者意識が向上します。
これは、プレゼンテーション初心者でも挑戦できるテクニックになっています。

本番時|からだを使う。

ひとりひとりに語りかけるように、体を使い表現することが重要です。
挑戦するにはハードルは少し高いですが、スクリーンを指すなどの小さな動作から練習することが鍵です。

他にも、様々な意識すべきポイントをレクチャーしていただきました!

また常盤木氏は何度も「プレゼンは才能ではなく、努力だ」とお話ししていました。
練習を重ね、何回もブラッシュアップする。行動した分だけ、相手を動かすことができるプレゼンになる。
常盤木氏からの熱いメッセージは、受講生ひとりひとりの心にしっかりと刺さっている印象を受けました。

初級編を学んだ後は、受講生に実際に発表してもらい、講師からコメントをいただきました。

「子どもを持つお母さんのサポートがしたい」「まるで ”生かされている” かのような高齢者をサポートしたい」といった、これまでの講座のなかで言語化具体化したアイデアをプレゼン。
すぐに実践できるコメントをいただき、ひとつひとつのアドバイスをメモする受講生の様子が印象的でした。

 

プレゼン上級編|プレゼンは、聞いてもらう人への愛。

講座後半では、主に「話し方」に焦点をあててお話ししてくださいました。
「話しているなか寝ている人がいるのであれば、それは話し手の責任である」と常盤木氏。

プレゼンテーションで1番大切なことは「聞いてくれる人への愛を忘れないこと」
一人一人を認識して話し、スライドの見せ方は聞き手への細心の配慮を忘れないことが鍵だとお話ししていました。

プレゼンテーション以外の自分のサービスや商品を説明する際にも、話すスピードや構成の順番など意識する部分は共通しているとのこと。
今回講座で学んだことを活かし、今後受講生がどのようにステップアップしていくのか楽しみです!

第5回講座を受けての受講生の声

最後に、第5回講座を終えた受講生の学びになったこと・印象に残ったことを一部紹介いたします!

「初めてプレゼンのことを学べた。講座の全てが気付きでした。」

「新しい気づきがありまくりでした!自分自身を鍛えることをしたいので、リアルで学べて本当に良かった。」

「とにかく練習をする。講座内容を踏まえてプレゼンに挑もうと思う。」

といった声が上がっていました。

プレゼンテーションの目的から、実践的なスキルやコツまで全てを学べた第5回講座。
常盤木氏のお話を踏まえて、受講生ひとりひとりが最終プレゼンに向けて火がついた様子が見られました!

次回講座について

スタラボ第6回講座は、いよいよ受講生の創業プランピッチです。
12月からの講座で学び、具体化した受講生のやりたいことをプレゼンしてもらいます。

 

Lagoon KOZAの創業スクールについて

Lagoon KOZAではスタラボだけではなく、女性・子育て世代に特化した創業スクール「ゆくるばスクール」や、創業期特化型起業ブートキャンプ「STARTUP BOOTCAMP」なども開催しています。スタラボに関しても、第6弾「スタートアップラボ Vol.6」も開催予定です。

今後参加してみたい・興味のあるスクールがある方は、下記フォームから登録して、いち早く情報を手に入れませんか?

 

2024年2月1日起業・創業 イベントレポート

あなたの想いをカタチにする|スタートアップラボVol.5 第4回講座イベントレポート

1/30(火)に「スタートアップラボvol.5」(以下、スタラボ)の第4回講座が開催されました。

今回は、数多くの創業相談を経験してきたLagoon KOZA スタッフ平良が「想いをカタチにする」というテーマを担当しました。

第3回講座で考えたIKIGAIをもとに事業アイデアを具体的にするべく、本講座では平良から様々なフレームワークを学び、実践しました。学んだフレームワークの一部を記事の中で紹介しているので、ぜひ皆さんも活用してみてください!

平良亮太さんはどんなひと?

平良亮太氏

琉球大学在学中に教育ベンチャー「株式会社がちゆん」の立ち上げメンバーとしてワークショップの企画開発や人材育成を担当。また、若年層のアントレプレナーシップ 育成事業「琉球frogs」のオーガナイザーを務める。
現在はLagoon KOZA運営責任者となり、創業支援や機運醸成イベントを企画運営。

6つのフレームワークを使った事業づくり

講座冒頭では、スタラボの目的は「事業内容を伝えて人の心を動かすこと」だと改めて平良から話していました。
事業アイデアをどのように具体化するのか?どのような観点から事業内容を考えるのか?そのためには6つのフレームワークが鍵だそうです。

1.MVVビジョン・ミッション・バリュー(MVV):組織の成長に向けた羅針盤としての役割を果たす経営の中核に置く概念のこと

2.ペルソナ設定:
自社の商品・サービスを使用する典型的な顧客像を設定すること

3.6UPsketch:
ユーザーがそのプロダクトやサービスを、どこで知って、どのように使い、
使った結果どうなったというストーリーを6コマで表したもの

4.ロードマップ:
プロジェクトや事業における「目標達成までの道筋」を時系列で示したもの

5.ビジネスモデルキャンバス(BMC):
複雑なビジネスの構造を視覚的にわかりやすくしたもの

6.ビジネスモデル:
事業が利益を生み出すためのしくみのこと

「フレームワークがあってもうまく活用するイメージができない…」そんな方のために、Lagoon KOZAの事業を例にフレームワークの活用法を説明してくれました。Lagoon KOZAが掲げるビジョンやミッション、顧客像などを例にそれぞれどのようにフレームワークを活用したのかを解説してくれました。

「フレームワークがあってもうまく活用するイメージができない…」そんな方のために、Lagoon KOZAの事例にフレームワークの活用法を説明してくれました。アイデアの具体化は事業計画や広報戦略が明確化にすることを、受講生が身をもって学ぶ時間となりました。

顧客について考える「ペルソナ設定」と「6UpSketches」

講座内で登場した6つのフレームワークの一部をご紹介いたします!

ペルソナ設定とは?

「自分のサービスを届けたい人はどんな人なのか?」を設定するためのワークがペルソナ設定です。漠然と「こんな感じの人」とイメージするだけではなく、より良いサービスのためには細かくペルソナ像を設定することが必要となります。
「その人が普段何時に起きるのか?」「休日はどこに行くのか?」「使用しているデバイスは何か?」など
こんなところまで想像しないといけないの?というところまでイメージすることが求められます。ちなみに、「どんな口癖をしているのか?」を設定しているところもあるそうです。

6UpSketchesとは?

ペルソナ設定でイメージした人物が、どのような過程で自分たちのサービスにたどり着くのか?を6コマ漫画のようにイメージするのが「6UP sketches」というワークです。このワークで重要なのが「映像化する」ということで、どのようなシチュエーションで、どの媒体を通じてたどり着くのかなどの具体的なストーリを想像すること大切だそうです。

事業のこれからをイメージしてみよう

講座後半は自分のサービスをどのように展開していくのか、事業のこれからを考える時間でした。


ロードマップを用いたワークでは3年後事業をどのようにしていたいかを想像してもらい、そこから逆算してやるべきことを明確にしていきました。そして、事業を始めるためにどれほどの資金がいるのか?今後どのように売り上げをあげていくのか?を整理するためにビジネスモデルキャンバスを活用しました。このワークは融資を受ける際の書類作成に役立つのでぜひ活用してみてください!

また事業のこれからを考える上で、社会の変化にも対応していくことが必要と話す平良。今のブームが数年後どうなっているのか?社会がどのように変化していくのかを考えることが大切です。そこで平良から、未来年表データベースから、未来予測を検索できるサイト「未来年表」の紹介がありました。結構細かく予想されていて見るだけでも面白いので気になる方は調べてみてください!

フレームワークはあくまでも手段

フレームワークを活用する上で「まずは埋めてみる」ことが大切だと話す平良。埋めてみる過程で、埋まらない部分が必ず出てきます。その部分が自分の足りないところや、思考が不足しているところだとレクチャーしていました。

そして講座の最後には「フレームワークはあくまでも手段で、埋めることを意識しすぎるのではなく『なぜあなたが取り組むのか』を意識することが大事である」とフレームワークを使用するうえでの注意点も話していました。

第4回講座を受けての、受講生の声

最後に、第4回講座を終えた受講生の学びになったこと・印象に残ったことを一部紹介いたします!

「具体的に金額やサービスに落とすところが書けなかったので、そこをより具体的に考えてもっと解像度を上げようと思います。」

「その人が何に困ってて、どうしたいのかをイメージしながら出来ました。」

「ターゲット層をより明確にすること、3年後のビジョンを描くことは実際に動くにあたって大事なことなのだなと感じた。」

といった声が上がっていました。

受講生の中には、ペルソナ設定でイメージした人物に実際に会ってみる!と意気込む受講生も。
講座を経て受講生たちの事業の解像度が向上し、次のステップが明確になっている様子が見受けられました。

次回講座について

「スタートアップラボVol.5」第5回講座のテーマは、DXエバンジェリストの常盤木龍治氏による「プレゼンテーションの極意」です。

Lagoon KOZAの創業スクールについて

Lagoon KOZAではスタラボだけではなく、女性・子育て世代に特化した創業スクールゆくるばスクールや創業期特化型業起業ブートキャンプSTART UP BOOTCAMPなども開催しています。スタラボに関しても第6弾「スタートアップラボVol.6」も開催を予定しています。
今後参加してみたい・興味があるスクールがある方は下記フォームから登録して、いち早く情報を手に入れませんか?

 

2024年1月18日事業承継 イベント

【事業承継✖︎Beyondミーティング】後継者と一緒により良い「まちづくり」をしませんか?

イベントのご案内📢
2024年2月15日(木)に「事業承継」をテーマにした、BeyondミーティングをLagoon KOZAで開催!✨

今回のBeyondミーティングでは、すでに事業承継をしている後継者の方々がご登壇!
私たちのまちをよりよくしたい、挑戦している人を応援したい、そう思っているあなたピッタリなイベントです。ぜひ一度、あなたも参加してみませんか?

【日時】
2024/2/15(木)17:30受付開始/18:00-20:00

【場所】
Lagoon KOZA(沖縄県沖縄市中央1丁目7-8

【申込方法】
お申し込みはこちら

Beyondミーティングってなに?

課題解決に向けて「挑戦するひと」を全力で応援するブレスト作戦会議です。

組織や肩書き、世代を超え、上下関係なく誰もが平等に参加。登壇者の悩みや課題の解決に向けて、批判やアドバイスとは少し違う、「いいね!」「おもしろい!」が飛び交う場です。

Beyondミーティングだからこその出会いやアイデアが、「挑戦するひと」のワクワクや行動のきっかけに。
どなたでも参加可能なこの会議で、共に新たな視点や解決策を見つけましょう!🔥

事業承継とは?

事業承継をひとことで説明すると「会社の経営権を後継者に引き継ぐこと」。
近年、中小企業や小規模事業者の経営者の高齢化が進行し、重要な経営課題となっています。

もちろん、「誰かに引き継いでもらおう!」と、後継者をさがしている事業者さんもいらっしゃいますが、なかなか見つからないという課題があります。

その結果、私たちのまちの「あのお店、あの場所」が次々となくなってしまい、 地域経済の衰退、最終的にはまちの文化や景観が失われてしまう…なんてことも。

つまり事業承継とは、単純に「会社やお店を残すために誰かに引き継ぐ」というだけでなく「私たちの暮らしをつくり、残していく」ことになるのです。

過去のBeyond参加者の声

これまで開催されたBeyondミーティングに参加された方からは、このような感想が寄せられました。

🙋「様々な参加者の視点からの意見交換することができて良かった!」

🙋「アイデアを共有し、事業にどう活かしていけるか、アクティブに考えられるこの環境がとても刺激的で素敵な間だった!」

🙋「事業を進めるなかでの具体的な課題感や、それに対するアイデアが聞けたことがとても良かった!」

「事業承継✖︎Beyondミーティング」の目的とは

Beyondミーティングを通して、後継者同士や、後継者とその挑戦を応援したい人など横のつながりを作ることができる場です。また、あなたの「アイデア」や「意見・考え方」で一緒に彼らの背中を押しませんか?

そして事業承継の悩みや課題を、今回のBeyondミーティングをという場を使って、私たちのまちをよりよくしていくアイデアを一緒に考えましょう!

それが、今回「事業承継✖︎ Beyondミーティング」を実施する一番の目的です!✨

こんな人におすすめ!

以下のような意志をお持ちの方であれば、どなたでもウェルカムです!
ぜひ一度、あなたも参加してみませんか?

「事業承継している人に会ってみたい!」

「何ができるか分からないけど、でも何か挑戦したい!」

「挑戦している人を応援したい!」

「私たちのまちを守りたい!」

登壇者紹介!

仲宗根糀家次期2代目 山川剛司さん

奈良県出身。1992年生。飲料メーカーを経て、2021年に沖縄移住。日系コンサルティング会社にて民間企業の経営支援に従事しその後、独立(企業のSNS支援、事業計画策定支援を行う)2023年からは那覇市の糀(こうじ)製造会社の次期2代目として事業承継中。

金城畜産2代目 松田正太さん

宜野座村出身、1983年生。高校時代は21世紀枠で甲子園に出場し、ベスト4。大学卒業後は役所に11年勤め、知見を広め、地元に貢献できるようにと証券会社に転職。その後、2022年8月から金城畜産2代目として事業承継。

 有限会社育陶園 高江洲若菜さん 

1982年生 短大学卒業後2003年家業である育陶園へ入社 会社の法人化に伴い社内の整備をおこない、既存の「育陶園」のブラッシュアップと共に、 5のブランド立上げと店舗運営を行い入社から10年で売上を2倍へと伸ばした 2020年に事業を継承し有限会社育陶園の代表取締役へ就任。

沖縄県ローラースポーツ連盟理事
合同会社OratoriumOrion 代表社員 仲本武史さん

沖縄市コザにあるSKATE CLUB ORIONというスケートボードの室内ミニランプ施設を運営しながら、沖縄県ローラースポーツ連盟理事を務める。都市型スポーツを通じて地域の発展を追求し、特に子どもたちの居場所づくりに注力。地元に愛される飲食店「北京亭」や「ニューヨークレストラン」の再開への挑戦を通じ、地域の老舗の後継者問題にも関心を持ち、まちで事業承継ができるモデルを構築中。

タイムテーブル

1.開場
2.オリエンテーション
3.登壇者のピッチ
4.ブレスト Round 1
5.休憩
6.登壇者のピッチ
7.ブレスト Round 2
8.応援タイム
9.集合写真
10.終了
※内容は変更することがあります。

 

 

2024年1月12日イベント

【Beyondミーティング開催!】一緒にスクール卒業生の背中を押しませんか?

「挑戦している人に出会いたい!」
「自分もいつか起業を考えている!」
「事業アイデアの種を見つけたい!」

そんな想いをもったあなたにピッタリなイベントを紹介!
ぜひあなたも参加しませんか?

【日時】
2024/2/12(月・祝)12:30受付開始/13:00-15:00

【場所】
Lagoon KOZA(沖縄県沖縄市中央1丁目7-8

【申込方法】
お申し込みはこちらから

Beyondミーティングって何?

課題解決に向けて「挑戦するひと」を全力で応援するブレスト作戦会議です✨

Beyondミーティングとは組織や肩書き、世代そしてジャンルを超えて、上下なく誰もが平等に参加し合い、
批判やアドバイスとは少し違う「いいね!」「おもしろい!」が飛び交う場。

思いもよらない出会いやアイデアが「挑戦するひと」のワクワクや行動のきっかけに繋がるかもしれません!✨

これまでの参加者の声

これまでのBeyondミーティングに参加された方からは、このような感想が寄せられました。

🙋「周囲にスタートアップを始めている方が少ないので、とても刺激になりました!」

🙋「登壇者の方々と直接お話できてすごくいい経験ができました!」

🙋「いろいろな考えを持った方が多く勉強になりました」

今回のテーマは?

今回のテーマは「応援

Lagoon KOZAでは毎年多くの創業スクール卒業生を送り出しています。
ワクワクを胸に抱き、数々の講座を卒業した彼らの「いま」は?

様々な出会いがあるイベントだからこそ、
そこで生まれる「アイデア」や「見方・考え方」は挑戦し続ける卒業生の ステップアップにつながる。
そして 一緒に悩み考える時間は、新しいワクワクを生み出し、かれらの背中を押すことに繋がります。

そのような「あなたからの応援」が見えるイベントを目指しています🔥

タイムテーブル

開場
1.オリエンテーション
2.登壇者のピッチ
3.休憩
4.ブレスト Round 1
5.休憩
6.ブレスト Round 2
7.応援タイム
8.集合写真
9.終了
※内容は変更することがあります。

 

2024年1月12日事業承継 イベントレポート

【事業承継セミナーDay3レポート】みんなの笑顔を守り、お店の想いを紡ぐ|山川剛司さん

2023年11月は「事業承継啓発月間」
その取り組みの一環として、実際にお店を引き継いだ方をお招きしたトークイベントを3週連続で開催しました。

第3回となる2023年11月28日(火)は、那覇市にある糀屋さん「仲宗根糀家」次期2代目の山川剛司(やまかわ つよし)さんをお招きしました。
継ぐことを決めるまでにどのような思いがあったのか?従業員からのスタートとして意識していることはなにか?について、ざっくばらんにお話していただきました。

山川剛司さんプロフィール

奈良県出身。1992年生。飲料メーカーを経て、2021年に沖縄移住。日系コンサルティング会社にて民間企業の経営支援に従事しその後、独立(企業のSNS支援、事業計画策定支援を行う)2023年からは那覇市の糀(こうじ)製造会社の次期2代目として事業承継中。

仲宗根糀家HP:
https://www.koso-okinawa.com

 

継ぐまえ|お客様として利用したのがきっかけ

以前はコンサル会社に勤務していた山川さん。その時にお客様として訪問したのが仲宗根糀家を知ったきっかけ。
当時は、「糀(こうじ)って何?」「ほんとに健康にいいの?」と懐疑的だった山川さんですが、プライベートで参加した糀(こうじ)勉強会を機に、糀(こうじ)に興味を持ち始めました。「こんないい商品を作る会社が後継者不在で将来なくなる可能性があるなら自分が後世に残していきたい」と感じたとのこと。

元々沖縄への移住を決断した段階で、自ら独立し新しい会社を設立することを考えていた山川さん。これはチャンスだと思い仲宗根糀家の現社長に直談判し、後継者になることを決意。「このチャンスは、企業をゼロからスタートするのは難しいと感じていた私にとって、特に意味深いものでした。」と当時の心境を語ってくれました。

継いだいま|従業員として働く中で意識していることとは?

社長との話を終え、山川さんの次期2代目としての人生は従業員からのスタートとなりました。

入社したときは何も知らない状況だったため、既存の従業員からの信頼を得るためにも意識している点をいくつか教えてくれました。

社内では積極的なコミュニケーションを心掛け工場作業にも入るなど、できるだけすべての業務に触れていたとのこと。またSNS広報など今までやってこなかったことをしていく上でも、自分のひとりよがりにならないようにするために、やはりコミュニケーションが大事であると話してくれました。

継いだ未来|若い世代にも糀(こうじ)を

どのような「チャレンジ」に取り組んでいるのか?

最近は糀(こうじ)の美味しさを若い世代に広めるために様々な取り組みを行っている山川さん。

これまでにカフェやスムージー屋さんなど、若い方々が良く行くようなお店とコラボして糀や甘酒を使った商品を作るなどの取り組みを行ってきたとのこと。
さらに現在取り組んでいることとして、小中学生の給食に糀を使ったメニューを取り入れるために各学校の栄養管理士ともお話を進めているそうです。

新しいことに対する従業員からの反発は少なからずあるようですが、そのサービスが実現して喜ぶ声があるということが伝わるとみなさん喜んでくれるので、お客様からの反応もできるだけ従業員に伝えられるよう意識しているそうです。

今は大変な時期だけど環境を変えていくことで、その変化が売り上げに現れたりなど変化が目に見えてわかる状況なので楽しい時期でもあると語ってくれました。

みなさんの感想

この日は山川さんが仲宗根糀家の糀を持って来てくれていて参加者全員に試飲してもらいました。

🙋「糀ってこんなに甘いの?」

🙋‍♀️「飲みやすくておいしい!」

🙋「糀に対するイメージが変わった」

などなど、参加者のみなさん絶賛してくれました!
イベントアーカイブ動画では、今回のイベントのここだけでしか聞けない貴重な実体験を聞くことができます。気になる方はぜひ下記の動画からご覧ください!

まとめ

今回のイベントでは山川剛司さんから事業を継ぐ時に意識したことや、実際に継いでみて苦労したこと、これからのビジョンなど、ざっくらばんに語っていただきました。これからお店を継ぐ人や、既に継いだ人はもちろん、起業創業に関心のあるみなさんにも、ぜひご覧いただきたい内容となっています。トークテーマごとに区切って見やすくなっていますので、ぜひYouTubeをチェックしてみてください!

 

 

2024年1月11日イベントレポート

【ゆくるばスクール第6回レポート】笑いあり涙ありの最終成果報告会

2023年12月22日(金)にゆんたくできるコミュニティ「ゆくるば」の起業実践スクール、ゆくるばスクール第6回を沖縄市役所で開催しました!

最終回となる今回は、受講生自身に3ヶ月間に渡る講座を通じて学んだこと、感じたこと、そして今後の目標についてプレゼンテーションをしていただきました。

多くの受講生が「自分の挑戦の話を受け止めてくれる同期が大好きだ」とお話しされていました。素敵な仲間と一緒に学べる最後の日。笑いあり、涙ありの最終成果報告会そして懇親会の様子をお届けします🙋✨

これまでのゆくるばスクール

ゆくるばスクールは3ヶ月間に渡り、起業創業期に大切なポイントを講師の沖縄ガールズスクエア代表の岩渕裕子(いわぶち ゆうこ)さんから学んできました。
講座は大きくインプットとアウトプットの時間に分かれ、受講生同士がゆんたくするなかで学びを自分のものに落とし込んでいきます。

今まで開催した全5回の様子は、過去のイベントレポートからチェックすることができます👀✨
そのなかでは、受講生が感じたことや想いなども紹介していますので、ぜひご覧ください!

 

企業誘致課 久保田課長ご挨拶|女性だからできること

受講生のプレゼンの前に、沖縄市役所企業誘致課の久保田課長からご挨拶をいただきました。

結婚、妊娠、出産、そして介護。女性にはライフステージの変化が多くあり、自分のやりたいことや挑戦したいことを二の次にしてしまう。
自分らしく生きるとは何か。生きがいとは何か。その問いを持つことのできる女性は少ないのではないかと示唆されていました。

 だからこそ、女性が感じる課題や喜びに焦点をあてたモノ・コトは、ひとりでも多くの女性の「生きがい」に影響を与えるのではないか。
ひとりひとりの女性の活躍が、誰かのチカラになると久保田課長はお話しされていました。
今回17名の受講生が3ヶ月間学び、自身に向き合った成長を聞くことができることを、凄くワクワクしている様子でした😳💓

3ヶ月の成果発表|「わたし」だからこそ挑戦したいこと

3ヶ月間何を学び感じたのか?テストマーケティングを通じて何を得たのか?今後の目標は?
当日は15名の受講生に、ゆくるばスクールでの集大成をプレゼンしていただきました。

「自分のやりたいことについてプレゼンする」ということは、受講生自身初めての挑戦です。
みなさん緊張している様子でしたが、想いを伝えている目はとてもキラキラしている印象を受けました👀✨

最終成果報告会での受講生の声を、一部紹介いたします!

🙋‍♀️「未経験者だからこそ斬新さという強みがある。仲間を巻き込めば、斬新なアイデアも可能にできると感じた」

🙋‍♀️「3ヶ月間悩むことが多かった。でもみんなと話して、自分のやりたいことが強く固まった。マルシェではターゲット層からフィードバックがもらえ、自分の自身に繋がった!」

🙋‍♀️「自分とたくさん向き合い、悩んだ。だからこそ私のやりたいこと、私が大切にしたいことが見つかった」

🙋‍♀️「実践してみたからこそ、たくさんの課題が出てきた。でも同時にこれが私のやりたいことだと強く感じた」

🙋‍♀️「原体験や想いだけではなく、私だからできることをうまく掛け算したことを提供しつづけたい」

🙋‍♀️「自分自身を、やりたいことを、みなさん温かく受け止めてくれた。だからこそ3ヶ月間楽しく頑張れた!」

ひとりひとりが発表されているなか、みなさん真剣な眼差しでプレゼンを聞いている様子でした!

受講生17名全員が本気で取り組んでいた3ヶ月間。
頑張ってきた姿を互いに見てきたからこそ、プレゼンを聞くなかで感動の涙を流している受講生もいました。

笑いあり、涙ありのプレゼン。
温かい雰囲気のなかで、確実に次のステップへと受講生全員で進むことができたと感じます🤲✨

懇親会|お疲れさまでした!!!

沖縄市役所からLagoon Kozaへ移動し、懇親会を実施。

やりたいことを本格化していくなかで、家事育児とどう両立するか?
新しいファンをひとりでも多く獲得するために、現状をどう改善するのか?
美味しいご飯を食べながら、スクールで過ごした月日を振り返り、今後について語り合う様子が見られました😳✨

「私だからできること」にチャレンジするという、同じ熱い想いを持つ17名の仲間がいる。
ひとりじゃないということは、こんなにも温かく、そして心強いのかと改めて気付かされた3ヶ月間でした。

優しく、とてもパワフルだったゆくるばスクール1期生。
ひとりじゃない、仲間がいる空間が、受講生のみなさんの更なるステップアップに繋がればと思います。

 これからもLagoon Kozaでは、ゆくるばスクール1期生の応援をしていきます🔥

Lagoon Koza ではこんなことも…

Lagoon Kozaでは、スタッフによる1対1での企業創業相談を実施しています。

起業するまでにどういうプロセスが必要なのかという相談はもちろんですが、
「抽象的なアイデアを、もっとより具体的にしたい!」
「やりたいことを実施するための、第一歩を一緒に考えてほしい!」
というような、アイデア段階でお悩みの方のサポートも行っています🙋

無料で実施していますので、ぜひ気軽にLagoon Kozaをご利用ください!

相談したい!という方はこちらから

スタッフによる1対1のご相談はLagoon Kozaでも、オンラインでも可能となっていますので、あなたのご都合に合わせて日程や相談方法をお選びすることができます。

 

2024年1月10日事業承継 イベントレポート

【事業承継セミナー Day2レポート】みんなの笑顔を守り、お店の想いを紡ぐ|松田正太さん

2023年11月は「事業承継啓発月間」
その取り組みの一環として、実際にお店を引き継いだ方をお招きしたトークイベントを3週連続で開催しました。

第2回となる2023年11月21日(火)は、那覇市山下町にある豚の丸焼き屋さん「金城畜産」2代目の松田正太(まつだ しょうた)さんをお招きしました。
なぜお店を継ごうと思ったのか?継いだ今挑戦していることは?について、ざっくばらんにお話ししていただきました。

【松田正太さんプロフィール】

宜野座村出身、1983年生。高校時代は21世紀枠で甲子園に出場し、ベスト4に。大学卒業後は役所に11年間勤め、知見を広め、地元に貢献できるようにと証券会社に転職。その後、2022年8月から金城畜産2代目として事業承継。

金城畜産HP:
https://butamaruyaki.com/

継ぐまえ|沖縄の文化のがなくなってしまうという危機感

証券会社勤めになったことで、那覇市に引越した松田さん。
小さい頃の「お祝い事の際に豚の丸焼きに食べて、栄養をつける」という沖縄の伝統文化が那覇市に無いように感じたと語っていました。さらに、沖縄県から豚の丸焼き屋さんがなくなっている事実を目の当たりに。

当たり前だった「豚の丸焼きを食べる」という光景が減っていることから文化喪失への危機感を感じ、会社を辞め金城畜産を継ぐことを決意。その決意の裏には、松田さんの子どもの頃の原体験が大きく関係していました。

小学校低学年のとき足の病気で入院、2年間の車イス生活。その後野球を始め、高校甲子園を経験。そして国立大学に合格。
これらの経験から松田さんの中には頑張ればできるという思いがあり、その思いが松田さんの決意を後押ししてくれました🔥

継いだいま|コロナ禍でのスタート

松田さんが事業を継いだと同時に、コロナが到来。注文も今までより減り、この状態でスタートしても大丈夫なのか、と漠然とした不安を抱いていました。
しかし、お店に人が集まらなければ、注文がこないと考えた松田さんは、お店をオープンすることを決意しました。お店のアピールのために、チラシを配りに近所を周ったり、企業の披露宴等で扱ってもらえないかと営業に行ったり、今できることを全部取り組みました。

また、新たな取り組みとして、ランチ営業や豚の丸焼きの解体ショーを開始。豚の丸焼きを実際に見たり、食べたりできる機会を提供し、まずは沖縄の豚の丸焼きの文化を感じてもらう。そうすることで若い世代にも広めていきたいとお話ししていました✨

継いだ未来|「沖縄のクリスマスは、豚の丸焼き」そんな未来を

新しい文化として「沖縄のクリスマスには、豚の丸焼き」いうのが当たり前になっているのを目指したい。
豚の丸焼きが沖縄の伝統文化・伝統料理ということを広めていきたい!
そのような夢を抱きながら、尽力していると松田さんはお話しされていました。

しかし、丸々1頭だと費用が高くなってしまい、購入が難しいという状況があるそうです。そのため、ハーフカットでの販売やパック販売を考案。パック販売だと豚の丸焼きの雰囲気がなくなり、特別感がなく見栄えが悪くなってしまう。
その解決策として、容器を豚の丸焼きの形にしようと試作中。松田さんは、少しでも丸焼きの雰囲気を味わってもらい豚の丸焼きの伝統を継承し、広めるべく日々できることに励んでいます。

「豚の丸焼きの新しい文化を作る」という夢を抱き、できることに挑戦している松田さんからは熱い想いが伝わってきました🔥

みなさんの感想

🙋「クリスマスでは家族で豚の丸焼きを食べたい!」

🙋「引き継ぐ際に感じた大変だったことはなんですか?」

🙋「事業承継をする時に相談した機関はありますか?」                                       

トークセッション終了後、参加者からの質疑応答では、たくさんの感想や質問が。イベントアーカイブ動画では、ここだけでしか聞けない貴重な実体験を聞くことができます。続きが気になる方はぜひ下記の動画からご覧ください!

まとめ

今回のイベントでは松田正太さんからを継ぐ覚悟や想い、実際に継いでみて苦労したこと、これからのビジョンなど、ざっくらばんに語っていただきました。これからお店を継ぐ人や、既に継いだ人はもちろん、起業創業に関心のあるみなさんにも、ぜひご覧いただきたい内容となっています。トークテーマごとに区切って見やすくなっていますので、ぜひYouTubeをチェックしてみてください!

 

 

2023年12月10日イベント

【12/22(金)開催】ゆくるばスクール 最終成果報告会!|イベント情報

ゆくるばスクールってなに?

起業するにあたって実は、一番大切な時期は「起業の準備期間」。
ですが、準備期間に失敗しないために知っておかなければいけないことを学ぶ機会は少ないです。

「ゆくるばスクール」は、女性・子育て世代に特化した実践型創業スクールです。
講師は、10年近く沖縄県の女性起業家の伴奏支援をしている沖縄ガールズスクエア代表の岩渕裕子(いわぶち ゆうこ)さん。

「誰のどんな役に立ちたいか?」
「やりたい!をカタチにするために必要なことは?」
岩渕さんから、起業創業時に知っておくべき知識や情報を体系的に、そして実践的に学べるスクールです。

✓今の働き方で自分は満足しているのかな?
✓やりたいことはあるが、どう進めていいか分からない
✓仲間と一緒に新しいことに挑戦したい!

挑戦したい!という同じ志を持ち、同じ悩みを持つ仲間と一緒に、やりたいことをカタチにする「ゆくるばスクール」。
10月からスタートした1期生の想いを、12/22(金)に開催する最終成果報告会で発表します!
是非この機会に、スクールや受講生の雰囲気を感じてみてください!

 

「ゆくるばスクール」の雰囲気

「ゆくるばスクール」は隔週土曜日に開催し、起業創業期に大切なポイントを学んできました。
前半の講義パートでは、岩渕さんのお話や先輩起業家のお話を真剣に聞き入る受講生の面々。
後半のグループワークでは、ゆんたくするなかで学びをアウトプットし、自分のものにしている様子が見られました🤫✨

スクールの様子をより詳しく知りたい方は、過去のイベントレポートを是非チェックしてみてください!
そのなかでは、受講生の感想なども紹介しています!

 

12/22(金) 沖縄市役所にて最終成果報告会開催!

10月からスタートした「ゆくるばスクール」は、受講生の集大成として最終成果報告会を開催します!

第1期となる今回は17名の方が受講生として参加しました。
スタートした当初は、自分のやりたいことが具体的に定まっていなかった受講生のみなさん。

「自分のやりたいことの本質は何なのか?」
「誰のための、何のためのサービスなのか?」
「起業した先にどうなっていたいのか?」

先輩起業家のお話を聞いたり、情報発信や資金調達について学んだりするなかで、やりたいことのコンセプト、「私」だからできるサービスを具体化してきました✨

受講生のみなさんが、3ヶ月間の「ゆくるばスクール」を経てどのように成長したのか?
想いの実現のために、どのように一歩目を踏み出すのか?
うまくいったこと、考え悩んだこと、そしてこれからの挑戦。
大切な「仲間」と一緒にトライしてきた17名の受講生の、情熱と決意を発表していただきます!😳✨

受講生の姿を目の前でみて、やりたいことに挑戦する勇気をもらいませんか?

 

 

12/10(日) ゆくるばマルシェ開催!

「ゆくるばスクール」の一環で企画開催する「ゆくるばマルシェ」(起業疑似体験)のご案内です!

受講生のみなさんが想いの実現に向けて、1日間限定のイベントを開催します。
「私らしく」、新たな一歩を踏みだした、みなさんと交流しませんか?
素敵な思いを持ったみなさんの個性豊かな商品やサービスをお披露目します👀💓

素敵なメンバーで、皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

日時|2023年12月10日(日)11:00‐16:00
場所|Lagoon Koza(沖縄市中央1-7-8)

 

2023年12月2日イベントレポート

【ゆくるばスクール第4回レポート】イベントに向けて、本格準備!!

2023年11月25日(土)にゆんたくできるコミュニティ「ゆくるば」の起業実践スクール、ゆくるばスクール第4回を沖縄市ITワークプラザにて開催いたしました!!

第4回目となる今回は、STC国際弁護士法人の作田陽介(さくた ようすけ)さんから、一歩踏み出すためのお金の使い方について学びました!
それを経て、イベントで実施するモノ・コトの価格設定などを受講生みなさんで話し合いました✨

今回より12月10日(日)に開催する「ゆくるばマルシェ」に向けて、準備が本格的にスタートしました!
何が必要なのか?どこまで準備ができているのか?たくさんの助け合いがあった、第4回の様子をお届けします🙋

前半 作田陽介さんのお話|意見交換を通じて適切な金額設定を

前半はSTC国際弁護士法人の作田さんから、一歩踏み出すためのお金の基礎を学びました!

やりたいモノ・コトの価格は安ければ良いというわけではなく、しっかりと自身がやりたいことの市場を見て、相場を知る。
付加価値をつけて、適正な価格であることが大切だと学びました📝✨

また費用については、創業したばかりの時期には「知ってもらうこと」に対してお金を使うことがポイントだとお話ししていました。
知ってもらわないと何もスタートしない。自分を知ってもらうために、お金をコントロールしながら使うことが大切だそうです🤔

最後に作田さんから「同じ受講生は、財産だ」というメッセージを頂きました✨
売上価格はどうしようか?必要経費はこれでいいのだろうか?
今後多くの悩み事を抱えたとき、相談ができる「仲間」は凄く貴重だとお話ししていました。
一緒に悩み考え、意見を交換する過程を経て、金銭的課題を乗り越えていくことが大切だと感じました 🔥

後半 グループワーク|みんなの支え合いから作る、イベント

後半では、2週間後の12月10日(日)に開催される「ゆくるばマルシェ」で必要なものの洗い出しを行いました!
出展するお店の感じはどうするのか?それにするために準備するものは?準備できているものは?をグループワークを通じて整理しました。

現状を付箋紙に書き出し、現状を可視化📝
そのなかで誰かの準備できないものに対して、他の誰かが準備するという助け合いがたくさんありました💓
12/10(日)のゆくるばマルシェがどうなるのでしょうか?ワクワクが止まりません!!

第4回を終えて、受講生のみなさんの声

イベントまで、残り2週間。
第4回を終えて受講生は何を感じたのか、受講生の声を一部紹介いたします!

🙋「お金をかけずに起業が出来れば考えていましたが、必要な経費はコントロールしながら、お金をかける事の大事さを聞けて良かったです。」

🙋「自分自身のサービスとしてどのような形でやるのかとか、これからの進め方も具体化できた気がします!必要なものを出すことで見極めていけることに気づきました!」

🙋「赤字を出さない、利益を出すことは、当然の事と認識していても、どれくらいの資金が必要か、どれくらいの収益が見込めるのか考える事から逃げていたので、ちゃんと現実を見据えるきっかけになりました。」

やりたいことを具体的にしていく過程も凄く大切ですが、それと同じぐらい大切なことが経営の部分。
挑戦をカタチにした後、それを継続させるためにどうお金を使っていくのか、受講生ひとりひとりの中で少し明確になったような印象を受けました!

12/10(日)ゆくるばマルシェ開催!!

ゆくるばスクール受講生のみなさんが、やりたいことの実現に向けて1日限定のマルシェを開催いたします!!✨
「私らしく」新たな一歩を踏み出す受講生たちと、ぜひ交流してみませんか?

【イベント概要】
日時|2023年12月20日(日)11:00-16:00
場所|Lagoon Koza(沖縄市中央1丁目7-8)
参加費|無料

 

 

2023年11月7日事業承継 イベント

【まちの思いを継ぐ、思いを紡ぐあなたへ】事業承継セミナー Day3|従業員承継 山川剛司さん

「起業したいけど何から始めればいいのか分からない」

「沖縄に貢献したいけどどう行動すればいいのか分からない」

「”事業承継”って何?」

そんなあなたのそのお悩みを、2代目3代目後継者のお話を聞いて解消してみませんか?

このイベントでは、すでにお店を受け継いだ講師から

✔️ お店を受け継ぐという新しい挑戦への想い

✔️ 継いだ後の準備や始め方

✔️ 事業を通した地域との付き合い方

など、お店を継ぐ上で欠かせない情報やノウハウを手に入れることができます!

イベント概要はこちら↓

日時|2023年11月28日(火)19:00-21:00 ※18:30受付開始
会場|Lagoon Koza(沖縄市中央1-7-8)
登壇者|山川剛司さん(仲宗根糀家次期2代目)
定員|20人
参加費|無料
※イベントの様子は録画し、後日Lagoon KozaのHPや公式SNSにて発信!!

 

今回は、従業員承継でお店を継いだ山川剛司さんをお招きし、継ぐ前、継いだ後の工夫や取り組んだことをざっくばらんにお話ししていただきます。

【山川剛司さんプロフィール】

奈良県出身。1992年生。飲料メーカーを経て、2021年に沖縄移住。日系コンサルティング会社にて民間企業の経営支援に従事し、その後、独立(企業のSNS支援、事業計画策定支援を行う)。2023年からは那覇市の糀(こうじ)製造会社の次期2代目として事業承継中。

これまで200人を超える企業創業相談を担当してきたLagoon Kozaスタッフが聞き手となって、山川さんの「ぶっちゃけトーク」を進行します。トーク後の交流会では、みなさん自身の挑戦へのプチ相談もできますので、お気軽にご参加ください。

 

「わたしが生まれ育った沖縄に貢献したい!」

「沖縄のために何かしたい!」

そんな想いを実現するかたちは、ゼロから挑戦する起業創業だけではなく、まちにあるお店を継ぎ、店主の方の思いを紡ぐというかたちもあると、私たちは考えています。

このようなゼロイチではない新たな挑戦の仕方・選択肢を発見できるイベントです。
新たな目標実現のための第一歩を、一緒に踏み出しませんか?
みなさんのご参加心よりお待ちしています!

 

 

2023年11月6日事業承継 イベント

【沖縄の文化や伝統を守りたい あなたへ】事業承継セミナー Day2|第三者承継 松田正太さん

「起業したいけど、何から始めたらいいのか分からない」

「わたしが生まれ育った沖縄に貢献したい」

「”事業承継”って何?」

そんなあなたのそのお悩みを、2代目3代目後継者のお話を聞いて解消してみませんか?

今回のイベントでは、すでにお店を受け継いだ講師から、

✔️ 後継者になるまでの経緯とは?

✔️ 継いでから感じた課題とは?

✔️ 事業を受け継いで、作りたい「未来」とは?

などお店を継ぐ上での、リアルな想いや覚悟を直接聞くことができます!

イベント概要はこちら↓

日時|2023年11月21日(火)19:00-21:00 ※18:30受付開始
会場|Lagoon Koza(沖縄市中央1-7-8)
登壇者|松田正太さん(金城畜産2代目)
定員|20人
参加費|無料
※イベントの様子は録画し、後日Lagoon KozaHPや公式SNSにて発信!

 

今回は、第三者承継でお店を継いだ松田正太さんをお招きし、継ぐ前そして継いだ後の想いや感じたことをざっくばらんにお話ししていただきます。

【松田正太さんプロフィール】

宜野座村出身、1983年生。高校時代は21世紀枠で甲子園に出場し、ベスト4。大学卒業後は役所に11年勤め、知見を広め、地元に貢献できるようにと証券会社に転職。その後、2022年8月から金城畜産2代目として事業承継。

 

これまで200人を超える起業創業相談を担当してきたLagoon Kozaのスタッフが聞き手となって、松田さんの「ぶっちゃけトーク」を進行します。トーク後の交流会では、みなさん自身の挑戦のプチ相談もできますので、お気軽にご参加ください。

「わたしが生まれ育った街に貢献したい!」

「沖縄のために何かしたい!」

そんな想いを実現するかたちは、ゼロから挑戦する起業創業だけではなく、まちにあるお店を継ぎ、店主の方の想いを紡ぐというかたちもあると、私たちは考えています。

このようなゼロイチではない新たな挑戦の仕方・選択肢を発見できるイベントです。
新たな目標実現のための第一歩を、一緒に踏み出しませんか?
みなさんのご参加心よりお待ちしています!