2024年7月12日イベント

【今年もBeyondミーティング開催!】創業後の課題や今後の事業戦略について語らう、起業家MeetUP!

今回のテーマは、「起業家MeetUP!」

起業家・経営者の方々やこれから起業を目指す方にご参加いただき、起業後ならではの課題やこれからの事業戦略について気軽に話し合えるイベントを企画しました!

同じ課題や思いを持った方同士が交流する中で、”互いの事業課題解決の糸口が見つかること”や、”新しい事業アイデアが生まれる”イベントを目指しています。

こんな方にオススメ!

🚩同じ課題や思いを持った起業家と繋がりたい!

🚩新しい事業アイデアにつながるヒントを得たい!

🚩事業課題の解決につながる糸口を見つけたい!

イベント概要

◇◆イベント概要◇◆
日時|2024/7/28(日)14:55-17:00 受付開始14:30
場所|Lagoon KOZA(沖縄県沖縄市中央1丁目7-8)
参加費|無料

◇◆タイムスケジュール◇◆
1.開場
2.オリエンテーション
3.登壇者ピッチ
4.MeetUP①
5.MeetUP②
6.集合写真
7.終了
※内容は変更することがあります。

「Beyondミーティング」とは?

課題解決に向けて「挑戦するひと」を全力で応援する、ブレスト作戦会議です。
批判やアドバイスとは少し違う、「いいね!」「面白い!」が飛び交う場。
予期せぬアイデアが「挑戦するひと」のネクストアクションのきっかけに繋がるかもしれません。

今回の登壇者は?

下地 柚輝さん(合同会社L&V OKINAWA CEO)

沖縄市コザ生まれ。琉球大学在籍中。沖縄県内のリゾートホテルから年間200トン生まれる廃棄リネンをアップサイクル。観光客向けのD2Cアップサイクルブランド「SOUTHERLY」やホテル制服/アメニティOEM事業を手がける。

玉那覇 美紀さん(Ema Trunk Hair 代表)

沖縄県南風原町で子ども3人のママをしながら、「外出できない方の為の訪問美容」と「美容師」をしている。子どもたちや周りの素敵な人と出会えたことで、少しずつ成長している今日この頃。ママが笑顔だったら周りがハッピー。世の中のママを輝かせたい!

東郷 健太郎さん(総合型選抜専門塾GAL 代表)

在学中は沖縄の若者のキャリア問題にアプローチする学生団体で活動し、卒業後はフリーランスで映像や写真作成を手がける。その後大学受験の「総合型選抜専門塾」に関わり、今年2月に独立「総合型選抜専門塾GAL」を立ち上げる。モットーは「人生歌って踊る」業種にとらわれず自由に事業をしたい。

倉田 陽香さん(Harvest Hamburger 代表)

ハンバーガー屋さんをうるマルシェとコザで運営しています!お腹を満たすだけじゃなく心もいっぱい満たしてほしい。そんな思いで、癒しの店内に、まるで親しい友人のようなスタッフがお出迎えすることにこだわりを持っています!自分の常識にとらわれず、新しいことに挑戦すると決めています!一緒にワクワクしたい人を絶賛募集中です!

【参考】
<創業・起業支援施設 Lagoon KOZAとは? >
Lagoon KOZAは、沖縄市と連携したスタートアップコミュニティ&コワーキングスペースです。
コンセプトは「一歩踏み出すあなたに”伴走”します」。

Lagoon Kozaは人と人が共創し新たなイノベーションが起こる社会インフラを目指しています。
Diversity (多様性)・Co-Creating (共創)・Challenging (挑戦) を大切に、起業家の想いに「寄り添い」、失敗にも成功にも「伴走」します。

URL:https://lagoon-koza.org/

【運営会社】 琉球ミライ株式会社

琉球ミライ株式会社は平和な世界づくりを目的とした社会性の高い事業、社会変革(ソーシャルインパクト)を生むためのオープンイノベーションの場として、地方創生と観光・スタートアップエコシステム・イベノーション産業集積の分野における専門家・起業家のチームを組織し、持続性を持った官民連携のプロジェクトや企業コンサルティングを提供していきます。

URL:https://ryukyumirai.jp/

【問い合わせ先】
担当:大城
TEL:080-4651-6900
Mail:lagoon@ryukyumirai.jp
公式サイト:https://lagoon-koza.org/

 

 

2024年6月7日イベントレポート

「なぜ起業したのか?」現役起業家が語る、起業までの道のり|スタートアップラボVol.6 説明会&起業家トークセッション

2024年6月17日(月)からスタート!
全6回で創業初期に必要な知識や考え方について学ぶ「スタートアップラボVol.6」の説明会&先輩起業家トークイベントがLagoon KOZAにて開催されました!

山田 慎也さん(株式会社URAKATA)、崎濱 花鈴さん(Okaraokara inc)、山川 剛司さん(株式会社仲宗根糀家)が先輩起業家として、「事業立ち上げまでの紆余曲折」「創業初期に知るべき知識・サポート」など、一度経験したからこそ話せる起業家のリアルをお話ししてくれました。

本イベントには、17名の参加者が集まりました。参加者は20代から40代まで幅広く、すでに起業されている方や起業準備中の方、そしてまだアイデア段階の方など、さまざまな段階の方々が参加しました。

本記事では、先輩起業家トークイベントの様子をお届けします!

スタートアップラボとは?

「スターアップラボ」とは、起業する上で欠かせない知識とマインドセットを身につけ、フレームワークに沿って実践と改善を繰り返す実践型創業スクールです。

「事業の設計図となる創業計画」「商品・サービスの開発スキル」「初期顧客を獲得するマーケティング手法」など、実践的なノウハウを各テーマの専門家から学べる講座となっています。

全6回、オムニバス形式の講座を受講することで、事業のプロトタイプ(=試作)となるver.0を構築し、初期顧客の獲得達成を目指します💡

※ver.0とは「商品やサービスの価値を第三者に伝えられる状態」のことを指します。

また、起業初期に必要なノウハウを得るだけでなくLagoon KOZAスタッフによる創業相談が受けられ、さらに特定創業支援事業の対象になっているとてもお得なプログラムになっています。

起業家トークセッション|沖縄スタートアップゆんたく

初めに先輩起業家たちの事業を紹介してもらい、トークイベントが始まりました。

株式会社URAKATA CEO
山田 慎也さん

2018年4月にキャンプ用品シェアリングサービス「ソトリスト」を運営する、株式会社URAKATAを設立。「やりたいことで社会に貢献する」をモットーに掲げ、幅広い層へキャンプの魅力を発信する傍ら、自身のスタートアップの経験を伝える活動にも積極的に参加している。

Okaraokara inc 代表取締役
崎濱 花鈴さん

2024年1月にOkaraokara incを設立。学生時代から取り組んできた、沖縄県の島豆腐から出る副産物「おから」のロス問題を解決するため、おからを活用した代替肉の製造・販売を通して沖縄県内の資源循環を目指している。

株式会社仲宗根糀屋 次期二代目
山川 剛司さん

2023年から沖縄で手作りの糀(こうじ)を作る、株式会社仲宗根糀家の次期二代目として事業承継中。
沖縄では数少ない糀製品や文化を後世に残すため、前職のスキルを活かしたSNS発信や異業種とコラボした商品開発など新しい販路開拓を行っている。

なぜ起業したのか?

最初の質問は「なぜ起業したのか?」
どのようなきっかけで起業・事業承継に至ったのかお尋ねしました。

 

元々フリーランスとして働いていた時に、税金対策のため法人化を考えたことが起業のきっかけでした。僕も仲間もキャンプが好きで、その趣味を活かせる事業を展開したいという思いから、キャンプ関連のビジネスに挑戦することになりました。

 
 

大学時代のビジネスコンテストがきっかけで地元沖縄の豆腐屋さんが抱える課題を知った時に、なんとかして助けたいと思ったんです。どうしたら解決できるのか考えたら、起業以外で解決できる方法が思い浮かばなかったので、起業を決意しました!

 
 

元々「何かやってみたい」という思いはありました。そんな中、自分が好きな商品を提供していた仲宗根糀家が後継者不在で、なくなる可能性があると知った時に「自分が後世に残していきたい!」と思い、引き継ぐことを決めました。

 

事業立ち上げまでの紆余曲折

続いて、起業を決意した後の「事業立ち上げまでに直面した課題」について答えてもらいました。

 

資金調達は一生の課題ですね。キャンプのシェアリングサービスって僕らだけだったので、銀行からの評価もそこまで高いわけではありませんでした。資金調達において大事なのは「世の中に必要とされているものなのか」なので、実績を作りながらの資金調達に苦労しました。

 
 

腐りやすく、扱いにくいおからを、どう商品にしていくのかはとても苦労しました。おからを使いつつ、付加価値をつけるのがとても難しかったです。3年かけて100くらいの試作は考えましたね。

 
 

もとからある会社に入るということもあり、人間関係が大変でした。改善すべき課題は見えていたのですが、若手の僕が急に意見を言っても聞いてくれるわけでもなかったので、まずは場に馴染むことを意識していました。そこは結構苦労しました。

 

創業初期に知るべき知識・サポートとは?

さまざまな困難や苦労を経験した起業家が、創業初期の頃を思い返してみて、あの頃どんな知識やサポートがあったら良かったと思っているのかお聞きしました。

 

顧客開発をもっとちゃんとしておけばと思いましたね。キャンプ用品を貸してくれる人はたくさんいたのですが、借りてくれる人が見つからず探すのにとても苦労ました。貸す側、借りる側、どちらの顧客についても考える必要があったなと今は思います。

 
 

Lagoon KOZAの支援を受けていて一番助かっているのは、資金調達についての知識ですね。株の話だったり、融資の話だったりと、私たちのビジネスを成長させるために必要な資金を適切に調達する方法についてアドバイスをいただきとても助かりました。

 
 

ゼロイチから始めるにしろ、事業承継するにしろ、やはり覚悟が必要ですね。僕も覚悟はしていたのですが、それでも思っていたよりきつい場面はたくさんありましたね。絶対にしんどい時はあるのでそこを乗り越える覚悟は必要だと感じますね。

 

これから起業を目指す方へのメッセージ

最後にスクール参加を検討している参加者に向けて、先輩起業家の方々からメッセージをいただきました。

 

こういうことが好きだな、という好奇心があるのにやらないのは勿体無いと思います。
正直、起業は超大変ですが好きなことは続けられるので、好きで乗り越えられるという自身があれば絶対にやった方がいい。とにかくトライしてほしいですね。

 
 

自分の好きなことで生きている人は1%しかいないと言われたことがあります。今、この場に集まっている皆さんは、やりたいことがある人や助けたい人がいる方々だと思います。私も皆さんと一緒に挑戦していければと思います!

 
 

自分のやりたいことを深ぼることは大事。自分がなんで起業したいのかがないと、困難に陥った時のよじ登るエネルギーがないので、そこはちゃんと時間をかけて考えてほしいですね。

 

交流会

トークイベントの後には交流会を実施し、参加者同士や先輩起業家と楽しく交流する様子が見られました。
参加者からは、「苦労しながらも楽しんでいる姿を見て刺激になった」「自分のやりたいことにもっと向き合おうと思った」「講座でもっと具体的に学んでみたい」などの声をいただきました!

さいごに

スタートアップラボVol.6は、6月14日(金)17時まで参加申し込みを受け付けています。

今までにない新しいビジネスモデルや、社会課題を解決するソーシャルビジネスなど、
既存のビジネスモデルに当てはまらない事業アイデアも大歓迎!

スタートアップラボに参加して、起業への一歩を踏み出しませんか?
みなさんの参加を心よりお待ちしてしております✨

 

2024年5月13日起業・創業 イベントレポート

【イベントレポート】麻生氏×先輩起業家が語る創業期のリアルな話|『ゼロからの起業』STARTUP BOOT CAMP説明会

4月27日(土)に、プログラム講師を務める麻生要一氏や先輩起業家ゲストから、創業直前・直後の生々しい話が直接聞ける『ゼロからの起業』STARTUP BOOT CAMP説明会&トークセッションを開催しました。

STARTUP BOOT CAMP卒業生・先輩起業家の上原宇行さん、 嶺井政哉さん、粂川有歌子さんをゲストにお招きし、創業直前・直後の生々しい話をお伺いしました。またSTARTUP BOOT CAMPへの想いを麻生氏よりお話ししていただきました。

超実践型創業支援プログラム「STARTUP BOOT CAMP」とは?

STARTUP BOOT CAMPとは、「創業事業設計」「顧客開発」「創業期の資金調達」など創業初期に必要なスキルや知識を体系的に学ぶことができる、創業を目指す方々独立して間もない起業家のために設計された創業支援プログラムです。
プログラム講師は、起業家・投資家・経営者と多面的な顔を持つ麻生要一氏が務めます。それぞれの立場を経験した麻生氏が、創業初期によくある失敗を防ぐために必要なノウハウをレクチャーします。

先輩起業家ゲスト紹介

上原 宇行さん(ユアトリー株式会社 代表取締役)

起業家やクリエイターの想いや創業ストーリーに付加価値を創出するプラットフォームサービス「Yourtory」を提供する、ユアトリー株式会社を2023年7月に設立。また元金融マンの経験を活かし、経営相談や資金調達のサポートも行う。

嶺井 政哉さん(株式会社ライフシフト 代表取締役)

介護の記録・請求作業をサポートし、介護現場の負担軽減や業務改善に貢献する介護記録アプリ「介護クラウドMana」を提供する、株式会社ライフシフトを2020年10月に設立。2023年8月に『ゼロからの起業』STARTUP BOOT CAMPを卒業。

粂川 有歌子さん(エレクトロフォーミングジュエリー協会 代表)

2021年7月に『ゼロからの起業』STARTUP BOOT CAMPを卒業し、電気メッキで作るジュエリー技術講座を展開するエレクトロフォーミングジュエリー協会を設立。2024年4月現在では、受講生総数220名に上る。

 

起業という生き方を選択した理由、そして資金調達という課題|先輩起業家のぶっちゃけ話

起業家という生き方を選んだ理由と創業期の苦労について、先輩起業家にお話ししてもらいました。

①キャリアを生かした、資金調達の意識ポイント|上原 宇行さん

最初に登壇いただいたのはユアトリー株式会社の上原さん。
元金融マンの上原さんは、Lagoon KOZAでのピッチイベントをきっかけに退職し、起業家の道を選択されました。

現在は、前職で培った知識・スキルを活かした資金調達サポート事業と、起業家の想いに付加価値を創出する事業の二足のわらじで活動されています。

資金調達の際、完成されていないプロトタイプだと金融機関や投資家に相手にされない傾向があるとお話ししていました。どれだけ完成したサービスであるかを相手に伝えられるかが重要だとお話しされていました。

また沖縄にはまだリーディング産業がないと感じている上原さん。沖縄のリーディング産業を自身の手で作り上げるために起業をした、と起業家として生きる強い想いを語ってくれました。

②挑戦の楽しさを体現する「起業家」という働き方|嶺井 政哉さん

続いて登壇いただいたのは、株式会社ライフシフトの嶺井さん。
「誰もが幸せに生きた証を残せる社会へ」「パソコンではなく、人と向き合える介護の実現」をビジョン・ミッションに掲げ、介護の業務を軽減するためのソフトウェア開発をしています。

「なぜ起業しているのか?」という問いに対して、嶺井さんは「色々できて面白いから」と答えてくれました。父の死をきっかけに、「人は生まれてきて、何かして、死ぬことを意識するようになった」と当時を振り返ります。どれだけ大変でも、楽しく「何か」に挑戦していることが幸せなんだとお話ししてくれました。

また創業初期は、他の仕事が終わった後ファーストフード店に行き、資金調達の資料作りを夜中までしていたと語る嶺井さん。当時はエナジードリンクを飲みながら眠気と戦い、資金調達に励んでいたそうです。

③ものづくりの感動やワクワクを共有したい|粂川 有歌子さん

最後に登壇したのは、エレクトロフォーミングジュエリー協会の粂川さん。
ジュエリーの通信教育やアクセサリーの輸入販売などの事業を行っています。

既存事業の行き詰まりを感じていたところ、樹液で作る「エレクトロフォーミングジュエリー」を発見。粂川さんは日本で市販できないかとひらめいたそうです。ものづくりを愛する人たちを応援したい、作るのが得意でも売るのが苦手という人をサポートしたい。そのような使命感を抱き、活動しているとお話ししてくださいました。

起業家という選択をした理由として、感動をしていたいとお話しする粂川さん。「ものづくりをするときの感動やワクワクを共有したい」という自分のわがままを、貫いて生きていける起業家であり続けたいと伝えてくれました。

お金についての苦労として、補助金が入ってくるまでの資金繰りが大変だったと教えてくれました。受講生からの依頼で分割払いを導入するとキャッシュフローが悪化。多くの方にサービスを届けようとするも、「エレクトロフォーミングジュエリー」の認知が低く、過剰な広告をしたがあまり効果がなかった、など様々な困難があったそうです。

 

紆余曲折の創業ストーリー|パネルトーク

続いてパネルトークでは、麻生氏から卒業生に起業家人生についての質問が投げかけられました。

Q.起業するまでの紆余曲折は?

1問目は、起業するまでにどんな紆余曲折があったのかというテーマに対して答えてもらいました。

 

金融マン時代、創業者のストーリーが補助金の判断材料ではないことに疑問を抱き、起業家のストーリーを目立たせたいと思っていた。しかし友達に「そんなの誰も見ないよ」と言われ、衝撃を受けた。そのおかげで軌道修正することができ、現在のサービスになっている。

 
 

「最初は、何をサービスの柱としていくのか凄く悩んだ。講座運営それともアクセサリー販売なのかでモヤモヤしていた時、「エレクトロフォーミングジュエリー」の資材販売のモデルに辿り着き、収益性が出てくるようになった。」

 
 

「事業立ち上げ時、サイトデザインの発注のために150万払ったが、全く別物が製作物として提出された。それを機に、できる範囲で自分で開発しようと試みたが、時間がかかりすぎてしまった。自分の「WHY(なぜこの事業をやるのか?)」が無かったことが、原因だと思う。」

 

 

Q.手応えを感じるようになった瞬間、「WHY」の重要性

嶺井さんの話を経て、会場は「WHY」の重要性の話になりました。

 

「WHYが明確化してからは、仲間がどんどん増えた。様々な場面に呼んでいただいたり、応援してくれたり、自分のやりたいことが伝わっている感じがとてもする。」

 
 

「ものづくりのワクワクや喜びは、自分の生活をプラスにしてくれると思う。豊かな表現をする手段の一つとしてエレクトロフォーミングが日本に根付いてくれたら嬉しい、科学の不思議を一緒に感動してくれる仲間を作りたいという想いを融資担当の方に伝えたら、すごく感動してくれた。」

 
 

「こういう想いをもとにこの事業をやりたい!というWHYから話をすると、相手の心に響き、実力以上に評価してもらえた場面があった。ストーリーから語ることが重要だなと、創業して1年経たないけれども何度も痛感した。」

 

資金調達という数字を重視する場面で、数字ではなく想いを伝えたら「感動」が生まれ、資金調達につながったというエピソードは、3人の先輩起業家に共通していました。
創業初期で不要な失敗を防ぐためにも、自分の仲間を見つけるためにも、必ず起業する理由や目指したい姿を明確にすることの大切さを学びました。

5/14(火)配信イベント|経営大学院でも学べない超実践的な創業事業の作り方

STARTUP BOOT CAMPを卒業した、株式会社MyREVO代表取締役の隈本圭佑さん。
この配信では、創業前から創業初期のエピソード、講座で学んだことについてお話しいたします!

◆◇当日のタイムスケジュールはこちら◆◇

19:00-19:05
「『ゼロからの起業』STARTUP BOOT CAMPとは」
19:05-19:55
「隈本さんインタビュー」
インタビュー内容
・株式会社MyREVOについて
・起業の背景について
・STARTUP BOOT CAMPに参加した理由
・習得した知識や考え方は会社にどう活きているか
・会社のこれからのビジョン
19:55-20:00
「『ゼロからの起業』STARTUP BOOT CAMPのご案内」

日時|5/14(水) 19:00-20:00
場所|オンライン

 

2024年4月26日イベント

法人設立・スタートアップ型創業を志す方必見!起業家・専門家から実践的なノウハウを学びませんか?|スタートアップラボVol.6

法人設立、スタートアップ型創業を志す方向けの創業スクール「スタートアップラボ」Vol.6の開催が決定しました!
※現在14名の方からお申し込みいただいています。参加定員まで残り1名となりましたので、参加をご検討されている方はお早めにお申し込みください。

🙋起業・独立を考えているが、何から始めていいかわからない
🙋事業アイデアはあるが、どうマネタイズしたら良いかわからない
🙋‍♀️商品・サービスの魅力を顧客に届けるマーケティング方法がわからない

こういった悩みはありませんか?

このプログラムでは、起業までによくある悩みや課題を知る「起業家・経営者・投資家」が講師を務めます。
起業までに大切な6つのステップを実践しながら“起業”の解像度を高め、あなたの商品やサービスアイデアを具体的な事業として形にしてみませんか?

スタートアップラボってなに?

「スターアップラボ」とは、起業する上で欠かせない知識とマインドセットを身につけ、フレームワークに沿って実践と改善を繰り返す実践型創業スクールです。

「事業の設計図となる創業計画」「商品・サービスの開発スキル」「初期顧客を獲得するマーケティング手法」など、実践的なノウハウを各テーマの専門家から学べる講座となっています。

全6回、オムニバス形式の講座を受講することで、事業のプロトタイプ(=試作)となるver.0を構築し、初期顧客の獲得達成を目指します💡

※ver.0とは「商品やサービスの価値を第三者に伝えられる状態」のことを指します。

プログラムの3つポイント

POINT1 現役の実践者から学べる!

各テーマの専門家から、起業する上で欠かせないマインドセットや実践的ノウハウを学ぶことができます。

POINT2 伴走支援が充実!

起業の手順から事業内容の壁打ちまで、あなたの事業フェーズに合わせて、Lagoon KOZAスタッフへいつでも相談ができます。(講座外の時間でもOK!)

POINT3 プレゼンの機会を提供!

3ヶ月間のプログラムを通して作成した、ご自身の創業プランを発表していただきます。ピッチを通してその場で起業家・経営者からフィードバックをもらうことができます。

説明会概要

説明会では、「スタートアップラボの説明」「先輩起業家ゲストトーク」「交流会」の3つのセッションを予定しております。

プログラムの説明だけでなく、ここでしか聞けない先輩起業家ゲストの「なぜ起業したのか?」「事業立ち上げまでのプロセス」やなどこれから起業を目指す方がこれから創業を考えている方が気になることに焦点を当ててトークセッションを行います。
イベント後半では、先輩起業家ゲストと直接お話ができる交流会を予定していますのでお楽しみに!

日時:2024/6/3(月) 19:00-21:00

場所:Lagoon KOZA(沖縄市中央1-7-8)

※説明会は6月3日(月)に終了いたしましたが、スタートアップラボへの申し込みは6月14日(金)まで受け付けています。

講座概要

リクルートホールディングス新規事業開発室長を経て2018年に起業家へ転身。ユーザベースへ統合され成長を続けるAlphaDriveのCEOを代表とする複数の企業を同時多発的に創業し経営する。個人投資家であり同時に機関投資家(UB Ventures)としても活動し、創業期の起業家を全面的に支援。

これまで500社以上のスタートアップ企業、1,100人以上の起業家の創業期を支援した麻生氏から、創業初期によくある失敗を防ぐために必要な実践的ノウハウを学びます。

もっと麻生氏のことを知りたい方はこちらから

「多様性を、もっとポジティブに、もっとナチュラルに」するため、多様性ファシリテーターとして行政、学校、企業を対象にDEI研修、講演、ワークショップを実施。琉球大学在学中に教育ベンチャー「株式会社がちゆん」の立ち上げメンバーとしてワークショップの企画開発や人材育成を担当。2019年から若年層向けアントレプレナーシップ育成プログラム「琉球frogs」の運営・メンターを担当。
現在は起業創業支援を行う「Lagoon KOZA」の運営責任を務める。

2021年から支援者として約1,000人以上の創業支援を行なってきた平良氏から「創業計画の基礎」を学び、あなたの起業動機から事業コンセプト、今後のビジョンを言語化することで、アイデアを事業化するための設計図となる「創業計画」を作成します。

もっと平良氏のことを知りたい方はこちらから

沖縄県内最大手のIT関連サービス企業である株式会社OCCに入社。人事・人材育成、営業、経営企画業務に従事。

 現在はITテクノロジー分野を軸に沖縄県経済の振興を図る産業支援機関として設立された、「一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」に在籍。スタートアップ支援をメインに、人材育成分野、アイデアソン・ハッカソンの企画運営。対話型セッションによる新しい価値の創出を図るフューチャーセンターの運営に従事。
 ISCO外の活動として社会課題解決に取り組む団体理事、起業家育成イベントのオーガナイズ、大学非常勤講師、各種公的機関の委員等を務めている。


これまでアントレプレナー育成から沖縄県のスタートアップエコシステム構築まで、さまざまなスタートアップ支援を行なってきた兼村氏から市場や顧客のニーズを捉えるプロダクト開発手法「Lean Startup」を学び、フレームワークを用いてあなたの事業に適したMVPをデザインします。

もっと兼村氏のことを知りたい方はこちらから

インターネットセキュリティーソフトウェア・SaaS企業やデジタルメディア企業で営業・新規事業を経験した後、2010年エバーコネクト株式会社を創業。その後も国内外様々なベンチャー企業の創業・上場・売却に携わる。
日本・東南アジアのスタートアップへ出資する傍ら、愛知県・沖縄県をはじめとする地方スタートアップエコシステム支援も行っている。

スタートアップ経験者であり、今まで30社近くのスタートアップに投資をしてきたエンジェル投資家でもある篠原氏から、市場分析のコツや、ターゲット設定の重要性を学び、商品・サービスの魅力を顧客に届けるマーケティング戦略を立てます。

もっと篠原氏のことを知りたい方はこちらから

沖縄のIT番長こと常盤木氏。
日本を代表するテクノロジー企業で様々なプロダクト企画/開発、事業戦略や人材育成に携わってきました。
サービス業全般にデータ分析サービス事業や、開発事業を行う「EBILAB」へ創業と同時に最高技術責任者/最高戦略責任者/ヱバンジェリストに就任。
普段企業向けに実施している「伝わるプレゼン」の講座を実施します!

もっと常盤木氏のことを知りたい方はこちらから

プログラム最終回では、3ヶ月間のプログラムを通して作成した創業プランを発表してもらう「創業プランピッチ」を行います。
ピッチを通してその場で先輩起業家や専門家からフィードバックをもらうことができます。
自身の事業価値を伝え、今後の顧客獲得や資金調達につながる一歩を踏み出しましょう!

過去受講生の声

 

起業に関する課題や悩みについて気軽に相談でき、失敗にも成功にも寄り添いサポートしてくれるLagoonKOZAに出会えたことで、起業に挑戦するハードルが下がった。

 
 

実際に起業するまでの道のりが明確になったことで、事業の現在地とネクストステップを言語化することができた!

 
 

創業プランピッチ後に、先輩起業家から「やったらいいじゃん!」と背中を押してもらえたことで、起業する覚悟が決まりました!

 

前回のプログラム参加者からは、参加したことで起業や起業プロセスの解像度が高まったり、起業する覚悟がついたりと、ポジティブな声や変化が多く寄せられました✨
同じ起業を目指す仲間や、経験豊富なサポーターに出会えるのもこのプログラムの魅力の一つです!

過去スタートアップラボイベントレポート

過去の講座内容や参加者の様子を詳しく知りたい方は、過去のイベントレポートをぜひチェックしてみてください!

第1回 先輩起業家から学ぼう
第2回 起業とは何か?
第3回 事業アイデアを整理する
第4回 事業アイデアを具体的にする
第5回プレゼンテーションの極意
第6回 創業プランピッチ

まとめ

今までにない新しいビジネスモデルや、社会課題を解決するソーシャルビジネスなど、既存のビジネスモデルに当てはまらない事業アイデアも大歓迎!

スタートアップラボに参加して、起業への一歩を踏み出しませんか?
みなさんの参加を心よりお待ちしてしております✨

 

2024年4月26日女性の起業創業 イベント 起業・創業

女性・子育て世代に特化したゆくるばスクールVol.2開講決定!

女性・子育て世代特化型創業スクール「ゆくるばスクール」Vol.2の開催が決定しました!

🙋‍♀️やってみたいことはあるけど、何から始めればいいの?
🙋‍♀️子育てしながら自分のやりたいことを仕事にしたい…

こんな悩みはありませんか?
ゆくるばスクールは、「挑戦したい」という志を持つ仲間や、創業1、2年目の先輩起業家、伴走してくれる講師と出会うコミュニティでもあります。
新しいことを始める第1歩として「私だからできること」を一緒に見つけてみませんか?

スクール申込〆切6月11日(火) 17:00

ゆくるばスクールって何?

6/22(土)から「ゆくるばスクール」Vol.2がスタートします。約3ヶ月、全6回の講座になっています。

講師を務めるのは、沖縄で10年以上女性起業家の伴走支援をしている岩渕裕子(いわぶち ゆうこ)さん。
起業の準備期間に知っておくべき情報や必要なマインドセットを、実践的に学べます。

講座で学んだことや実践の中で出てきた悩みを、同じ受講生とおしゃべりしながら共有し合い、仲間と共にやりたいことをカタチにすることを目指します!

プログラムの3つポイント

POINT1 講座

SNS活用や資金計画の立て方など超実践的なスクールを全6回にわたり開講します。

POINT2 ゆくるばマルシェ

第5回講座では、マルシェイベントを開催!
広報・集客や値段設定など、やりたい!を具体的なカタチにするための1歩を踏み出します。

POINT3 託児

子育て中でチャレンジしたくてもできない><
そんな子育て中のみなさんでも、気軽に参加できるよう託児サービス(有料)を提供します。

講座概要

第1回 06/22(土) 10:00-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:起業する「私」をイメージしよう
■オリエンテーション「ゆくるばスクール」、カリキュラムについての説明、受講生自己紹介
■地域で何か新しいことを考えたときに、何からはじめたらいいのか、自分は誰のどんな役に立てるのか?将来を見る据えた起業準備期間の過ごし方のポイント、コンセプトを明確にする重要性のお話をします。
■グループワーク:コンセプトの整理

第2回 07/13(土) 10:30-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:先輩起業家に話を聞いて、コンセプトをカタチにしよう
■先輩起業家をゲストとしてお招きし自分のやりたいことに対して、どう具体的に進めていくのか?というお話をしこれまでの体験談や現在実践していることなどお話をします。
■グループワーク:コンセプトもとに提供するモノ・コトの考案

第3回 07/27(土) 10:30-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:想いが伝わるSNS活用の極意
■自分の思い、起業プランを描くまでの魅力を伝え、ファンづくりを行うための情報発信手法(SNS活用法・画像編集アプリ等)について実践事例をお話しします。
■グループワーク:コンセプトを実現するサービス考案

第4回 08/10(土) 10:30-13:30 場所 Lagoon KOZA テーマ:一歩踏み出すための資金調達
■自分が提供してみたい商品やサービスについて数値化し、事業資金について考え方を学びます。
■新たな資金調達の1つとしてクラウドファンディングについての仕組みや魅力、メリット等をお話しします。
■グループワーク:起業実践準備

第5回 08/24(土) 10:30-17:00 場所 Lagoon KOZA テーマ:自分のやりたいことを実践しよう!ゆくるばマルシェ
■思いの実現に向けて、お金をかけずに、いったい何ができるのかを考え、考えたことを「私らしく」まずはやってみるという実践の場、自分のやりたいことを確認する場、自分に自信を持つきっかけづくりの場に一緒にトライしましょう。

第6回 09/06(金) 13:30-17:00 場所 Lagoon KOZA テーマ:約3ヶ月の学びをまとめよう!最終成果報告会
■「やりたいこと」「自分にできること」「これからの私」についてのプラン発表会。思い描くだけでなく、起業実践、体験を通して感じたことを踏まえ「この人たちのためにこんな役に立ちたい」を整理し、今後目指す目標を発表。

受講生の声

参加する前は、自分が思い描いている目標を人に話すことに抵抗があった。しかし、言語化することで頭の中がクリアになり、「今事業に足りないものはなんのか」や「次に行動に移すべきことはなんのか」など講師や仲間に話すことで客観的に事業を考えることができた。

先輩起業家や講師、Lagoon KOZAスタッフ、仲間が1人でも多くいる環境があって1人で悩み込まずに気軽に相談することができる環境が心強かった!

マルシェでは集客の難しさを感じたが、「チラシを親族や知人に20枚配布する」など講座中でも講師の方がおっしゃっていた、自分で行動することの大切さを感じた。

過去のスクールの様子はこちらから!

ゆくるばスクールの様子を詳しく知りたい方は、過去のイベントレポートをぜひチェックしてみてください!

ゆんたくしながらみんなでやりたい!
を実現する
先輩起業家の話を聞いて具体的な一歩目を見つける
SNSでやりたいことや想いを届ける
収益やお金について学ぼう
ゆくるばマルシェ
最終成果報告会

まとめ

「やりたいことはあるけれど、一歩踏み出せない」「これまでの経験を活かして働きたい!」そんな方は、まずガイダンスへご参加ください!

みなさんの参加をこころよりお待ちしております✨

 

2024年4月12日イベント

ゆんたくしながら仲間と学べる「ゆくるばスクール」Vol.2 説明会開催!

女性・子育て世代特化型創業スクール「ゆくるばスクール」Vol.2の開催が決定しました!📣✨

今回は、6/22(土)からスタートする「ゆくるばスクール」Vol.2のガイダンスと交流会を実施します。
「ゆくるばスクール」について説明したあと、3名の卒業生をお招きし、当時の様子を振り返るトークセッションを行います。イベント後半では、卒業生や事務局との交流会を予定しています。

ゆくるばスクールってなに?

「ゆくるばスクール」とは、女性・子育て世代に特化した実践型創業スクールです。

講師は、10年以上沖縄県で女性起業家の伴走支援をしている岩渕裕子(いわぶち ゆうこ)さん。
起業の準備期間に知っておくべき情報や必要なマインドセットを、実践的に学べます。
講座で学んだことや実践の中で出てきた悩みを、同じ受講生とおしゃべりしながら共有し合い、仲間と共にやりたいことをカタチにすることを目指します!

ゆくるばスクールVol.2詳細について

06/22(土) ゆくるばスクールVol.2 第1回
07/13(土) ゆくるばスクールVol.2 第2回
07/27(土) ゆくるばスクールVol.2 第3回
08/10(土) ゆくるばスクールVol.2 第4回
08/24(土) ゆくるばスクールVol.2 第5回
09/06(金) ゆくるばスクールVol.2 第6回

開催時間は全て10:30-13:30を予定

 

参加費:無料

定員:12名

託児サービス:先着5名までとさせていただきます

ゆくるばスクールの様子を詳しく知りたい方は、過去のイベントレポートをぜひチェックしてみてください!🙋‍♀️

 

6/1(土) 「ゆくるばスクール」Vol.2ガイダンス開催!

ゆくるばスクール」Vol.2へのガイダンスと交流会を開催いたします!

スクール説明後に実施する卒業生トークセッションでは、当時の様子についてお伺いします。

「ゆくるばスクールの雰囲気は?」
「受講する中で大変だったこと、楽しかったことは?」
「卒業した後の活動は?」

ここでしか聞けない「ゆくるばスクール」での体験談を、卒業生にざっくばらんにお話ししてもらいます!✨
まずはガイダンスに参加して、挑戦への一歩を仲間と共に踏み出しませんか?
みなさんの参加を心よりお待ちしております!

◆登壇者

赤嶺 秋さん(ゆくるばスクール1期生)

帝王切開ママの産前産後ケア「秋ちゃん助産院」(公式Instagramはこちらから

西村 祐希さん(ゆくるばスクール1期生)

妊娠からできる心と身体の土台づくり((公式Instagramはこちらから

登川 めぐみさん(ゆくるばスクール1期生)

元教員による自己理解・チームコーチング(公式Instagramはこちらから

 

◆説明会概要
日時:2024/6/1(土) 10:30-12:30
場所:Lagoon KOZA(沖縄市中央1-7-8)
参加費:無料

 

 

2024年2月1日起業・創業 イベントレポート

あなたの想いをカタチにする|スタートアップラボVol.5 第4回講座イベントレポート

1/30(火)に「スタートアップラボvol.5」(以下、スタラボ)の第4回講座が開催されました。

今回は、数多くの創業相談を経験してきたLagoon KOZA スタッフ平良が「想いをカタチにする」というテーマを担当しました。

第3回講座で考えたIKIGAIをもとに事業アイデアを具体的にするべく、本講座では平良から様々なフレームワークを学び、実践しました。学んだフレームワークの一部を記事の中で紹介しているので、ぜひ皆さんも活用してみてください!

平良亮太さんはどんなひと?

平良亮太氏

琉球大学在学中に教育ベンチャー「株式会社がちゆん」の立ち上げメンバーとしてワークショップの企画開発や人材育成を担当。また、若年層のアントレプレナーシップ 育成事業「琉球frogs」のオーガナイザーを務める。
現在はLagoon KOZA運営責任者となり、創業支援や機運醸成イベントを企画運営。

6つのフレームワークを使った事業づくり

講座冒頭では、スタラボの目的は「事業内容を伝えて人の心を動かすこと」だと改めて平良から話していました。
事業アイデアをどのように具体化するのか?どのような観点から事業内容を考えるのか?そのためには6つのフレームワークが鍵だそうです。

1.MVVビジョン・ミッション・バリュー(MVV):組織の成長に向けた羅針盤としての役割を果たす経営の中核に置く概念のこと

2.ペルソナ設定:
自社の商品・サービスを使用する典型的な顧客像を設定すること

3.6UPsketch:
ユーザーがそのプロダクトやサービスを、どこで知って、どのように使い、
使った結果どうなったというストーリーを6コマで表したもの

4.ロードマップ:
プロジェクトや事業における「目標達成までの道筋」を時系列で示したもの

5.ビジネスモデルキャンバス(BMC):
複雑なビジネスの構造を視覚的にわかりやすくしたもの

6.ビジネスモデル:
事業が利益を生み出すためのしくみのこと

「フレームワークがあってもうまく活用するイメージができない…」そんな方のために、Lagoon KOZAの事業を例にフレームワークの活用法を説明してくれました。Lagoon KOZAが掲げるビジョンやミッション、顧客像などを例にそれぞれどのようにフレームワークを活用したのかを解説してくれました。

「フレームワークがあってもうまく活用するイメージができない…」そんな方のために、Lagoon KOZAの事例にフレームワークの活用法を説明してくれました。アイデアの具体化は事業計画や広報戦略が明確化にすることを、受講生が身をもって学ぶ時間となりました。

顧客について考える「ペルソナ設定」と「6UpSketches」

講座内で登場した6つのフレームワークの一部をご紹介いたします!

ペルソナ設定とは?

「自分のサービスを届けたい人はどんな人なのか?」を設定するためのワークがペルソナ設定です。漠然と「こんな感じの人」とイメージするだけではなく、より良いサービスのためには細かくペルソナ像を設定することが必要となります。
「その人が普段何時に起きるのか?」「休日はどこに行くのか?」「使用しているデバイスは何か?」など
こんなところまで想像しないといけないの?というところまでイメージすることが求められます。ちなみに、「どんな口癖をしているのか?」を設定しているところもあるそうです。

6UpSketchesとは?

ペルソナ設定でイメージした人物が、どのような過程で自分たちのサービスにたどり着くのか?を6コマ漫画のようにイメージするのが「6UP sketches」というワークです。このワークで重要なのが「映像化する」ということで、どのようなシチュエーションで、どの媒体を通じてたどり着くのかなどの具体的なストーリを想像すること大切だそうです。

事業のこれからをイメージしてみよう

講座後半は自分のサービスをどのように展開していくのか、事業のこれからを考える時間でした。


ロードマップを用いたワークでは3年後事業をどのようにしていたいかを想像してもらい、そこから逆算してやるべきことを明確にしていきました。そして、事業を始めるためにどれほどの資金がいるのか?今後どのように売り上げをあげていくのか?を整理するためにビジネスモデルキャンバスを活用しました。このワークは融資を受ける際の書類作成に役立つのでぜひ活用してみてください!

また事業のこれからを考える上で、社会の変化にも対応していくことが必要と話す平良。今のブームが数年後どうなっているのか?社会がどのように変化していくのかを考えることが大切です。そこで平良から、未来年表データベースから、未来予測を検索できるサイト「未来年表」の紹介がありました。結構細かく予想されていて見るだけでも面白いので気になる方は調べてみてください!

フレームワークはあくまでも手段

フレームワークを活用する上で「まずは埋めてみる」ことが大切だと話す平良。埋めてみる過程で、埋まらない部分が必ず出てきます。その部分が自分の足りないところや、思考が不足しているところだとレクチャーしていました。

そして講座の最後には「フレームワークはあくまでも手段で、埋めることを意識しすぎるのではなく『なぜあなたが取り組むのか』を意識することが大事である」とフレームワークを使用するうえでの注意点も話していました。

第4回講座を受けての、受講生の声

最後に、第4回講座を終えた受講生の学びになったこと・印象に残ったことを一部紹介いたします!

「具体的に金額やサービスに落とすところが書けなかったので、そこをより具体的に考えてもっと解像度を上げようと思います。」

「その人が何に困ってて、どうしたいのかをイメージしながら出来ました。」

「ターゲット層をより明確にすること、3年後のビジョンを描くことは実際に動くにあたって大事なことなのだなと感じた。」

といった声が上がっていました。

受講生の中には、ペルソナ設定でイメージした人物に実際に会ってみる!と意気込む受講生も。
講座を経て受講生たちの事業の解像度が向上し、次のステップが明確になっている様子が見受けられました。

次回講座について

「スタートアップラボVol.5」第5回講座のテーマは、DXエバンジェリストの常盤木龍治氏による「プレゼンテーションの極意」です。

Lagoon KOZAの創業スクールについて

Lagoon KOZAではスタラボだけではなく、女性・子育て世代に特化した創業スクールゆくるばスクールや創業期特化型業起業ブートキャンプSTART UP BOOTCAMPなども開催しています。スタラボに関しても第6弾「スタートアップラボVol.6」も開催を予定しています。
今後参加してみたい・興味があるスクールがある方は下記フォームから登録して、いち早く情報を手に入れませんか?

 

2024年1月12日イベント

【Beyondミーティング開催!】一緒にスクール卒業生の背中を押しませんか?

「挑戦している人に出会いたい!」
「自分もいつか起業を考えている!」
「事業アイデアの種を見つけたい!」

そんな想いをもったあなたにピッタリなイベントを紹介!
ぜひあなたも参加しませんか?

【日時】
2024/2/12(月・祝)12:30受付開始/13:00-15:00

【場所】
Lagoon KOZA(沖縄県沖縄市中央1丁目7-8

【申込方法】
お申し込みはこちらから

Beyondミーティングって何?

課題解決に向けて「挑戦するひと」を全力で応援するブレスト作戦会議です✨

Beyondミーティングとは組織や肩書き、世代そしてジャンルを超えて、上下なく誰もが平等に参加し合い、
批判やアドバイスとは少し違う「いいね!」「おもしろい!」が飛び交う場。

思いもよらない出会いやアイデアが「挑戦するひと」のワクワクや行動のきっかけに繋がるかもしれません!✨

これまでの参加者の声

これまでのBeyondミーティングに参加された方からは、このような感想が寄せられました。

🙋「周囲にスタートアップを始めている方が少ないので、とても刺激になりました!」

🙋「登壇者の方々と直接お話できてすごくいい経験ができました!」

🙋「いろいろな考えを持った方が多く勉強になりました」

今回のテーマは?

今回のテーマは「応援

Lagoon KOZAでは毎年多くの創業スクール卒業生を送り出しています。
ワクワクを胸に抱き、数々の講座を卒業した彼らの「いま」は?

様々な出会いがあるイベントだからこそ、
そこで生まれる「アイデア」や「見方・考え方」は挑戦し続ける卒業生の ステップアップにつながる。
そして 一緒に悩み考える時間は、新しいワクワクを生み出し、かれらの背中を押すことに繋がります。

そのような「あなたからの応援」が見えるイベントを目指しています🔥

タイムテーブル

開場
1.オリエンテーション
2.登壇者のピッチ
3.休憩
4.ブレスト Round 1
5.休憩
6.ブレスト Round 2
7.応援タイム
8.集合写真
9.終了
※内容は変更することがあります。

 

2023年10月30日イベントレポート

【ゆくるばスクール第2回レポート】先輩起業家の話を聞いて具体的な一歩目を見つける

2023年10月28日(土)にゆんたくできるコミュニティ「ゆくるば」の起業実践スクール
ゆくるばスクール第2回を沖縄市ITワークプラザにて開催しました!!

ゆくるばスクール第2回目は先輩起業家である、
比嘉利加(ひが りか)さんと吉盛ゆう子(よしもり ゆうこ)さんをお招きして
自分のやりたいことに対して、どう具体的に進めていくのか?というお話をしていただきました。✨

今日から新しい受講生がひとり加わり、雰囲気がまた一段と素敵なった印象を受けました。
前回よりも楽しくゆんたくしながら学んでいた、第2回目の様子をお届けします🙋

 

先輩起業家・比嘉利加さんのお話|最低限のできることを大切に

まず最初に、南城市にある珈琲バル イプルを営む比嘉利加(ひが りか)さんのお話。

比嘉さんはフリーで活動している自分にモヤモヤを感じ、沖縄ガールズスクエアの岩渕さんに相談、そしてセミナーに参加。
前に進むことができない原因が、自信がないこと、資金不足による始め方が見えないことだと気づいたとお話しされていました。

完璧主義ではなく「最低限」を心がける。
様々な不安があるけれども、まずはできることを精一杯にやる。走りながら、学んでいく。
比嘉さんのお話のなかには、このような熱いメッセージが込められていました❤️‍🔥

実際に比嘉さんは、お店より先にインスタを開設。そこでトライするプロセスを発信していました。
今自分のできることを通じて、ファンを獲得する。自信ができるまで、何度もトライしてみる。
比嘉さんの実体験や挑戦している姿を通じて、このようなことを学びました。📝🌿

比嘉利加さんが営む 珈琲バルepl -イプル-
南城市サボテン畑のとなりのドライブスルーができるお店

公式Instagram:https://www.instagram.com/epl___coffee_bar/

所在地:沖縄県南城市玉城船越1031

 

先輩起業家・吉盛ゆう子さんのお話|「私」を発信して繋がることの大切さ

だしをもっと身近に感じてもらうため、「だしママ」として活動する吉盛ゆう子(よしもり ゆうこ)さん。

30代になり「人生そのまま過ごしている」という漠然した不安を抱き、自分のやりたいこと探しへ。
偶然「だしソムリエ」の存在を知るも前に進めなかったところ、知人に背中を押してもらい挑戦を決意。
やりたいことを誰かに伝えることの重要さを、体験談を通じて教えてくれました!

吉盛さんは、自分がどんなことをしたら「私」が嬉しいのか?という問いが大切だとお話していました。
何をやりたいのか、やりたくないのか。それを紙に書くことで整理され、そして新しい私に気付ける。
そして発信することで、誰かと繋がり、その繋がりが自分自身のためになる。
「私」をベースに考え、そしてそれを発信することの大切さを学びました。💬✨

吉盛ゆう子さんのだしママとしての活動は
以下リンクよりご確認できます!

公式Instagram:https://www.instagram.com/dashi_mama_life_okinawa/

 

後半 グループワーク|私のやりたいことと、誰かのやりたいことの共通点

後半では、グループワークを通じて、第1回で考えたコンセプトをもとに提供するモノ・コトを考えました!
第1回で学んだ「起業は手段ではなく目的」。そこを踏まえて、私が挑戦したいことは?
悩みながらも、ゆんたくするなかで、自分なりのキーワードが見つかっている印象でした。

あるグループには、日常で目にする商品をマーケティング視点で捉えられるようになった方が 🤫✨
ひとつひとつの商品にどのようなひとの思いがあるのか?と考えると、凄くワクワクしたとか。
みなさんの 起業創業する当事者へのステップアップを感じた、グループワークでした。💓

 

第2回を終えて、受講生のみなさんの声

前回同様講座の最後に、今日学んだことや感じたことをシェアしました。
そのときの受講生の声を 一部紹介いたします!

🙋‍♀️「先輩起業家の悩みは、今私が抱えているものと同じだった。その過程を経て辿り着けるんだと希望を持てた」

🙋‍♀️「最初のスタートは一緒だったんだなと、ほっとした。色んなところにアンテナを貼って、頑張りたいと思う」

🙋‍♀️「頑張るなかで否定的な言葉もあるけど、私はみんなの味方だし、みんなも私の味方。この環境の中で、切磋琢磨できていることが楽しい」

当事者である比嘉さんと吉盛さんの体験談は、受講生の漠然とした目標をより具体的にしてくれたように感じます。
しかし、どう具体的にしていくのか、受講生自身未だとても悩んでいる部分。

少しずつ「仲間」としての思いが芽生えているこのような雰囲気のなかだと、逆境もみんなで楽しんで乗り越えるのではないか?
そんなことを強く感じた、ゆくるばスクール第2回でした。✨

 

Lagoon Kozaではこんなことも…

Lagoon Kozaでは、スタッフと1対1での起業創業相談を実施しています。

起業するまでにどういう手続きが必要なのか?という相談はもちろんですが、
「やりたいことのコンセプトを、一緒に深掘りしてほしい!」
「やりたいことに対して今何ができるのか、一緒に考えてほしい!」
というような、どう行動していいのか分からない方のサポートも行っています。🙋‍♀️

相談は無料で実施していますので、ぜひ気軽にLagoon Kozaをご利用ください!!✨

ぜひ相談したい!!という方はこちらから

スタッフとの1対1のご相談は
Lagoon Kozaでもオンラインでも可能となっております。
あなたのご都合に合わせて日程や相談方法をお選びできます!

 

 

2023年10月19日イベントレポート

【ゆくるばスクール第1回レポート】ゆんたくしながらみんなでやりたい!を実現する

2023年10月14日(土)にゆんたくできるコミュニティ「ゆくるば」の起業実践スクール
ゆくるばスクール 第1回を沖縄市ITワークプラザにて開催しました!!

ゆくるばスクールの講師は、沖縄ガールズスクエア代表 岩渕裕子(いわぶち ゆうこ)さん。
「誰のどんな役に立ちたいのか?」「やりたいことをカタチにするために必要なこと」など起業創業時に知っておくべき知識や情報を、体系的そして実践的に学べる全6回の講座となっています。

沖縄市を含む6つの市町村から、そして20代から50代までの幅広い年代の方々が受講生として参加しています✨
学びあり、笑いあり、そして涙あり。そんな第1回目の様子をお届けします🙋‍♀️

受講生が挑戦を決めた思い、とは?

講座のチェックインは、自己紹介。
名前と出身地、なぜ参加を決意したのか?の思いについてひとりずつお話してもらいました!

「今の自分でいいのかな?とふと思い、子育てではない 自分のやりたいことを見つけたい!」
「やりたいことに対して、今の自分ができる具体的な第一歩を見つけたい!」
「自分のやりたいことを実現するための、一歩がどうしても踏み出せない。そこを打開したい!」

ひとりひとりがお話しされているとき、多くの方がうんうんと頷いている印象を受けました。
挑戦したい!自分らしく生きたい!という同じ志を持っている受講生同士が、どのように挑戦をカタチにしていくのか楽しみです!

 

前半 岩渕さんのお話|「私だからできる」が強みであり鍵

前半は岩渕さんによる、コンセプトづくりについてお話ししていただきました!

誰の、どんな役に立ちたいのか?
あなたでなければダメな理由は?
本当に、あなたがやりたいことって何?

起業は目的ではなく手段。そこを間違えないために、この3つの問いが大切だと学びました📝🌿

受け身ではなく能動的な行動を心がける。少しずつ自分のできることから、挑戦していく。
岩渕さんの講義では、そのような熱いメッセージが込められていました。🔥

 

後半 グループワーク|ゆんたくのなかで見つかる、私の強み

後半では、グループワークを通じて、自分自身のサービスを提供する価値の根拠を考えました!
好きなこと、熱量を持てることは?顧客の関心あるニーズは?そして オリジナリティは?
それぞれの想いや考え、やりたいことを、グループに分かれて シェアしていただきました。

あるグループでは、対話の中で「それ、私の強みかも!」という新しい発見が生まれる一面も✨
また隣では、「それはあなただけの強みだよ!自信持って!」と背中を押している場面も見られました。

 

第1回を終えて、受講生のみなさんの声

講座最後に、今日の学びを経て感じたことをシェアしました。
そのときの受講生の声を一部ご紹介いたします!!

👩「楽しかった!知る、感想をシェアすることがこんなにも楽しいなんて」

👩「今までなんとなく発信していたのが自分本位だと気づいた。相手のことを考えて、もう一度まとめます!」

👩「完璧主義より完了主義を意識しようと感じました!」

楽しみながら、学ぶ。楽しみながら、みんなで挑戦していく。
そういう雰囲気や可能性をたくさん感じた、ゆくるばスクール第1回でした✨

 

Lagoon Koza ではこんなことも…

Lagoon Kozaでは、スタッフによる1対1での起業創業相談を実施しています。

起業するまでにどういうプロセスが必要なのかという相談はもちろんですが、
「抽象的なアイデアを、もっとより具体的にしたい!」
「やりたいことを実現するための、第一歩を一緒に考えて欲しい!」

というような、アイデア段階でお悩みの方のサポートも行っています🙋‍♀️

無料で実施していますので、ぜひ気軽にLagoon Kozaをご利用ください!!✨

相談したい!という方はこちらから

スタッフによる1対1のご相談はLagoon Kozaでもオンラインでも可能となっていますので、あなたのご都合に合わせて日程や相談方法をお選びすることができます!

 

2023年6月5日イベントレポート

【開催レポート】 アースデイアクションKOZAに16社315名が集結。「地球と沖縄の未来のためのイノベーション共創」をテーマに

コザスタートアップ商店街実行委員会(※1)は2023年4月21日(金)22日(土)の2日間にわたり「アースデイアクションKOZA」を開催いたしました。

コザスタートアップ商店街は、一番街(沖縄県沖縄市)を中心とする商店街エリアに過去5年で50件以上の新規出店やオフィス入居を喚起。挑戦者を迎え入れるオープンイノベーション拠点として注目が集まっています。

「アースデイアクションKOZA」は「アースデイアクション沖縄2023」の一環として、沖縄本島の他エリア(やんばる・那覇・南城)と並行して実施しました。挑戦者が集うコザスタートアップ商店街の特色を生かし、「地球と沖縄の未来のためのイノベーション共創」をエリアテーマに掲げたイベントの模様をお届けします。

すこやかウェルネスアイデアソン 4月21日(金)16時−18時

アイデアソンとは、マラソンのようにアイデアを量産する企画。沖縄市の地元企業で本イベントのメインスポンサーである株式会社すこやかホールディングスがホストとなり、「沖縄の健康課題をウェルネスにシフトするには?」をテーマにアイデアを出しあいました。

はじめにすこやかホールディングスグループの株式会社すこやかホールディングス副社長の宮里早香さんより沖縄の健康課題について情報が共有されました。「肥満や生活習慣病が蔓延しており、健康診断の再検査通知率はダントツで全国ワースト1。戦後の食文化の変化や車社会による運動不足が原因と見なされています。」宮里さんは、これを解決するために「ウェルネス」という概念を提示。「ウェルネス=よりよく生きようとする態度」の8つの分類「身体・知性・環境・感情・金銭・職業・社会・精神」をものさしに、個の健康状態における課題の発見と理想への道筋となるアイデアをリクエストしました。その後、主婦やキャリア教育企業の社員、県外からの参加者など15名が4チームに分かれて協議。

「ファストフード店に健康食品を置いてもらう」「個人の体質に適応した運動方法や24時間利用できるジムを提供する」「地方銀行と提携してクレジットカードを発行し食べたもののカロリーを明細で可視化する」「経営者が健康診断に行くと融資の金利が安くなるようにする」など、斬新なアイデアが創出されました。

トークセッション@Startup Lab Lagoon 4月22日(土)16時−18時

Lagoon KOZAでは、ビジネスやパブリックセクター、コミュニティの最前線でアクションする実践者の皆様によるクロストークセッションを実施しました。

「泡盛から宇宙まで食から起こすサステナフード革命」

株式会社ルナロボティクス代表取締役社長 岡田拓治氏 × 株式会社AlgaleX 高田大地氏

このまま天然資源が枯渇していけば、そう遠くない未来に今当たり前に食べているものが食べられなくなる— この課題に、「海の魚がもたらす栄養を藻で代替する培養技術」と

「月面での生活を想定した調味料プリンタ」という全く別の切り口からアプローチする2社の創業 / 経営者が食の持続可能性をテーマに語り合いました。
株式会社AlgaleX の高田さんは
「天然の小魚が大量に魚粉に加工され養殖業に利用されている。このままでは海の魚がいなくなってしまう」と持続可能で美味しい代替海洋資源の生産方法を模索。
未利用の泡盛かすを特定の微生物で発酵させることで、魚に含まれるDHAをはじめとする栄養素や旨味成分を豊富に含む藻「Umamo」の抽出に成功しました。
一方の株式会社ルナロボティクス岡田さんは、2040年に月面に1000人が住む未来を想定したプロジェクトを紹介。
無重力下で料理の選択肢を広げるため、6種類の調味料を自動的に調合する調味料プリンタの開発について明かしました。

「”さとうきび”から”かりゆし”へ 異業種コラボが産む地域循環共創」

ゆがふ製糖株式会社管理部長兼工務部長 伊波達夫氏 × 株式会社BAGASSE UPCYCLE 代表取締役小渡晋治氏

沖縄本島唯一の製糖工場を営むゆがふ製糖株式会社は、国頭村から糸満市まで約4500名の農家が栽培・収穫したさとうきびを、
グラニュー糖などの原料となる「原料糖」に一次加工して県外に出荷しています。さとうきびを圧搾した際に残る「バガス」のうち、8-9割は工場内で燃料としてリサイクルされており、年間消費電力の約9割をまかなっているそう。
それでも使いきれない未利用のバガスからかりゆしウェアを製造しているのがBAGASSE UPCYCLEです。
小渡さんは
「限りある資源を生産→消費→廃棄の一方通行で終わらせない循環経済を実現するには、従来のリサイクル以上に
廃棄物の価値を高める”アップサイクル”が重要」
とプロジェクトの基本的な概念を説明。また、製造するかりゆしウェアは
観光客がより一層沖縄を楽しめるよう紅型などのデザインで仕立てているほか、両社は製糖工場をVR見学できる新しい産業ツーリズムの開発でも協働しており、
バガスや生産現場の高付加価値化による未来のさとうきび産業の姿を共に描いています。伊波さんは「さとうきび産業は、農家の収入にして180億円、関連産業も含めると1000億円規模に上る。
高齢化などで農家は減っているが、効率化や高収益化によって2500ヘクタールの作付け面積を3000ヘクタールまで増やしたい」と展望を語りました。

「世界の食糧、ゴミ問題を救え!沖縄発グリーンイノベーション」

株式会社トマス技術研究所代表取締役福富健仁氏 × EF Polymer株式会社 COO 下地邦拓氏

 沖縄で確立させた高い技術で「ゴミ」と「飢餓・貧困」という世界的課題に取り組む2社が登壇。
社員35人中20人が技術者というトマス技研は、全自動制御で駆動する無煙小型焼却炉「チリメーサー」の基礎研究・製品開発・設計・製造・販売を全て自社で手がけています。

福富さんは「大手が目をつけない離島僻地の課題に正面から向き合ってきたからこそ持っている技術とノウハウが強み。
強みを自覚しているから、世界で役に立てている」と述懐。ごみ処理体制の構築が経済成長に追いついておらず、廃棄物対策に苦慮するインドネシアの人々を救っています。注射針ゴミが原因で感染死した親族を持つ人物と使命感を共有できたことがチリメーサーを
OEM生産する現地法人の設立につながったと振り返りました。

一方のEFpolymerは、インド発の基礎技術をOISTで確立させ、農産物の不可食部分から完全有機生分解性ポリマーを製造。
自重の100倍の水を6ヶ月間吸放出し1年で土に還るポリマーを旱魃に悩む生産者に提供し、必要な水を40%削減するなどして
農業の持続可能化に寄与しています。。EFpolymerが臨むのは全世界で9億人の農家が生み出す18兆ドル市場。
すでに5カ国7000農家にアプローチしています。

「まちなか留学基金で全ての子どもたちに留学体験を!沖縄発スタートアップの挑戦」

伊江村立西小学校校長 赤嶺美奈子氏 × 株式会社すこやかホールディングス取締役副社長 宮里早香氏 × NPO法人エンカレッジ 村濱興仁氏 × Helloworld株式会社代表取締役Co-CEO 冨田啓輔氏

「まちなか留学」は、在沖縄の外国人宅に滞在して国際交流を体験するプログラム。
Helloworld株式会社が運営するこの有償体験プログラムを、あらゆる子どもたちを対象に無償で提供しているのが「まちなか留学基金」です。

トークセッションでは、家庭の経済状況によって生まれる体験格差の解消が、子どもたちや社会にもたらす価値について活発な議論が交わされました。運営する無料塾の子どもたちをまちなが留学に送り出しているエンカレッジ村濱氏は、「日本財団の調査によれば、『①生活習慣 ②学習習慣 ③思いを伝える力』が揃っている子は貧困世帯でも学力が下がりません。ところが、特に③は多様な出会いや関わりによって育まれるため、家庭の経済状況による体験格差が影響しやすい」と、(異文化)体験における機会の平等の重要性を示唆。これを受けて赤嶺校長からは「まちなか留学に参加した子どもたちから『国際交流なんて自分には無理だと思っていた』という言葉が多く出る」と、
子どもたちが言葉や文化の壁を越える成功体験を得ていることが共有されました。

沖縄市で薬局や保育園を営むすこやかホールディングス宮里副社長は「コミュニケーションの力を伸ばしたり、何かに挑戦することは教育の大事な部分。地域の子どもたちが能力を開花させながら成長すれば、いずれわれわれ企業にも返ってくる」と地域社会の礎である教育に
貢献する意図を明らかにしました。

「美ら海を次の世代に伝えるためにできること」

株式会社マナティ代表 金城由希乃氏 × NPO Churamura Carl Bastian氏

金城さんはビーチクリーン、Carlさんはウミガメの保護活動を通して、沖縄の美しい海を未来につなぐ活動を推進しているお二人。
現場から見えている”人びとの良心”や”自然への理解不足”など、海やウミガメを取り巻く希望と課題が語られました。

「プロジェクトマナティは、500円払うと準備も片付けもなしでゴミ拾いができる仕組みです。
拾ったゴミは、離島も含めた沖縄県内110ヶ所のパートナーさんが各市町村のルールに則って処理してくれるんです。
旅人にとっては『お金を払ってゴミ拾いしてくれる人が来た』と、”いい人スタート”で地元の人とつながれるきっかけに。
地元のパートナーさんにとっては、地元のビーチが綺麗になったり、地域のことを知ってもらうきっかけになる。
儲かることではないのに手を挙げてくれた多くのパートナーさんと、旅先でゴミを拾って海の綺麗さに貢献したいという人たちが、温かい良心で繋がりあっています(金城さん)」
「これまでに89回のウミガメ上陸調査や28ヶ所の産卵層の見守りを実施してきました。
子どもたちにウミガメの生態を教える教育活動も行なっていますが、産卵場の上でBBQをする人もいるし、放した犬が産卵場を掘ってしまうことも。それなのに、産卵場を網で囲って看板を立てたら役場から『違法建造物』と指摘されて撤去せざるをえませんでした。まだまだ共存のための理解が進んでいないと感じています(カールさん)」

「投資で社会と自然環境を変える?」インパクト投資の可能性について

ケイスリー株式会社 幸地正樹氏 × 株式会社うむさんラボ Chief Investment Officer 大西克典氏

社会課題の解決を目指す起業家や事業者のサポートに取り組むお二人が、「インパクト投資」をテーマに対談しました。
経済的リターンよりも社会的インパクトに重きを置く投資を増やし、お金の流れを変える「インパクト投資」とは?

幸地さんは「”お金儲け”と”社会にいいことをする”の両方を目指すのがインパクト投資」と基本的な概念を説明。
「インパクト投資で重要な要素は4つとされています。『ポジティブな社会的インパクトを生み出す意図があること』『寄付とは異なり経済的リターンも目指していること』『投資対象となる資産が多様であること』『社会的インパクトを測定・可視化すること』。
現在、海外で100兆円以上、日本で5兆円の投資残高があります」と続けました。

これに応じて大西さんは「うむさんラボは、社会起業家の発掘・育成・支援のほか、自ら社会的事業を起業しています。
その一つが『ゆいといろ』。シングルマザーや発達障害を持つかた、メンタル不調者や引きこもりの方々が中小企業の
バックオフィス業務を請け負うためのプラットフォームです。働き手のひとりは収入ゼロの状態から時給820円で働き始めて、
去年はなんと年収520万円を稼ぎました」と、社会的インパクトを意図し測定可能な成果が出せた好例を示しました。

「ただし、社会にいいことでも銀行や一般的なファンドからは投資資金が出にくい。そこで、新しい資金の流れが必要と考え、
5月に沖縄の社会課題に特化したインパクトファンドを立ち上げます」と新たなアクションにも言及。両者の間で、「沖縄には模合や資金造成といった共助の文化がある」「社会課題の縮図のような沖縄で新しく温かいお金の循環を生み出せれば、モデルケースとしてアジアや途上国、世界中へ広げられる」「預金者が銀行に対して『社会にいいことにお金を回して』と意思表示することも有効」など、ディスカッションが展開しました。

「県内唯一の銭湯を残そう!」沖縄の事業継承の課題解決のためにサーチファンドができること

中乃湯 仲村一郎氏 × 琉球ミライ株式会社代表取締役 野中光氏 × 外資系投資銀行 荒井孝介氏

県内に唯一残るコザの銭湯「中乃湯」は創業60年を超え、95歳の名物女将が一人で切り盛りしています。
息子である仲村さんは琉球大学の教授を務めており「定年したら継ぎたいけれども、建物も老朽化しているし、母の体力が衰えて営業時間も短くなっています。それまで続けられるのか…」と頭を悩ませているそう。
存続を願う仲村さんをサポートしているのが、県内自治体の教育事業・産業振興プロジェクトを多数手がける野中さんと、外資系投資銀行に勤めながら沖縄に足繁く通い起業家支援などを行う荒井さんです。

荒井さんは「規模の問題で通常のM&Aの手法では次の経営者につなげない。また、仲村さんのようなひとり経営者は超人的で代わりとなれる人は簡単には見つからないことや、長年培ったファンの存在を含むブランド力をオーナーが自覚しておらず、言語化・可視化されていないことも課題です」と小規模事業者の事業継承課題を総括。

野中さんは「ある調査では事業者の84%が『後継者がいない』と回答しており、黒字で儲かっているビジネスが沖縄からなくなっていっている。なんとか解を見出したい」と3者で協議を重ねてきた背景を明かしました。さまざまな手法を検討した上で、熱烈なファンや新たに興味を持った人々が、「中乃湯に関われること」を報酬に時間や労働力を提供するプラットフォームの構築を実験的に始めるとのこと。「中乃湯ではすでに、お客さんが勝手に鏡やホースをつけたり、掃除をする人もいて、尋常ではないオーナーシップを発揮している。ファンのチカラを集約できれば」と会場の聴衆にfacebookグループへの参加を呼びかけました。

シブヤとコザの共通点?これからのソーシャルシティーデザイン

渋谷区観光協会代表理事 金山淳吾氏 × 沖縄市観光スポーツ振興課主幹 宮里大八氏

「世界的に都市開発が成熟しており、ソーシャルデザインがテーマになっている」という金山さんのキーセンテンスから始まった対談。2023年8月にFIBA Basketball World Cupが開催される沖縄市の宮里さんが示した「スポーツを通じたインバウンドをどう地元のソーシャルデザインにリレーションさせていくか」とのテーマに対し、金山さんが東京五輪で仕掛けた先行事例から見通せる”ヒント”が語られました。「日本に集まる外国人にどんな『東京』をコミュニケーションするか。スポーツに留まらない目線でアイデアを膨らませ、
『The Tokyo Toilet』プロジェクトを発案・実現しました。16人のクリエイターが17ヶ所の公衆トイレや清掃員の制服をデザインして街をPRした結果、『暗い・汚い・危険』なイメージのあった公衆トイレが生まれ変わり、五輪後も地元の人や東京への観光客に使われるようになるという社会的で持続的なインパクトを生み出せました(金山さん)」

これを受けて宮里さん「スポーツは『見る』『する』『支える』の3つの関わり方がある」と補足。

金山さんは「『見る』『する』『支える』にどんな別の文脈をくっつけると連携できる協賛企業が増えるか、イベント後も続くソーシャルアクションを支えるコミュニティが生まれるか、といった視点が重要」と結論づけました。このほか、100社の企業が渋谷のソーシャルデザインに参画するプラットフォームとして設立された「一般社団法人渋谷未来デザイン」や、生まれたアクションやつながりを外に向けて発信する”文化祭”としての都市フェス「SOCIAL INNOVATION WEEK」に言及。宮里さんは「渋谷とつなぎ、沖縄市やコザでも仕掛けたい」と締めくくりました。

リーダーズセッション 官民一体で育む新しい経済と文化

沖縄商工会議所会頭 / 株式会社すこやかホールディングス代表取締役社長 宮里敏行氏 × 沖縄商工会議所副会頭 / 株式会社仲本工業代表取締役社長 仲本豊氏 × 沖縄市経済文化部長 花城博文氏

モデレーター 沖縄市議会議員 嵩元なおも氏

沖縄市では2021年、1万人収容の沖縄アリーナが開業しました。従来からある「競技者ファースト」の公設体育館・スタジアムとはコンセプトが異なり、「観客ファースト」で設計されたスポーツエンタテインメント施設です。

宮里さんは「完成は奇跡。桑江市長が『1万人アリーナ構想』を打ち立てた時はホラ吹きのように言われていた」と振り返りました。これを受けて「カメラマンと2人で仙台アリーナを視察に行き、撮ってきた写真を持って僕らの夢を超党派の市議会議員や市長・副市長に共有したところからスタートした」と仲本さん。2023年8月にはバスケットボールの世界大会「FIBA Basketball World Cup」が、10月にはDREAMS COME TRUE のコンサートが現実のものとなりますが、当時からボクシングの世界タイトルマッチやアイススケートのグランプリファイナルも、と夢を描いていたとのこと。花城さんは「アリーナの効果は1970年台から米国で研究されていて、『周辺の再開発の誘因』と『シビックプライド』の2つが期待されました。すでに2つの中規模ホテルが完成し、8月には仲本工業さんが建設しすこやかホールディングスさんが経営する4つ星ホテル『レフ沖縄アリーナbyベッセルホテルズ』がオープンします。

ホテル不足解消により、インバウンド客の滞在時間や域内消費の向上が見込める」と経済効果を説明。
宮里さんは「ただのホテルではなく、街づくりの拠点として位置づけている。中心市街地の通り会などと連携して
沖縄市のシンボルとなるような活動をしていきます」とホテルを起点とするシビックプライドの醸成への志を明らかにしました。

ミライLUNCHミートアップ supported by Panasonic @X-Border

パナソニックホールディングスEX革新室から、ウェルビーイング、生物多様性、サーキュラーエコノミーの各分野における世界の最新トレンドがシェアされました。ランチ会場には、アイデア交換や名刺交換をする方々が定員20名をはるかに超えて集まりました。

※1 コザスタートアップ商店街

コザスタートアップ商店街運営事務局が主体となり、沖縄市沖縄の文化圏「コザ」の一番街を中心とする商店街エリアに挑戦者を呼び込み商店街の活性化を図るエリアブランディングプロジェクト。事務局はコンソーシアムで運営されており、構成主体は、株式会社 Link and Visible(代表取締役CEO 豊里健一郎)株式会社琉球ミライ(代表取締役 野中光)の2社

 

2023年4月17日イベント

【女性の起業家ゆんたく会】Vol.3

起業家とのトークイベント4/29(土)

毎月、起業家を招いてゆんたくするトークイベント第3弾

今回はソーシャルビジネス×環境です。

地球環境問題が深刻化するなか、未来を担うスタートアップたちが環境問題に向き合い、新しいビジネスを生み出しています。そんな環境系スタートアップが集まるイベントを開催します!

このイベントでは、環境分野で活躍する起業家による環境ビジネスに関するトークセッションや参加者からの質疑応答などを行います。

未来をつくるためには、環境問題に真摯に向き合い、新しい価値を生み出すことが不可欠です。このイベントで、環境系スタートアップと共に未来を創造する一歩を踏み出してみませんか?

 

ゲスト紹介

OrgaNect合同会社代表、島袋優さん

琉球大学に通う学生起業家。起業家プログラムに参加したことをきっかけに共同代表に出会う。ビジネスで農業の課題を解決することを目指し、2021年にOrgaNectを法人化する。現在は体験農業や「世界のベランダを森に」というコンセプトを掲げた「家庭菜園キット」の販売などを行う。

株式会社Goodna代表、島袋みことさん

高校時代から社会活動家として、講演や研修、イベント主催などの活動を開始。
2021年には日本一周をしながら各地でイベント開催を行った。現在は、未活用資源の可能性を広げる事業を展開するGoodnaの代表しながら、教育カリキュラム作成、イベント企画、デザイナーなど、クリエイター、ディレクター、としての顔も持つ。

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【日程】
日時:2023年4月29日㈯
場所:LagoonKoza
時間:18時~19時半(90分)

【参加費】
無料

【申し込みURL】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScRk0PWyribl6L1twsfOphQeDQjsaPqICQ1Js5VcHVmQv1zfw/viewform?usp=sf_link

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